ハッピークリームパフ                             感動と奇跡のフィリピン・シュークリーム・起業物語

熱帯の国フィリピンで、“未知の”生洋菓子であるシュークリームを普及させることは不可能だと思いますか?

日本人がたった一人でその大事業に臨むことは無謀ですか?

不可能で無謀だからこそ、挑戦する価値があります。

誰かがやらなければ、その偉大な事業は永遠に日の目を見ることはありません。

そして、何事もやってみるまでは、できるかできないかは解りません。

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SMメガモール店とSMマニラ店が開業しました


というタイトルですが、SMメガモール店が開業したのは11月8日だったので、もうひと月以上も前のことですね。(^^;)


そのさらに少し前に、SM City Manila店も開業しています。




マニラ店はちょっと小さめのお店なのですが、モールの4階のフードエリアにあります。
このSMモールは、付近に多くの学校があり、学生さんが多いのが特徴です。




湾岸エリアにお住まいのお客様にご利用いただければ嬉しいです。



SMメガモールの方へ話を戻します。




SMメガモールは、最近、ファッション・ホールという新館がオープンして、床面積ではフィリピン国内で最大になった超巨大モールです。


( 画像はSM MegamallのFBより借用しました )


今回のお店は、キオスクタイプではありますが、ミニカフェを設置できるスペースがあるのが特徴です。

ただし、通路中央に店舗を建設しなければならないということで、「 ひと晩限りでお店を作りなさい 」という SMの超厳しいルールがあるんです。

名付けて、

『 深夜の一発勝負 』(爆)

写真で説明すると、お店を出す場所はSMメガモールの4階のココです。




もう深夜1時を回っていますが、まだ建設は始っていません。(笑)

はたして、明朝10時に開店できるのでしょうか?

開店できないと、ペナルティーが待っています。
恐ろしいモールですね。


ひとつ面白い ( 面白くない ) エピソードがありました。

その夜、女房の携帯電話がローバッテリーになり、持ってきた充電器を床にあった埋め込みコンセントに差し込みましたが、充電がはじまりません。

おかしいなと思い、今度は私のNIKONカメラのバッテリーチャージャーをそのコンセントに差し込んだんです。




その瞬間、充電器からモクモクと煙が出てきました。
とっさに充電器を外しましたが、もう後の祭りです。

「 なんじゃ、こりゃ 」
建設会社さんの電気工事の人がサーキットテスターを持っていたので、そのコンセントの電圧を測ってもらいました。




ダイヤルのレンジが1000Vですから、針の示すところは、600ボルトです。(爆)
なんと宇宙電気が流れていました。

後で、息子のイチローにこの件を話ししたら、「 壊れた充電器はSMモールに弁償してもらえばいいじゃん 」 と言っていましたが、確かに筋は通っています。

だけど、フィリピンに住んでいる人なら、この理論は通用しないということは説明するまでもありませんね・・・・・。

深夜でも、モールの電気関係のエンジニアはいつもいるんですね。(モールは毎日どこかで店舗工事があるからです)
そのエンジニアに理由を話しして、600ボルトを220ボルトに落としていただきこの宇宙電圧の件は解決しました。(もちろん、後日、携帯電話の充電器と、カメラの充電器を自腹を切って買ったのは言うまでもありません、泣)


さて、深夜店舗建設が始まりました。




朝まで、工事に時間がかかることは解っていましたし、ここに立ち会って工事の完了を見届けたかったのですが、今度は明朝10時にお店を開店させなければならない準備もあり、工事完了を見届けることなくひとまず家に帰りました。

ただ、工事の進捗状況からして、明朝までに完成は無理かもしれないと思っていたんです。


翌朝、メガモールに来てみると、なんとお店が完成していました。




モールの中は、もうすっかりクリスマスムードです。




それにしてもSMメガモールは本当に巨大です。
横にすごーく長くて端から端まで歩くだけでも大変です。
モール内をくまなく見て回ると目が回ります。
だから、このモールの名前は 『 SM目が回る 』 っていうんです。(ははっ、冗談です^^;)

その4階に巨大なサイバーゾーンがあるのですが、Happy Cream Puffのお店はサイバーゾーンの入り口のところにあります。




椅子席が16席あるので、買い物途中にちょっと立ち寄ってコーヒーブレイクをするのに丁度いい感じかもしれません。




SMメガモールにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。



Happy Cream Puffはこのお店を含めて、7店舗になりました。

マカティ本店
レガスピビレッジ店
シャングリラ・プラザ店
エーべニューモール店
SMモールオブエイシア店
SMマニラ店
SMメガモール店

拠点が増えることによって、より多くのお客様に喜んでいただければ嬉しいです。


さあ、いよいよクリスマス商戦です。
今年一年を良い年で締めくくるためにも、もうひと踏ん張り頑張ります。




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SM Mall of ASIA店が開業しました(後編)

前回の記事の最後に 「 続きは次回に書きます。」 と書いてしまって後悔しています。

書く時間が無いんです。(^^;)

でも書かないと、もうすぐまた2店舗がオープンする予定もあるので、ここで記事をアップしておかないと大変なことになります。

ということで、FB記事からのコピペ作戦でこの場をしのぐことにしました。(笑)


実は、SMモールオブエイシアの開業から1週間後に、もうひとつのキオスク店が開業しました。
場所は、マカティのA-Venue Mall (エーべニューモール) です。




マカティには、マカティ本店とレガズピビレッジ店があるので、3店舗目ということになりますが、このA-Venue Mallがある一帯は、ホテルやコンドミニアムが立ち並び、飲食店も数多くあり、割とリッチな人が多くいる立地なんです。(おやじギャグですいません・・・^^;)

大々的に宣伝している訳ではありませんが、マカティでここでもクリームパフが買えるということで、ご贔屓にしていただければ嬉しいです。

場所はモール1階の中央通路が交差しているところのど真ん中なので、すぐに解ると思います。





話はSM Mall of Asiaに戻りますが、次の話題は9月19日から行われた 「 SM 3day sale 」についてです。(今から1ヶ月ちょっと前のお話でスミマセン)


(ここから写真、記事共にFacebookからのコピペです)

SM 3DAY SALE




SMのモールに出店すると、必ず受けなければならない洗礼があります。
ムチやロウソクで・・・・・
違いました^^;)...
どこのSMモールでも、一年に一回は必ず行われるのが 『 SM 3DAY SALE 』 です。

SMモールオブエイシアに出店してまだ一ヶ月も経っていないのに、ドンピシャのタイミングでこのイベントに遭遇してしまいました。




SM 3DAY SALEを簡単に説明すると、SMデパートメントストアを中心に、いつもは値引きしない商品を、この3日間に限り最大で70%引きで売るという素晴らしい企画です。
飲食業以外のモールに入っているテナントも、このセールに合わせてどこも値引きのポスターを張り出します。
ある意味、持ってけドロボーみたいなセールですから、この3日間はモールの中はものすごく多い買い物客で溢れかえります。
時間も凄いですよ。
9月19日(金) 午前9時から深夜12時
9月20日(土) 午前10時から深夜12時
9月21日(日) 午前10時から深夜12時
買い物のお客様は一日中買い物する訳ではないですが、お店をやってるほうは大変です。
このSMモールオブエイシアには1,000を超えるテナントが入っているのですが、その全部が上記の時間を営業しなければなりません。
ははっ・・、大変なモールに出店してしまいましたね。

ところがどっこい、3日間凄い人出なんですよ。
ということは、大変でもやる価値があるということです。(笑)
初日金曜日こそ、台風で大荒れの天気で外れてしまいましたが、土曜日は夜遅くでも、モールの中は多くの人がいました。
私は商品を配送するのを手伝って、深夜12時までモールの状況を見ていました。
深夜まで頑張ってくれたスタッフ達もお疲れ様でした!




ここからはセール中のエピソードです。

(再び写真、記事共にFacebookからのコピペです)


SM 3DAY SALEが無事終了

無事と書きましたが、色々なことがあって、まあ、この3日間は忘れることのできない良い思い出になると思っています。

3日目、最終日のレポートを書いてみます。
とにかくSM Mall of Asiaの3DAY SALEは凄かったです。
Happy Cream Puffも多くのお客様にご来店いただいて嬉しい悲鳴という感じです。

商品配達の人出が足りなくて、私自らクルマに飛び乗ってMOA(SM Mall of Asiaの略称のことです)に向かいました。
日曜日なのでスイスイとMOAのある湾岸にクルマを走らせ、MOAのシンボルでもある巨大地球儀が見える辺りからもの凄い大渋滞に巻き込まれてしまいました。




「 ヤバイ、これでは間に合わない・・・」、 「商品は底をついてないだろうか・・・ 」

色々な思いが頭の中をグルグル回る中、とっさの判断で、デリバリーライダーを一人、緊急でMOAに来るように指示しました。
渋滞でクルマが動かない中で、バイクに商品を移して、搬入することをマジで考えたからです。

その時、ふとメーターパネルを見たら、オドメーターの数字が 「 17777 」 になっていました。




このクルマは2009年のオンドイ台風で潜水艦になったクルマですが、その後の修理時にメーターパネルを交換しているので、そこからの走行距離ということです。
私は、何か良いことが起きる前兆ではないかと勝手に思っていました。(笑)


もの凄い渋滞の中、商品搬入口に辿りつくと、時を同じくして緊急で呼んだバイクも到着しました。
とにかく商品供給も間に合いホッと一息ついて、モールの中に入りました。

そこで、目にした光景は・・・・・

スゴイ人出です。




こんなの見たことないというくらいの凄い集客です。
恐るべしSM MOA!

で、Happy Cream Puffはどうかというと、写真のようにいつもいつもキオスクの回りをお客様が取り巻いているという感じです。




少し離れた所から、スタッフ達がちゃんとやっているかを見ていましたが、どのスタッフもキビキビと、笑顔で、お客様とお話をしながら楽しそうに働いていました。

そうなんです、嘘でも偽りでもなく、スタッフ達はキラキラと輝いて見えました。
私が8年前に、フィリピンでシュークリームビジネスを始める時に、誓ったことがあります。
それは、「 この事業を通して、明るく楽しく輝いて働くスタッフ達をひとりでも多く育てたい 」ということでした。
まだまだですが、このMOA店を見ていて、その始まりの第一歩を踏み出したのかもしれないと思いました。

3日目の最終日の深夜12時。
私はMOAのお店に電話を入れました。
深夜で疲れていることは容易に想像できましたが、電話の向こうの元気な返答に心が癒されました。

3日間本当にありがとう。そしてお疲れ様でした。

忘れてはいけませんが、この3日間のために深夜まで製品を作ってくれた製造スタッフ達、台風をものともせず、バイクで配送してくれたスタッフ達にも感謝しています。


(ここまでFacebook記事のコピペでした)


SM MOAに関する物語はここまでです。
現在も、MOA店は元気に営業していますので、モールオブエイシアへお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただければ嬉しいです。




このMOA店を含め、現在Happy Cream Puffはマニラ首都圏で5店舗になりました。

次の記事では、6店目と7店目の開業のご案内ができると思います。




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SM Mall of ASIA店が開業しました (前編)

タイトルが、 「 SM Mall of ASIA店が開業しました・・・・・ 」 って、一体いつ開業したのか???

約2ヶ月前の8月29日です。(^^;)

おいおい、何で今頃記事に書くんだと怒られそうですね。
実は、最近はブログではなく、Facebookの方に記事を投稿していました。
なぜなら、Facebookの方がブログより圧倒的に手軽だからです。

もともと、私のブログ記事は長いのですが、どんなに短く書こうと思ってもやっぱり長くなります。
もう、性格なのでしょうね。(笑)

忙しいというと言い訳に聞こえますが、そういう時はササッと書いてFBに投稿していました。

しかしながら、やはり、ブログの読者の方は、ブログを読みに来ていただけることも解っていました。


今は、忙しくないのかって・・・・・

ははっ、私は相変わらずですが、今日のブログは手抜きで、Facebook に投稿していた記事を繋いで( コピペして ) 書いてみます。



話は遡って約2ヶ月前の8月29日。



(画像はWikipediaより借用しました)

SM Mall of ASIAにHappy Cream Puffのキオスク店が開業しました。

SMモールオブエイシアは、フィリピンの頂点に立つモールと言っても過言ではないと思いますが、実は、2013年にここでバザールをやらせていただいて大ヒットを記録した思い出のモールでもあります。



(画像は2013年の母の日バザールのものです)

このバザールの記事は、過去のブログにも書いてありますので、興味のある方はこちらを覘いてみて下さい。

『 SMモール・オブ・エイシア バザール奮闘記 』



バザールから話を戻します。

今だから笑い話になるのかもしれませんが、この店舗の設置はドタバタだったんです。

まずは、この写真です。





これは開業直後に撮った写真です。
開業直後ということでスタッフも楽しそうで、いい写真ですね。

でも、この写真を良く見ると大きな間違いがあります。
スタッフの後ろ側が、メインモールの中央部なのですが、なぜかキオスクの背面がモール中央部に向けられています。


(ここからFacebook記事の貼り付けです)
(写真もFacebook記事に投稿したものと同じものです)

キオスクを最初に設置した時に、SMモールから、看板を前面、ショーケースを背面に向けるようにと指示がありました。
SMの指示なので逆らうことも出来ないので、そのまま設置しました。

仮開業してやはりおかしい。
背中を正面に向けて営業しているお店は他にはない。
反対向きで商売していても、お客さんは多勢きてくれて有難いかぎりです。


でも、ショーケースを正面に向けたら、もっと売れると思いました。
それで、恐る恐るSMのアドミンスタッフに聞いてみた。
「 あのー、うちのキオスク背中が正面向いているけど、これはどう見ても反対ですよね? 」
アドミンのスタッフも反対に設置されているキオスクを見て、
「 こ、こ、これは反対ですね・・・、許可しますから反対向きに設置し直して下さい。」

で、今夜に移動を決行。




キオスクをグルグルっと回転させるだけですが、接続してあったり、配線があったりで大変な作業でした。






夜11時から始まり、深夜2時半に終わりました。




私ですか?
もちろん最初から最後まで立ち会っていました。
フィリピンだから、こういう作業は見ていないと必ず不具合がでるからです。

でも、ショーケースが正面を向いた喜びで眠気も吹き飛びました。


(続いて、9月5日のFacebook記事です)

深夜のドタバタ(第二話)

ドタバタと書きましたが、悪いことではないのでお気軽に読んで下さいね。

SM MOA店が開業してから早いもので1週間が経ちました。
多くのお客様にご来店いただいて、良いスタートが切れたと思っています。


前回の記事では、前面と後ろ面が逆さまになっていたキオスクをグルグルと回転させましたね。
今回の修理は、看板の照明が弱いという些細なことでしたが、ショッピングモールですと営業時間内には修理作業ができないので、どうしても閉店後の夜になってしまいます。

また、私が作業に立ち会いました。( 立ち会わないと翌日にもっとショックを受けることになりますから、笑 )
看板の内側の照明はLEDなのですが、その光量が弱くカバーを開けて修理しました。




まだ作業中なのに、突然館内の電気がパシャンと切られてしまい、真っ暗になりました。
ちゃんと深夜の作業許可を取っているにも係わらずです。




通りかかったガードに 「 許可を取って作業しているのに、どうして電気落とすんですか? 」 と聞いたら、照明の許可証は、作業許可とまた別個に許可証を取るんだと教えてくれました。

まあ、ここは 「 知らない私が悪いのよ~♪ 」 と歌いながら懐中電灯の光で作業を続けました。
ということで、色々ありましたが無事に看板にも明るい灯が入りました。




週末に間に合いましたので、土日の商売が楽しみになりました。

(ここまでFacebook記事のコピペでした)


と、まあ開業直後にドタバタしていましたが、現在は多くのお客様にご来店いただいて嬉しい限りです。

ちょっと長くなりましたので、この続きはまた次回に書きます。




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カランバのレストランの思い出(その3)

それでは、前回の続きです。


それから、また女房と二人ですっと食事メニューを開発していました。




こんな感じで、一つずつメニューを作っていきました。

ただ、全くカランバのメニューと同じにするのではなく、モール側からは 「 日本の色 」を出して欲しいというリクエストもありました。

なぜかというと、この5階のエリアを、モールのマネージャーは「ジャパニーズ・ストリート」と呼んでいました。

どうしてジャパニーズ・ストリートかというと、ラーメン専門店、とんかつ専門店、鉄板焼きがメインの日本食レストラン、そしてしゃぶしゃぶ専門店という、日本食レストランが軒を連ねているからです。




上の地図にあるお店とは違ったカテゴリーで、日本らしい食事とは何なんだろう・・・

まず思いつくのは日本の喫茶店で出されるようなスパゲティ、サンドイッチのような軽食がありますね。

試行錯誤の末、現在のスパゲティメニューはこうなりました。




サンドイッチは、日本の色を出してカツサンドとミックスサンドです。




食事ができるようにしてから、改めて思い知ったことは、モールの人が言うように、このエリアは食事をするお客様が本当に多いということでした。

こうなってくると、ご飯物がどうしても必要になってきます。

お客様は、何が好きなのだろう?
どんなメニューが日本らしさを表現できるのだろう?・・・、と考えながら1品1品メニューに加えていきました。

それで、現在のご飯物のメニューはこうなっています。




このご飯物のメニューを作るのは大変な作業でした。
なにせ、最初は考えていなかったのですから。(笑)

でも、このご飯メニューを良く見ると、唐揚げ、カツ丼、生姜焼き、海老フライ、ビーフシチューとちゃんと日本の味になっていますよね。
海老フライにつきましては、ちょっとしたエピソードがあるのですが、それはまた機会がありましたら書いてみたいと思います。


食事を提供するようになってから、もうひとつ気が付いたことがあります。
食事メニューをお持ち帰りになられるお客様が割と多いのです。

フィリピンでも最近はどんどんコンビニが増えてきて、あるコンビニチェーンでは日本風のお弁当が置いてあります。

で、今取り組んでいるのは、食事メニューを「弁当」にして販売することです。
手始めに「から揚げ弁当」を作って今日から販売しています。




このように、店内でのお食事と、お持ち帰りの2種類で、更なる販路が広がれば嬉しいです。
基本的に、上記の食事メニュー全てをお持ち帰りできるようにしたいと思っています。


という訳で、カランバという地方都市でレストランを経営していたというお話が、見事にシャングリラに繋がりました。

カランバのレストランを2006年に閉店した時は、それはそれで悔しかったし、私も女房も辛い経験をしました。

それを失敗という言葉で置き換えてもよいのかもしれませんが、失敗経験って思いもよらないところで活きてくるということも本当のことだと思います。


もともとSMモールに比べると人出の少ないシャングリラモールですが、このジャパニース・ストリートは土曜日曜になると多くの人出で賑わうんです。

お店の前にも食事メニューがよく解るように大きなポスターを掲示しています。




「カランバのレストランの思い出」のお話はここまでです。


もう、8月になりましたね。

私はいつも走っていますが、近いうちに次のお店が開業するお話ができるかもしれません。(笑)




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カランバのレストランの思い出(その2)

久しぶりに台風の襲来で、マニラ首都圏が混乱しました。

この記事もおおむね書いてあったのですが、停電、通信網の混乱でアップできませんでした。
災害は人々の生活に不便をもたらしますが、しばらくしてそれを乗り越えてまたいつもの日常が戻ってきます。
私も商売に支障をきたしましたが、落ち込んだ分この週末に盛り返すよう頑張ります。

この台風で被害に遭われた方々のお見舞いを申し上げます。



前回からの続きとなります。

8年前にカランバ市で経営していたレストランは、市役所の隣という立地もあり、昼も夜も多くのお客様にいらしていただいて忙しい日々を過ごしていました。

多くのお客様が、食事をしながらワイワイガヤガヤ楽しいひと時をすごし、最後に 「 美味しかったよ! 」 と言いつつ、またご来店いただける・・・・・
私達夫婦が飲食業の楽しさを知ったのもこのレストラン経験からでした。

市役所が移転するという話は突然聞かされました。

これは市役所が移転した後の建物をそのまま使って、大学になったところの写真です。


(画像は2005年当時のものです)


平屋でこじんまりとした田舎町の地味な市庁舎でした。

それが離れたところに移転したのですが、その新市庁舎がこれです。


(画像はウィキぺディアより借用しました)

立派な市役所ですね。

※ 当時、自分で撮った写真が数多くありCD-Rに焼いて保存してあったのですが、それを引っ張り出してパソコンで見ようとしましたが、画像が現れませんでした。(泣)


市役所が移転してしまってから、閉店を決意するのにそんなに時間はかかりませんでした。

レストラン営業の最後の夜、全てのお客様が居なくなってから、女房のマリセルとワインで乾杯し最後のディナーをしました。


(写真は2006年のもので、当時女房34才、私48才です、笑)


閉店するということは寂しいことではありましたが、それよりも得るものの方が遥かに大きかったレストラン経営だったことは間違いありません。






話を現代に戻します。




シャングリラ・プラザにHappy Cream Puffを開業してから、実は神様からちょっとした課題をいただきました。

それは・・・・・


このモールの新館5階のエリアは、食事を目的のお客様が大変に多いということが解ってきました。

要するにお客様がお店を覘きに来るのですが、 「 あっ、食事はできないんだ・・・ 」と言いながら他のレストランへ行ってしまいます。

もともと、シャングリラモールの方には 「 カフェ・レストラン 」 というカテゴリー登録をしてあったので、食事を出すことは何の問題もありません。

それに輪をかけるように、シャングリラモール側からも、 「 この新館5階でお店をやるなら、ぜひ食事メニューをやって欲しいのだけど・・・・・ 」 と言われてしまいました。

結局、カフェだけをするお客様が少ないことと、過去にレストラン経験があるいうことから、食事を出すカフェ・レストランにするという決断をすることはそんなに難しいことではありませんでした。


ここで一旦アップします。
次の記事では、カランバのレストランが現在の私に何をもたらしたかを書いてみたいと思います。




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