「家がほしい病」に感染して半年になる。
自由奔放に生きてきて
財産がほとんどない私にとって
家を買うということは
ついに、人生の絶頂期を迎えるため
蚕が繭を作るがごとく
最後の要塞を造ることを意味する
それほどの重大さである
真剣に研究をしようと
先日から
各種メーカーの住宅展示場を徘徊した。
徘徊、そう、住所や名前を書くのが面倒なので
入場するたびにすり寄ってくる営業マンに
一切愛想をふりまかないので、
このおっさんはただ徘徊しているだけなのだと
おそらく
ほとんどの営業マンは思ったに違いない
その場所で、ひと悶着あった。
私の行く手を塞ぐように
回りこんで話しかけてくる営業マンとの会話
「この家は坪いくらするんですか?」
「85万です。」
「そりゃまた高いですね。」
「いえいえ、ここは展示場なので、
全てにいい部材を使っていて高くなっていますが、
うちは坪45万からできますから安いですよ。
こんな高い家買う人はほとんどいませんよ。笑笑 」
そのとおり、私は貧乏なので
坪50万ぐらいまでの家をほしいと思っている
「そう、だったら、あなたの会社はこの家を私に見せて
私に何を判断させようとしているの」
饒舌な営業マンは言葉を失い、
そして、静かにフェードアウトしていった。
ちょっと意地悪だったかもしれないが
住宅展示場の家のほとんどは
全て平均販売価格帯よりかなり高い
そのメーカーの最上クラスの家を展示しているとの事
実際に買う家のクラスの見本を見ないとわかんないのになぁ
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