Vo.ランディの一件があった後初めてのアルバム。

かの判決によってはバンドが無くなっていた、もしくは
長期間活動不能になったかも知れないことを考えると
いつもと何ら変わらないビニールケースを手にしている
にも関わらず少し重みが増すというもの。

とにかくまたLOGの新作が聴けることに安堵

早速内容について。

今回は聴く前からいつにも増してドキがムネムネした

それも期待というより、不安…

というのも発売前にリリースされたOverlordのビデオのせい。

かのランディ・『Screamer』・ブライズがメロディを…

しかもガナらずクリーンに歌っていたから。

でもそんな不安も一周聴いたらふっ飛びました

あからさまにスローでクリーンな曲はその一曲のみ。

他の曲はいわゆるLOG節が詰まったハーコーで
メタリックかつグルーヴィーなものばかり。

ハードコアとメタルのバランスは若干ハードコアに寄り
曲の流れは少しシンプルなものに。
As The Palaces Burn、Ashes Of The Wakeあたりのイメージに近いと思う。
ただ蓄積された技術をところどころ自然な形で詰め込んでいるので
トータルでは聞き応えがある

個々のパートに集中すれば面白いリフやリズムに溢れていることに気付く。

だからって以前のアルバムに代わりが務まるかと言えば
そうはいかないんだけど。

つまりはLOGのお馴染みのスタイルを確立したってことと解釈。

最近はプログレと銘打ってなければ同じ曲に聴こえようが許せるというか、
どうでも良くなってきました

…歳でしょうか。

にしても、
もうちょっと歳をとった頃にはSLAYERやMEGADETHみたいな
アメリカンメタルの象徴になってて欲しいな。

↓PV３本作るとか相当儲かってまんな～。