このシリーズ、20ヶ国語を話せて

70歳を過ぎた今もなお

新たな外国語に挑戦している

スティーヴ・カウフマンさんを紹介したところで

つづく … と言っておきながら

ちょっと間があいてしまいました。 

まことにスマンの涙。

 

 

4月12日のgee-geの

トーク・イベントで発表する

「Get Hold f Yourself」のカラオケを作るのに

結構時間がかかっちゃった。

 

いやはや、打ち込みで

ビートルズ初期のような雰囲気のサウンドを作るのは

なかなかむずい。

生バンドでやればあっというまなんだけどね。

 

で、このシリーズ

まだ終わったわけではないので

とりあえず

今僕が読み始めた洋書を紹介するところから

また始めるね。

 

 

今年に入って読み始めた

Thomas Taylor のGargantisには

思いのほか苦戦して予想より時間がかかってしまい

ようやくこの4月から読み始めたのが

Jasmine Wargaという女性作家の

A  Rover’s Story。

 

 

 

 

新宿南口の洋書専門店

Books Kinokuniya Tokyoで

表紙がかわいかったので

なんとなく買ってしまったこの本は

ロボットが主人公の

ミドル・グレイド(小学高学年から中学生向け)の

ライトSF。

 

 

 

 

Neil GaimanのCoraline 

(これはアニメの「コララインとボタンの魔女」の原作ね)を読もうか

洋書売上げでけっこうベストセラーになっている

Matt Haig のThe Midnight Libraryにするかで迷ったんだけど

どれも最初の何ページかを読んでみて

このA Rover’s Storyが一番入りやすかったので

これを読みはじめることにしました。

 

 

これは火星探検のためのランドローバー・ロボのお話で

まずその誕生から始まってだんだんといろんなことを覚えていくところや

彼の目から映るまわりの人間の描写が

シンプルだけど映像が克明に頭に浮かぶ書き方なので読みやすく

僕のような英語力でもけっこう楽しい。

 

 

 

 

この本といっしょにツーショットで載せたのは

クリフ・リチャードの自伝の「The Dreamer」。

 

この本を買ったのは、ビートルズほどではないけれど

ティーンネイジャーの頃に好きで聴いていたクリフのことを知りたいというよりは

ビートルズ以前のイギリスの音楽シーンを知りたかったから。

だけど、彼がインド生まれだったり、プレスリーに会いに行った話や

ビートルズとの出会い、ストーンズの「Blue Turns To Grey」を選曲した話や

日本公演のエピソードなど、思いのほかおもしろかったので

そのままつづけて読んでいます。

 

 

もうだいぶ前から読んでるんだけど

全部で380ページくらいあってまだ200ページあたり。

 

 

僕が興味のあるところはもうとっくに過ぎちゃったんだけど

まあ、途中でやめるのももったいないので

他の本との併読状態がだらだらと続いているのです。

 

 

 

 

これを読み終わったら、Peter Framptonの自伝

Do You Feel Like I Do? か 

Steve Mariott の伝記、All Or Nothing を読みたいんだけど

さてさていつになることやら。

 

僕が年がいもなく

洋書にはまったきっかけは

TouTubeだった。

 

 

僕がYouTubeをよく見るようになったのは

やっぱりずっと好きだった

ミュージシャンたちの珍しい映像や

昔は見ることが叶わなかったライヴ映像などが

これでもかとあったことからだったけれど

そのうち

YouTubeの中に

無料で英語を教えてくれているチャンネルが

いくつもあることに気がついた。

 

 

僕が英語を好きになったのは

やっぱりビートルズがきっかけ

彼らを知ったのが

中学生の時だったから

ちょうど英語を学校で習い始めた頃

おまけに

由良先生という

僕の中学の英語の先生が

アメリカ帰りだった若い先生だったために

発音がとてもきれいでばっちりで

授業も「読み」に力をいれてくださってたことが

英語の響きに自然に惹かれていって

このこととビートルズの歌が

僕の英語好きに拍車をかけてくれた。

 

 

ビートルズを知ってからは

もうラジオから次々と洋楽を

あさるように聞くようになり

勉強そっちのけで

大学ノートに

英語の歌詞とコードネームを

書き込む日々。

 

 

そんな英語との出会いがあったけれど

その後も英語の学校に

習いに行ったりすることもなく

ロンドンやニューヨークで

ネイティヴと仕事をするときも

我流なつたない英語で

なんとなく過ごしてきたが

英語はずっとそのまま好きな言葉だったね。

 

 

そんな僕がなにげなしに

英語チャンネルを見てるうちに

とってもわかりやすくて

楽しいチャンネルを見つけて

時間を見つけては頻繁に見るようになってた。

 

 

僕が好きになったのは

 

・あいうえおフォニックス

・Rupasensei

・ニック式英会話

・Hapa英会話

・Rachel’s English など

 

その中で「Rupasensei」は

とってもキャラのいい

オーストラリアの男性が

ハリウッドの映画のワンシーンを使って

イディオムや発音を

楽しくわかりやすく教えてくれるチャンネル

 

 

そのチャンネルに

ゲストで出演した

Steve Kaufmannさんこそ

かって僕が

80年代に挫折した

洋書の読書をふたたび始める

大きなきっかけとなった

すごい存在。

 

 

驚くなかれ

Kaufmannさんは

なんと20ヶ国語を話せて

しかも70歳をはるかに超えている今も

新しい言語を習得するために

勉強しているというではないか!!

 

 

ワオ!!

はい、これがその映像です

 

 

 

 

すげえ!!

なんて人だ

 

 

僕はたちまちこの人のことが気になって

彼のチャンネルを見に行くことにしたのだった。

 

まだまだつづく〜〜。

この話題

Facebookに載っけてたのに

うっかりブログに載せるのを忘れていました。

スマンの涙 ... 。

 

それでは

いくよ!

どか〜〜ん

 

 

 

はい、ここに並べたのは

なんとこの2年くらいで

オイラが最後まで

読みきった洋書たちなのだ!!

 

 

コロナの終わり頃から突然

英語の原書を読むのがおもしろくなって

時間があれば

ほぼ毎日のように

ページをめくる日が

続いているから

おかげでこのうち

2冊は一昨年

6冊は去年一年で読み切ったヤツ

 

 

そしてThe Puppets of Spelhorstは

今年の一月に読んで

ついさっき右奥のMalamanderシリーズの続編

Gargantisってのを読み終わったところ。

 

 

若い頃にブラッドベリや

フィリップ・K・ディックなどの

日本で未翻訳なものを英米にレコディングで出かけた時に

購入して読もうとしたものの

何度も挫折してそのままになってたのが

あることがあって

突然また火がついて

まずは読みやすい

むこうの中学生程度の

Middle Gradeから始めてみようと

思い立ったら

だんだんおもしろくなって

止まらなくなったというわけ。

 

 

とはいえ

まだまだ辞書を引きながらなので

スピードはカメのようにノロいけど

それでも

なんだか少しずつだけど

だんだんペースは上がってきた

 

 

さてさて

こんな年齢で

これからいったい何冊読めるのかわからないけど

僕の脳の中に

前より英語の領域が増えてきたようで

なんだか楽しいのです。

 

 

なぜか、この話は

つづく 〜〜〜