第4セクターの乗りバス・乗船日記

第4セクターの乗りバス・乗船日記

大型時刻表に掲載されている、全ての地上・海上を走る乗り物の完乗を目指している第4セクターの記録です。

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っということでございまして、3月になった訳ですが、世間は新型コロナウィルス騒動でもちきりですね。

第4セクター的には、手洗いうがいをして予防に努めるくらいでしょうか?、あとは不要不急の外出はしない位ですね。

ブルーライナーの城崎温泉とか、ドリーム松山の廃止、さらには富士山静岡空港リムジンバスの新設等々、出動案件はありましたが全部スルーさせてもらいました。

ただ再来週には恒例の中央病院への通院がありまして・・・、今回の場合は遠征行くより病院に行くほうがヤバいんじゃ無い?、的なww。

 

さて、佐世保から京都に向かうわけですが、単純に行けばユタカライナーというところなんですが、京都駅到着が9:00とちょっと遅い、ので一旦佐世保から長崎行きに乗車して、諫早インターで下車して、近鉄バスオランダ号を捕まえることに。

これなら8時前には京都駅に到着でき、9:15発の市内定期観光バスに間に合うわけでして。

 

で、乗車したのは京阪バス京都半日、二条城と龍安寺を回るコース。

乗客は7人、それも日本人のみ。

ちょうど新型コロナウィルスが騒がれはじめた時期で、ガイドさんによると春節時期でこれほど中国の方がいらっしゃらないのは初めてなのでは?、とのこと。

地元民にしたら、最近は中国からの観光客で不便な事も多くなったきており、これくらいがちょうどいいのかも・・・、なんて言っていましたが、市内定期観光バスのコースによっては、お客が一人もいなくて、運行中止となる便も出ているそうで・・・。

コース的には、

二条城、そして

龍安寺と回るわけですが、要所でガイドさんから案内があるのは良いですね。

気は付いたことなんですが、中国・韓国以外の観光客って、相当熱心に解説を聞いたり見たりしてるんですよね、その逆で中韓観光客は写真を撮って騒いでおしまい的なww。

高野山でも思ったことなんですが、遠い所からわざわざ日本という極東の島国まで来るということは、それなりに日本の文化や歴史に興味があるんだろうな、対して中韓は近いから観光に来た程度なんかな?、と感じられるんですよね。

どちらがより日本を理解してくれる、又はリピーターになってくれるかは自明の理なわけで。

インバウンド誘致は、中国だけに偏るのでなく、もっと日本を理解してくれる層に営業をかけていくのか本筋のような気がしますね。

 

で、京阪バスのガイドさんから。

もともと冬の時期はキャンペーンそ打つ位、京都は観光の端境期だったのが、春節の中国人により繁忙期に変わってしまったが、今回のウィルス禍でインバウンドが大幅に減っているので、今が観光するのが最適ですよとの事でした。

 

福岡市役所前でオープントップバスを降りてから、素早く徒歩にて天神バスターミナルへ。

こちらで高速させぼ号に乗車して佐世保へ。

佐世保駅前には14時ころに到着ということで、お昼はこちらを。


駅前の居酒屋さんのランチメニューですが、海上自衛隊のカレーは有名ですが、陸上自衛隊もカレーが名物なんですねww。

さて、お腹も膨れてやってきたのは西肥バス佐世保駅前ターミナル、こちらで本日2本目の定期観光バスに乗車。

っと、ここで車両の画像を貼る予定なんですが、外観を撮っていなかったなんてミスを犯しましてww。

では内装のほうを。

スゲー、無駄に金かけているぞww。

椅子は本革張り、木目は高級木材のマホガ二ー製。前部スペースも贅沢にとった一品ですな。

ガイドさんから午後便はお客さんが少ないんですよ・・・、なんて言われての案の定3人でのい運行、まずはこちらへ。

佐世保重工業略称SSKを外から見学。

SSKというと、静岡県民にとってのSSKは清水食品株式会社、SSKフーズですと、ガイドさんへのアピールに余念が無い第4セクターww。

こちらのクレーンは、明治にできたもので国内で2番目に古いものだそうで、もちろん今も現役で使用しているとか。

こちらは戦艦武蔵の艤装を行った、第4ドック。隣には清水港を母港とする観測船「ちきゅう」がドック入りしてました。

なんでも三菱重工長崎で竣工したものの、女神大橋が完成したことにより長崎に入れなくなり、こちらで定期検査をしているとか・・・。

自衛隊や米軍の艦首にあるナンバーから船名を当てるあたり、ガイドさん詳しすぎですww。

 

その後クネクネと狭い道をバスは上がっていき展海峰にて九十九島の絶景をば。

いやぁ、心が洗われますです、はい。

こちらは路線バスがあるにはあるのですが、如何せん本数が少ないので定期観光バスに乗車するのが一番なのかな?。

夕焼けの時間は絶景だそうですよ。

 

まあ早足ではありますが、佐世保の街中を見て回るのにはちょうどいい感じかな?。

ただこれからの観光のトレンドは「事」、つまりは体験することがメインになってくる筈なので、次の一手を西肥バス・佐世保観光コンベンション協会には期待したいところですね。

 

 

 

っということでございまして、広島駅新幹線口から次の定期観光バスに乗車するため、福岡に向かいたいわけですが・・・。

オープントップバスに乗車となると、天神バスセンター近くの福岡市役所に行かなくてはならないわけでして。

さらに広島から福岡となると、広福ライナー一択となるわけですが、こちらは新幹線口からは離れたバスセンターが乗車地で、天神には寄らずに博多バスターミナルが終点との罠が・・・。

極力歩かず、さらに高速バスのみとの条件を満たすためには、新幹線口からメリーバードに乗車して米子駅下車、米子駅から大山号に乗車して天神へ、との行路をとることで解決します。

まあ自分は新幹線でワープし、博多駅前のビジホで英気を養った訳ですがww。

 

さて、西鉄が運行する福岡オープントップバスです。

以前にも乗車してますので、どこが変わったのかとか、あら捜しがメインとなりますので、あしからず。

最近ドットコムでもネット予約ができるようになったのは評価するべき所ですが、クレカ決済をしていても窓口で乗車券を発見してもらわなくてはならなうのはねぇ・・・。

まあ高速バスではなく、定期観光バスですし、何より福岡市役所発着で案内放送ができませんから、致し方がない処置なのかも。

さすがに真冬ということで、ベンチコートの貸し出しあり、こういった配慮はうれしいですね。

車両はご存じだとは思いますが、日野大型トラックプロフィアの4軸低床エアサス仕様を魔改造したもの。

リフトがついてバリアフリー対策もばっちりです。

ただ2012年から運行しており、本当に屋根が無く雨ざらし日ざらしですから・・・

もうプラスチック部分や鉄製部分の腐食や劣化が始まってますね。

まあコース的には

都市高速を走ったりと、アトラクション的な感じなんですが、最近はこちらの真似をしたコースを鳩や猫がやってますからねぇ・・・。

 

で、一番の問題点として、窓の高さが中途半端なんですよね。

バスアナさんが撮影スポットですと案内されても、撮影しようにも窓の高さが中途半端で手を伸ばさないと、窓枠が入ってしまったり。

なら

キングの改造車、大阪スカイビスタのようにしたほうが撮影しやすいですね。

あとはバスアナさんが最後尾の席に座って案内するため、客が合いの手を入れずらい。

これは本当に個人的な意見なんですが、バスガイドさんとのコミュニケーションも定期観光バスのだいご味だと自分は思ってますから、今のまま顔の見えない場所から案内し、バスアナさんの個性が見られないなら、自動放送でもいいんじゃねぇ?、的な・・・。

 

以前乗車したときは、目新しさがあったせいか、それほど気にならなかったんですが、長年運行してきていると慣れが出てきているのか、バスアナさんが没個性的になってしまっているのは残念なところですね。

 

まあとにもかくにも、一番の見どころは、いつもバスを運転している運転士さんが、挙動が違う上に小回りが効かない4軸低床車を華麗に運転する技術を楽しむコースだと思っていますので、個人的にはそれだけで満足できるところではないかと。

 

で、そろそろ8年、次をどうするのか考える時期に来ていると思います。

次の西鉄、そして福岡市役所はどう動いてくるのかな>、ある意味楽しみではありますね。

 

 

最近ですが、なぜかJRバス各社が定期観光バスに力を入れています(除く、東海・北海道)。

まあJR東日本系列の2社は、以前運行していた「びゅうバス」の代替えといった面が、そして西日本JRバスは、これから観光に力を入れていくために定期観光バスを増やしており、中国JRバスは独自のバスツアーブランドを持たないがために、定期観光バスに力を入れているとかいないとか・・・。

 

っということで、金沢から百万石ドリーム広島号でワープして、やってきたのは広島駅新幹線口・

発車オーライネットで予約した、岩国・錦帯橋ツアーに参加いたします。

乗車したのはこちらのバス。

シートは本革仕様、ということは瀬戸内EXでも使用されているものと同等品ですね、但し色は赤いですがww。

山陽道宮島SAでトイレ休憩後、車内で岩国の事前勉強用DVDの放送開始。こちらで岩国の歴史や見どころをお勉強してから、一路錦帯橋へ。

っと、残念ながら現在は修理整備中。まあ渡ることはできますので。

で、渡る前に昼食。

岩国寿司とうどんのセット。こちらは運賃の中に入っています。

岩国はレンコンが有名で、岩国蓮根は穴の数が普通のものより多いそうで。

で、ガイドさんのおすすめは、河原で売っている蓮根コロッケ、これけっこうイケますよ、お立ち寄りの際にはお試しあれ。

 

昼食後は現地ガイドさんと錦帯橋と岩国城までブラブラ。

まあ岩国が吉川推しなのはわかりました、あと関ヶ原での行動への言及がタブーで、あと毛利本家への複雑な感情があることも・・・。

まあ地雷を踏みぬくのは止めたほうがいいですねww。

 

岩国城へ上がるロープウェイが定期点検中で運休、代わりに岩国美術館の入場券がついてまして、こちらを見学。

インバウンドが居ないマッタリとした観光地というのは、癒されますねw。

 

その後は新岩国駅近くの村重酒造さんを見学。

日本最大の杉玉が目印ww。

ちなみに社員と取引先と協力しての手作り品で、3年に一回くらいの頻度で交換しているとのこと。

で、社長自ら工場を案内してくれるのですが、酒税の関係から大っぴらには試飲させられませんが、搾りたての原酒をどうぞと試飲させてもらいますと・・・

一言「う・ま・い」

ワインと日本酒って、なんかべとべとした甘ったるい感じが口の中に残って、自分としては苦手な部類のお酒だったんですが、こちらの原酒はフルーティなのにキレがあり、さらに口の中に後味を残さずスッキリしている、今まで飲んでいた日本酒とは何だったのか?、と疑問がつく位のおいしさでw。

なんでもワインは葡萄の良しあしが製品に直結するが、日本酒は発酵技術でそれを克服しているそうで、ワインは毎年過去最高の出来ですから、問題ないんでしょうけどねww。

まあお高い(一本5桁円)のも試飲させてもらいましたが、まあおいしいこと、っと」途中で飲むように1本購入しました。

村重酒造さんのHPはこちらから、通販もしています。

 

まあ錦帯橋より岩国城より、村重酒造さんを知れたことがこのコースの最大の収穫かな?、ショウルームの改装が終わりましたら、また訪問したいと思います。

 

っということでございまして、先ずは言い訳w。

当初予定としては、夜勤終了後素早く東京に移動して、はとバスの靖国神社と国会議事堂見学コースに参加する予定でしたが、夜勤明けで気力が続かず、初日から計画変更、米原経由で新幹線&しらさぎでワープとなりまして・・・。

 

で、最初に乗車したのは、北陸鉄道が運行する金沢市内定期観光バス。

前日に金沢駅前の北鉄窓口で予約をしたのですが、出てきた席番が1Aとのことで・・・、これは悪い予感しかしないんですけどね?

翌日の1番乗り場にやってきたのはこちらのバス。


専用塗装のエアロQとは、意外といい車両使ってますね。

窓に遮光ガラスを使っていないのは、観光特化だからかな?

そうすると富士急の高速車が遮光ガラスを使わないのは、経費削減でなく貸切転用や、富士山や富士五湖の景色を見てもらいたいとの、会社方針なんなのかな?(違うとは思いますが


まあ平日の、さらに閑散期の定期観光バスではよくあることとはいえ、まさかのお客は第4セクターのみ・・・

ちなみに参加したのは午前発の便、こちらはイマイチ人気がないとのことですが、それでも一人というのは珍しいそうで。

ガイドさんと一対一で、最近の金沢のインバウンドの様子は?、等と探りを入れつつ、先ずはひがし茶屋街へ。

ちなみに御多分に漏れず、金沢もインバウンドが盛況とのことですが、中国本土よりは台湾からが多いそうで、わじま号では必ずと言っていいほど台湾からのお客様が参加しているそうです。

昔の花街の面影を残す通りを、ガイドさんの案内付きで散策するのは良いですね、こういったところは定期観光バスの醍醐味です。

そのあと天徳院でからくり人形を観覧。

こちらは土足厳禁で靴箱が用意されているのですが、そちらには定期観光バス3号車までの表示が・・・

なんでもピーク時は、3号車まで設定される日もあるとか、北鉄定期観光バス侮りがたし。

 

長町武家屋敷跡を見学、ガイドさんにこちらが某帽子が有名なホテル社長の別荘でとか、小松空港でお見掛けしたときも、派手な帽子をかぶってましたよw、とか全く関係のないことを聞きつつ、こちらは運賃に入ってますので、絶対に寄ってくださいと念をおされて、カフェでお茶タイム。

最後の兼六園では、世にも珍しい定期観光バス専用バス停で乗降しての園内散策。

ちなみに兼六園内を案内できるバスガイドは、北鉄定期観光バスのみだとか。

ちなみに入園料は別料金ですが、定期観光バス乗客専用窓口があり、ここでも特別感が出ますね。

 

いつも定期観光バスに乗車して思うことですが、ガイドさんもですが、運転士さんの対応も素晴らしいと思います。

たぶんですが、各社でもトップクラスの技量と接客スキルを持った人を配置しているのではないかと。

この北陸鉄道の運転士さんも、見学地から帰ってくる自分を見るなり、ドアを開けて下車してお出迎え・・・、そこまでやらなくてもとの思いもありますが、本当に気持ちよく観光ができました。

 

以前、某マスコミの方にバスツアーと定期観光バスの違いを説明しても、わかってもらえませんでしたが、奇特な乗客が一人でもいれば、このように運行するんですよ、定期観光バスは。

それが最大の違いであり、一対一というような幸運があれば、本当に楽しむことができます。

 

っということで、マニアックな話から業界裏話までお付き合いいただいたガイドさん、ありがとうございました。

次は、わじま号に乗車しますねw