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ファンの方へのきもち

昨日、8月最後のLIVEを終えました。
会いにきてくれてありがとう。
遠くから応援してくれた方も。




わたしが、アーティストとして特殊だな
と自分自身にいつも驚くことがあって。
それは、ファンになってくださる方の
「信じがたいほどのキャラの濃さ」です。笑

わたしが過去アニメ主題歌を歌っていたことで
「アニソンを歌う引田香織が好き」という方は
きっとわたしの気がつかないところにも
事実、多数いらっしゃるのだと思います。
もちろんそれもとても幸せで喜ばしいことです。

だけど、今生きているわたしの生身の声を
いつも欲してLIVEを聴きにきてくださる方は
はっきり言ってとても人数が少なく
両手で数えられるほどしかいません。

実際、11月以降
大好きなライブハウスでのLIVEをやめるのも
自宅で音楽を簡単に無料で聴けるという
時代の流れや環境の影響も、もちろんありますが
それを抜きにしても
今の自分には、集客力が足りておらず
このまま続けても現状は大きく変わらない。
もっと沢山の方に歌声を感じていただき
必要な人のもとへ確実に歌を届けられる自分になりたい
わたしの歌声には価値があるって信じてるから
もっと自分の活動を自分自身が後押してあげたい。
と決意したからです。

ライブハウス等への「呼び込み型」ではなく
今わたしの興味が向いている学校や少年院など
大勢の人が集まる場所への「飛び込み型」で
自分が納得するまで活動してみたい。
何もかも初めてで、失敗するかもしれないし
でも一人じゃ無理だって決めつけずに挑戦してみたい。
他にも感じていることや考えていること
沢山あるんだけど、今そんな想いなんです。

どうしてわたしが
自分の歌声に価値があると信じられるかというと
最初に冗談まじりに書きました
わたしのファンでいてくださる方お一人お一人の
強烈な支えが、存在するから。

ある人は
アメリカから海を越えて聴きにきてくださり
こんな更新の少なすぎるBlogにコメントをくださり
ある人は
売れ残った物販を全部買い占めてくださり
福岡でのLIVEにまで東京から飛行機できてくださり
ある人は
レッスン室を素敵に改装してくださり
待合室カフェの建設まで引き受けてくださり
ほかにも
生徒さんとしてレッスンに来ているというのに
疲れてるわたしに珈琲を淹れてくださる方や
とても素晴らしいから、と
ご親戚の分までCDをまとめ買いしてくださる方

挙げ始めると、本当にきりがありませんが
みなさん、どうして?と不思議になるくらい
熱いサポートをしてくださいます。

「自分の価値をもっと知ったほうがいい」
「自分にふさわしい空間を選んだほうがいい」
「あなたがくれる幸せにお返ししてるだけです」

有難い言葉を、いつも投げかけてくれる。
こんなにも無償の愛情をくれる人たちがそばにいる。
だから落ち込んだときも、がんばれる。
ほんとうに感謝としか言いようがありません。
ありがとうね。

昨日のLIVEには、そんなご縁の中で出会った
神戸からのお客さまが初めてお見えになりました。
不思議だよね。昔からの顔なじみ同士が
終演後も、未来の思い出話に花を咲かせるようで
あっという間だったけど、嬉しかった。

その方は、新幹線で駆けつけてくださって
明日も朝から仕事なので、と日帰りで帰られました
メールで「谷川俊太郎をうたう」についての
ご感想を送ってくださって
ご本人からも許可をいただいたので
ちょっぴりシェアさせていただきますね。

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私は谷川さんの詩は以前から知っています。
けれど正直、以前にも谷川さんの詩に曲を付けて歌う方はいたし、聞いたことはあるのだけれど、曲がよくないというより詩としてのイメージが曲をつけてしまうことによって広がりというか感じ方が一つの方向に固まってしまう気がして、詩と歌詞は違うのだと自分のなかで偏見があったように思います。

でも今日、引田さんの歌を聴いて、私はそれを間違いとまでは言えないにしても、新たな世界を作り出しているのだと感じさせられました。
詩がそれを読む人に与える世界やチカラやもろもろの物はそれぞれの読み手の心にあるように、引田さんが歌う谷川俊太郎は引田さんの心を通して、また違う世界を我々に聴かせてくれていると、そこに新しい感動が生まれるのだとすればそれはそれで大変すばらしいことだと素直に思うことができました。

クラシックの演奏者の方が数々の名曲を演奏されるときにはやはり、演者はその作品をその作曲者が伝えたかったことを自分の感性とテクニックとで表現し
それが全て演者により違うからクラシックの世界は素晴らしいのと同じように思えば、引田香織が歌う谷川俊太郎は一つの藝術だと思うのに何も抵抗はないのでした。

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わたしが「現代詩を歌にする」ということに
すごく迷った時期があって。
その葛藤のあれこれをすべて見抜き
進んでいく道を肯定してくださっているかのような
有難いご感想でした。
(本当はこの10倍くらいの長さです。笑)


もう迷わない。考えることはあっても。
自分を低く見積もらない。譲歩することはあっても。
ファンでいてくださる方たちのご厚意に
恥じない生き方をしていきたいです。

そんでね
「近くで支えてきて本当によかった!」って
みんなで、未来を喜びたいんだ。
今日ある感謝を、明日へ明日へ、繋いで。

ああ。なんか書き始めると
やっぱり突然に長くなるねー。
ひさしぶりに、綴ってしまいました。
今宵の、魚座の満月のせいです。
すごく大きくて豊かな変容を感じています。
宇宙の。すなわち、自分の。

あんまり文章がまとまってなくて
気持ちが伝わってるかわからないんだけど
最後まで読んでくれてありがとう。




次回のLIVEは、9月20日。
愛おしい時間を過ごせますように。
ご予約、お待ちしていますね。

おやすみなさい。



かおり
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