澤のパスにスピンがかかり、且つ丸山選手に有利な様に小さくイレギュラーしたのも
「サッカーの神様」のお陰と彼女らの不断の努力の賜物でしょう。
サッカー大国ドイツ。
それはピッチ上の選手だけではなかった。
満員のスタジアムに詰めかけた観客もまた、サッカー大国を象徴し、
非常にリスペクトできる態度だったのでは、と(テレビ画面を見て)思う。
彼女ら、彼らは Good loser だった。
勝者を讃えるスタンディングオベーションと両者に対する温かい拍手。
惜しみない賛辞。(これは想像、だってドイツ語判らないもんw)
自国開催で、優勝を義務付けられた代表が決勝トーナメント1回戦で敗れた訳ですよ、
それでも、上記のような対応が出来るのは「民度」や「プロスポーツ文化」が発達している
から、と言えるのではないだろうか。
これが、もうひとつの大国、中国だったらどうだったのだろうか、と考えざるを得ない。
佐々木監督のインタビューにもでたように、過去の様々な事件や事象について想像すると
文化や民族性の違いだけではない、彼ら・彼女らの幼なさが垣間見えてしまう。
急激に開けてきた国だし(民主化、という言葉を使おうとしたがやめた)、大衆の皆が
とは到底言えるものではないのは百も承知だが、ドイツ国民の対応が非常に洗練されて
いたが故にそう感じてしまうのだ。
(忌わしい歴史ではあるが)過去のドイツとの同盟。
日本のJクラブや総合型スポーツクラブがお手本にしてきたスポーツシューレ。
サッカー界おける重鎮たちが留学し、ノウハウ、ノウフ―を蓄えてきた関係性。
数多の選手のブンデスリーガへの移籍。
旨いビールとソーセージ。(これは余計w)
大和撫子がきらびやかに輝いた一戦、頭の中では赤井英和主演の「ドツイたるねん」という映画の
タイトルがリフレインされつつ感じた雑感でした。
では。