リベラルアーツの精進と実践の日記

リベラルアーツの精進と実践の日記

通算97か国訪問し農村・スラムから先端企業徹底取材。世界情勢、歴史、哲学、アート、テクノロジー、ビジネスを繋げ、世界の行方を思索する。

美容師の方と話をしていて、世界の美容師と比べて、押しなべて日本の美容師の手先の器用さは世界一だとか。

 

一方で、斬新性はそれに伴っていないとか。

 

コンテストでも、毎年似たようなことをして順位を下げることもあるとか。

 

なるほど。日本企業の強み、弱みにも繋がりますね。

滋賀県の佐川美術館に行きました。

 

茶道で使われる茶碗の樂焼。その15代目の樂直入。

 

樂直入プロフィール | 佐川美術館 (sagawa-artmuseum.or.jp)

 

光を効果的に活用した展示室に、「守破離」と書かれた部屋がありました。

 

これまでの焼き物に彫刻の視点も入れたと言われる直入。

 

守りながらも離れていく。

 

芸術の根幹を見るようです。

 

鳥取県立博物館の「古代エジプト展」に行きました。

 

私はカイロに住んでいたので、カイロ中心部にある考古学博物館には何度も行ったことがあります。

 

また、ピラミッドは上ったことすらあります。

 

それでも、今回の展覧会での発見はたくさんありました。

 

・動物を特別な能力を持つ存在として尊敬していること。

 

→そのため動物の体と人体が一体化した像などが多数あるのですね。確かに、地震の予知など動物には人間にはない能力が多数備わっているようですね。

 

・紀元前15世紀には女性のファラオ・ハトシェプストが存在したこと。その他にもいます。古代は割と男女平等だったのかもしれませんね。

 

・ペルシャや他のアジアに攻められ支配されることもあったが、王朝の入れ替えを含め、持ち直してクレオパトラまで続いたこと。

 

→約3000年も続く古代の歴史は、ダイナミックで圧巻ですね。

 

早速メソポタミアを含む書籍を買って貪り読む予定です。

ある講座で組織マネジメントについて学びました。

 

褒めると叱るの割合について様々な説があるのですが、ロサダの法則によると3:1が適切であるとのことです。

 

しかも、褒めることも叱ることも時間を使って真剣に行うことです。上司と部下は戦友であっても友人ではないのです。

 

いずれにしても、褒めることを多くして、叱ることも忘れないことですね。

ドナルド・P・ライアン著「古代エジプトの24時間」を読みました。

 

・新王国時代の古代エジプトには通貨がなく、パンとビールとの交換でモノを購入した。

 

→ビールも交換手段であったとは驚きです。古代エジプト人はよく飲んでいたのですね。

 

・ナイル川は期待を裏切ることなく、多くの魚が捕れる。

 

・古代エジプトの識字率は3%程度とも言われる。官僚と神官には識字は不可欠だった。

 

→3%だとしてどう見るかは難しいですが、何千年も前であることを考えると低くはないように思います。

 

単にファラオや王朝の視点だけでなく、一般の人がどんな生活をしているかを知ることは大変に重要ですね。

部下との関係構築についての講座を受けています。

 

リーダーシップ論などで活用するためです。

 

その中で、「精神を病む人は過去と他人に意識を向けるが、モチベーションの高い人は未来と自分に意識を向ける」との話がありました。

 

他人は変わらないが自分を変えることはできるのですね。

上映中のドキュメント映画「美と殺戮のすべて」を見ました。

 

映画『美と殺戮のすべて』オフィシャルサイト (klockworx-v.com)

 

「オピオイド鎮痛薬」の一種であり、全米で50万人以上が死亡する原因になったとされる合法的な麻薬で巨額のもうけを出したサックラー家。その責任を追う写真家目線のドキュメントです。

 

美術館が批判されるシーンが多くありますが、それは美術館がサックラー家から巨額の援助を受けた返礼として、サックラー家の名前を冠した施設が多数あるため。

 

多額の寄付を受ける美術館は、問題のある超富裕層と繋がりうることを改めて認識しました。

 

薬物で壊れる人々も多く描かれており、米国社会を見る上でも秀逸な作品になっています。

いつも通っている茶道教室の茶道の会がありました。

 

薄茶や煎茶などを頂いたのですが、今日特に感銘を受けたのは、大茶盛利のお茶。

 

これは奈良西大寺で鎌倉時代から続く方式で、直径30センチ以上ある大きなお茶碗でお茶を頂くのです。

 

この大きさで皆で飲むので、争いがなくなるのだとか。

 

お茶の叡智ですね。

Cambridge & Oxford Society Reunion Party: We intended to celebrate cherry blossoms, but instead, we found ourselves reveling in piano playing among peach trees. New members and guests also joined us. We engaged in discussions covering various topics including arts, religion, and history. Please inform us if you are a graduate of either university.

(ケンブリッジ&オックスフォードの卒業生の会。桜でなく桃の鑑賞となった。素晴らしいピアノ演奏も。芸術、宗教、歴史など多くの議論。卒業生の方是非ご連絡ください)

 

 

 

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42Natsuko Andou、西尾 恵子、他40人

ある講座を受けていて、組織マネジメントについて学んでいました。

 

その中で、「部下は上司を成長させてくれる存在」と言う言葉がありました。

 

部下に悩む上司は多いですが、部下がいるが故に、より大きな視点で成長できると言えます。

 

自分を成長させてくれると言う視点で部下を見るだけで行動が変わるかもしれませんね。