2024年、最初のブログです。

 

まずは令和6年能登半島地震によって被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

皆様の安全と、被災地の一日も早い復興を祈っております。

 

そして1月2日の羽田航空機炎上事故で亡くなられた海上保安庁の乗組員5名の方々のご冥福をお祈りいたすと共に、ご遺族の皆様へ心よりお悔やみ申し上げます。

 

こういった事故が2度と起こらぬよう、国をあげて原因究明をしていただくことは大切ですが、あのような機体炎上事故にもかかわらず、JAL乗員乗客379人の方々が全員命を落とすことなく脱出できたことは、まさに奇跡のような出来事だと思いました。

 

JAL乗組員の冷静な判断と的確な指示によって成し得た奇跡だと思いますし、恐怖に打ち勝ち、業務を推進した素晴らしい乗組員の方々を称賛させて頂きたく思います。

 

 

さて、2023年シーズンが無事終わり、モータースポーツ界は2024年シーズンを迎えます。2023年(ブログは忙しすぎて1度しか書けませんでしたが)のランブラスは、それなりに頑張った1年だったと思います。少し振り返ってご説明しましょう。

 

佐藤万璃音がヨーロピアン・ル・マン・シリーズで6戦3勝、シリーズ2位に!

新たなチャレンジとして、LMP2に参戦した佐藤万璃音は、序盤こそ不運な展開に苦戦しましたが、終わってみれば勝率5割という驚異的な成績を収め、シリーズランキング2位に輝きました。FIAにも高く評価され、ゴールドドライバーへと昇格しました。

 

エンツォ・トゥルーリは、初のスーパーフォーミュラ・ライツで2勝、ユーロフォーミュラ・オープンでも2勝を飾り、速さをアピールすることに成功。

17歳のエンツォ・トゥルーリは、初めての日本でのレース(スーパーフォーミュラ・ライツ&フォーミュラ・リージョナル・ジャパン)でしたが、SFL富士で2勝(実質3勝)を挙げました。またユーロフォーミュラ・オープン選手権にも2大会にスポット参戦し、開幕戦と最終戦でポール・トゥ・フィニッシュを飾る速さを見せました。

 

ケイ・コッツオリーノ&小泉洋史が、ミシュラン・ル・マン・カップで勝利を重ね、シリーズランキング2位を飾る。

昨年から絶好調のケイ・コッツオリーノと、新たにランブラス所属ドライバーとなった小泉洋史がフェラーリを駆り、ミシュラン・ル・マン・カップで優勝を含む2度の表彰台。シリーズランキングも2位で終え、素晴らしいシーズンとなりました。

 

ロベルト・メルヒ&片山義章(DOBOT Team LeMans)が全日本SUPER GTで3度の3位表彰台を獲得!!

元F1ドライバーのロベルト・メルヒが2023年は大躍進。チームメイトの片山義章選手の速さも相まって、全日本SUPER GT GT300クラスで3度の3位表彰台を獲得しました。

 

ニコラス・コスタが母国のポルシェ・カレラ・カップ・ブラジル選手でシリーズチャンピオンに輝く!!

日本のFIA-F4でランボルギーニ育成ドライバーとして頑張り、ヨーロッパで活躍したニコラス・コスタが、母国ブラジルでポルシェ・カレラ・カップ・ブラジル選手権に参戦。開幕戦からポール・トゥ・フィニッシュを飾り、シリーズチャンピオンに輝きました。いまやブラジルではTV番組のゲストにも呼ばれる有名人です(汗)。

 

山西康司が、新生エルベレーシングチームの監督兼ドライバーに就任。シリーズ途中参戦ながら、連続表彰台&優勝、そして鈴鹿F1サポートレースでも優勝を飾る。

チーム発足までの準備期間わずか2カ月という厳しい状況の中、自身にとっても初めての監督兼チームコーディネーター兼ドライバーという仕事を引き受けた山西康司。新たに立ち上げたエルベレーシングチームをデビュー戦から表彰台に導き、プロフェッショナルらしいコンスタントな走りですぐに初優勝をプレゼントすると、鈴鹿F1サポートレースでも優勝を飾りました。

 

 

 

迫隆眞がカートを卒業し、満を持してフォーミュラにデビュー。スーパーFJモテギで2位、そして鈴鹿でポール・トゥ・初優勝を飾り、そのスピードとレース強さを証明。

昨年からランブラスの若手育成プログラム、YOUNG TALENT ACADEMYの一員として練習に励んできた迫隆眞が、いよいよフォーミュラ・レースにデビュー。最終戦へのスポット参戦ながらモテギで2位、鈴鹿で優勝と素晴らしい結果を残しました。

 

 

そして2024年の計画発表! RAMBLAS期待のニューフェイスをご紹介しましょう!

 

 

2023年度FIA-F2チャンピオン、テォ・プルシェールです!

ITOCHU ENEX TEAM IMPULより全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦します!

 

 

期待のブロンズドライバー、小泉洋史が「TF SPORT」よりWECフル参戦決定!

車両は新開発のコルベットZ06 LMGT3です!

 

さらに、佐藤万璃音もUNITED AUTOSPORTS&McLaren からWEC全戦&ヨーロピアン・ル・マン・シリーズへの継続参戦決定! 初のル・マン24時間耐久レース挑戦です。

 

車両はマクラーレン新開発のWEC・LMGT3 マクラーレン720SGT3 Evo!

 

そのほかにも、ケイ・コッツォリーノが「PONOS RACING」より全日本SUPER GT GT300クラスにフェラーリ296GT3で参戦し、WECにもフェラーリの代名詞、「AFコルセ」から参戦することが決まっております。まだまだ契約交渉中案件もありますので、詳細は次回ブログでお届けします! たぶん、できれば早めの年内に.......(汗)。