映画バカの試写会日記

2020 VOYAGERS FINANCING AND DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

「ダイバージェント」シリーズのニール・バーガー監督によるオリジナルＳＦサバイバル。

宇宙船という閉ざされた空間で、成長していく若者たちの狂乱を描く。

「レディ・プレイヤー１」のタイ・シェリダン、リリー＝ローズ・デップ、「」のフィオン・ホワイトヘッドら注目の若手俳優が揃い、教官役をコリン・ファレルが務めた。


地球温暖化による飢饉が人類を襲い、居住可能な新たな惑星への探査隊の派遣計画が遂行される。

航行期間86年に及び、訓練を受けた30人の子どもたちが船内で成長して子孫を残し、彼らの孫の世代が惑星に到達するという気の遠くなる計画だった。

子どもたちは教官に従順に従い、航行は順調かに思えた。しかし10年の時が流れ、毎日飲む薬によって人間としての欲望が抑制されていることを知った若者たちは、そのことに反発して本能の赴くままに行動するようになる。

そして、ある事件をきっかけに船内の統制が崩壊していく。

20代の若者30人が閉ざされた場所の中で、抑制されていた欲望が表れ本能の赴くままに行動するようになったら、どうなる？というはなし。
投票でリーダーを決めたり、言葉巧みに集団作用を利用したり、人間心理学を勉強している人には、参考になるんじゃないかな。

2021年製作／108分／Ｇ／アメリカ・チェコ・ルーマニア・イギリス合作
原題：Voyagers
配給：アルバトロス・フィルム

2022 Universal Studios. All Rights Reserved.

「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイ監督が、2005年製作のデンマーク映画「25ミニッツ」をリメイクしたカーチェイス・アクション。

主人公をマイク・ギレンホールが演じ、血の繋がらない弟を「マトリックス レザレクションズ」のヤーヤ・アブドゥル＝マティーン２世、救命士を「パーフェクト・ケア」のエイザ・ゴンザレスが演じる。


元軍人のウィルは、ガンに侵された妻の手術資金を工面しようと、血の繋がらない兄のダニーに助けを求める。

犯罪に手を染めるダニーが提案したのは、3200万円ドル（約36億円）もの大金を強奪する銀行強盗。

しかし、強盗は計画通りにいかず、警察に追われる事態となった２人が逃走用に乗り込んだのは、ウィルに撃たれて瀕死となった警官を乗せた救急車だった。

乗り合わせた救命士キャムも巻き込み、ダニーとウィルはロサンゼルス中を猛スピードで爆走することになる。


オリジナルのデンマーク映画は77分。今回のリメイクは137分と１時間もオリジナルより長い。こうなると付け加えすぎてリメイクというよりは別の作品かも。

逃げ切れないと悟ったダニーは、盗んだ金を渡す条件で地元の危ない組織に助けを求める。

その作戦が、救急車を集めて本物がどれだが誤魔化すって、これどうなの？

まぁ、今回捜査をする警察の責任者がオマヌケなので、上手くいっちゃうんだけどね。

ハリウッドの破壊王と呼ばれるマイケル・ベイ。今回も惜し気もなくパトカーを無駄に破壊している。

そして、この作品は何故かアメリカよりも日本のほうが、２週間早く公開される。

2022年製作／PG12／アメリカ
原題：Ambulance
配給：東宝東和

2021 20th Century Studios. All rights reserved.

「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞の作品賞ほか４部門を受賞したギレルモ・デル・トロ監督が、1946年に出版された名作ノワール小説「ナイトメア・アリー　悪夢小路」を原作に、野心にあふれショービジネス界で成功した男が、思いがけないところから人生を狂わせていく様を描くサスペンス・スリラー。

主人公を「アリー　スター誕生」「アメリカン・スナイパー」などで４度のアカデミー賞ノミネートを誇るブラッドリー・クーパーが務め、２度のアカデミー賞受賞歴を持つケイト・ブランシェットほか、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、ルーニー・マーラらが共演した。


ショービジネスでの成功を夢みる野心に溢れた青年スタンは、人間か獣か正体不明な生き物を出し物にする、怪しげなカーニバルの一座と巡り合う。

そこで読心術の技を学んだスタンは、人を惹き付ける天性の才能とカリスマ性を武器に、一座を止めて今やホテルでディナーショーをする興行師になっていた。

そこで客としてやって来た精神科医との出逢いにより、思いがけない闇が待ち受けていた。


これは、コンフィデンスマン。騙しあいのはなし。

言葉巧みに誘導して信用させては、降霊会を開いて霊媒師となったスタンは、精神科医に紹介された患者を騙していく。
そして、大物の事業家を騙そうとするのだが…果たして上手く行くだろうかというはなし。

相変わらず、ギレルモ・デル・トロ作品は、ダークでミステリアス。結末も皮肉がたっぷりと込められていた。

2022・第94回アカデミー賞では作品賞に加え撮影、美術、衣装デザインの計４部門にノミネート。

2021年製作／150分／Ｇ／アメリカ
原題：Nightmare Alley
配給：ディズニー

2021 Universal Studios. All Rights Reserved.

「ミニオンズ」のイルミネーション・エンターテインメントが手掛ける、誰もが知る名曲やヒットソングを満載して描いたミュージカルコメディアニメ「SING シング」の続編。

声優には、マシュー・マコノヒー、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、リース・ウィザースプーンら前作同様の豪華キャストが集い、伝説のロック歌手ライオンのクレイ役はＵ２のボノが務めた。

日本語吹き替え版もバスター役の内村光良をはじめ、坂本真綾、斎藤司、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥、大地真央、田中真弓と変わらず、クレイ役はB'zの稲葉浩志が声優初挑戦している。

コアラのバスター・ムーンが再建に成功したニュー・ムーン・シアターは、地元で人気となり、連日満席の活気に溢れていた。

しかし、バスターには、世界的なエンタテインメントの中心地レッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターで新しいショーを披露するという、更なる夢があった。

その為には、クリスタル・エンターテインメント社の冷酷な経営者ジミーのオーディションに通過しなければならない。

どうすればジミーの気を引くことができるか考えたバスターと仲間たちは、伝説のロック歌手で、今は隠遁生活を送っているクレイ・キャロウェイを自分たちのショーに出演させることを思いつくが……。


今回の物語は、有名ホテルにあるショーを仕切るコーディネーターにステージをボロクソに言われた事に腹を立てたバスター・ムーンが、勝手にオーディションに忍び込んで口八丁手八丁のデタラメを並べて合格するのだが、社長の娘が出演したいと出しゃばってきたり、ほぼ引退していたミュージシャンを復帰させて一緒に出演させなくてはいけなくなったりと前途多難なハナシ。

しかも、演目はＳＦミュージカルのスペース・オペラ。
ワイヤーで宙吊りになりながらの曲芸などの派手な演出が盛り沢山。

１作目よりもかなりスケールは、でかくなっている。

2021年製作／110分／Ｇ／アメリカ
原題：Sing 2
配給：東宝東和

2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

「地獄の花園」「殺意の道程」などで脚本家としても才能を発揮するお笑い芸人バカリズムのオリジナル脚本による、ある結婚式を舞台に描いた群像コメディ。

篠原涼子がウェディングプランナーの中越役で主演を務め、新郎・彰人を中村倫也、新婦・遥を関水渚、遥の元恋人・裕也を岩田剛典（EXILE／三代目 J SOUL BROTHERS）、謎の男・澤田を向井理が演じる。

監督は、「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」の大九明子。


お茶目だけど根は真面目な石川彰人と天真爛漫な新田遥のカップルは、敏腕ウェディングプランナーの中越真帆に支えられながら結婚式の準備を進め、ようやく式当日を迎える。

新郎新婦の紹介VTRや主賓挨拶、乾杯の発声といった定番の演目に並々ならぬ情熱を注ぐ参列者たちだったが、熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へと展開。

新郎新婦からのSOSを受けた中越は、知恵と工夫で数々の難題に立ち向かうが、さらに遥の元恋人・裕也や謎の男・澤田も現れて……。


結婚式に参列したひとりひとりにスポットを充てた群像劇。

滅茶苦茶なドタバタコメディを期待したのだが、主賓挨拶や乾杯の発声や馴れ初め映像が長過ぎて用意したスピーチや余興やメッセージビデオが収まらないのをウェディングプランナーが削除しないで時間内に終わらせようとする奮闘ものだった。

でも、時間を押しているのに気付かずに巻かなかったウェディングプランナーがいけないんだけどね。

その式の最中に遥の元恋人・裕也と謎の男・澤田とのエピソードが入ってくる。

松竹映画らしいほのぼのとした人情コメディでした。

2022年製作／117分／Ｇ／日本
配給：松竹

2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC / 「THE BATMAN ザ・バットマン」

DCコミック人気キャラクターのバットマンを主人公に描くリブート版のサスペンスアクション

「TENET テネット」や「トワイライト」のロバート・パティンソンが新たにブルース・ウェイン／バットマンを演じ、リドラーをポール・ダノ、ペンギンをコリン・ファレル、キャットウーマンをゾーイ・クラビッツが演じる。

「猿の惑星：新世紀（ライジング）」「猿の惑星：聖戦記（グレート・ウォー）」や「クローバーフィールド」のマット・リーブス監督がメガホンをとった。

青年ブルース・ウェインがバットマンになろうとしていく姿と、社会に蔓延する嘘を暴いていく知能犯リドラーによってブルースの人間としての本性が剥き出しにされていく様を描く。


両親を殺された過去を持つ青年ブルースは復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対するバットマンになろうとしている。

ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。史上最狂の知能犯リドラーが犯人として名乗りを上げる。

リドラーは犯行の際、必ず謎謎を残し、警察や優秀な探偵でもあるブルースを挑発する。やがて政府の陰謀やブルースの過去、彼の父親が犯した罪が暴かれていく……。


物語は、２年前から殺人課の警部補（ジェフリー・ライト）とコンビを組んでいる探偵のバットマンが、ゴッサムシティの市長や警察署長が次々と殺される事件を捜査していくドラマ。

犠牲者は、秘密クラブに出入りしいたことが分かり、そのバーのオーナーはペンギンと呼ばれるオズだった。そのバーで、バットマンは働いていたセリーナと会う。

セリーナ（キャットウーマン）は、バーである調べ事をしていたので、バットマンは彼女に捜査の協力を求める。

３人目の犠牲者が出て、現場にバットマンがいた為に警察はバットマンの取り調べをしようとするが、警部補が助けて逃亡し追われる身となる。

どうやらリドラーには、警察に協力者がいると分かり、その人物を探そうとするバットマンと警部補。

そんな中で、リドラーが４人目の犠牲者に選んだのは、なんとブルース・ウェインだった。


「ジャスティス・リーグ」の後にベン・アフレック監督＆主演で製作しようとしたがベンが降板した為に、かなりの時間を費やしてしまった作品。

その間に「ジョーカー」が製作され高い評価を受けたので、「ザ・バットマン」は、「ジョーカー」のその後のゴッサムシティを描いたような作品となっている。

なので、殺伐とした淀んだテイストは変わらず。殆んどが、ナイトシーンでしかも雨が降り続けてばかり。これは、バットマンが夜にしか活動しないからしょうがないのだけど。

なので、陽の出ているシーンはブルース・ウェインのときだけ。出番は少ないので、ブルースがバットマンだと知っているのは、執事だけ。
執事を演じているのは、「ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の監督アンディ・サーキス。マット・リーブス監督の「猿の惑星」では、モーションキャプチャーで主人公の猿を演じていた。

2022年製作／176分／アメリカ
原題：The Batman
配給：ワーナー・ブラザース映画

2021 CJ ENM, TPS COMPANY ALL RIGHTS RESERVED /

2015年製作のスペイン映画「暴走車　ランナウェイ・カー」のリメイクを「SEOBOK ソボク」のチョ・ウジンが単独初主演で務めたアクションスリラー。

主人公ソンギュの娘を「サバハ」のイ・ジェイン、彼らを翻弄する犯人を「操作された都市」のチ・チャンウクが演じた。

監督は、「The Witch 魔女」「ミッドナイト・ランナー」などの編集を手がけたキム・チャンジュ。


銀行支店長のソンギュは、二人の子どもたちを学校へ送り届けてから、そのまま職場へ向かおうとしていた。

だが、運転中にかかってきた電話に出ると、声の主はソンギュに『車から降りれば、仕掛けた爆弾が爆発する』と告げる。

悪ふざけだと思い電話を切ろうとするが、目の前で車から降りた同僚の車が爆発してしまう。

運の悪いことに爆発した破片が、後ろに乗っていた息子に当たり大怪我をしてしまった。

警察に助けを求めることも、子どもを病院へ連れて行くことも許されず、犯人の真の目的も分からないまま車を走らせるソンギュだったが……。

釜山のヘウンデ（プサン国際映画祭の開催地）付近を舞台にしたノンストップのリアルタイム・ムービー。

「タイムリミット　見知らぬ影」のタイトルで、ドイツでもリメイクされている。

途中で犯人からの電話を遮断して、警察と連絡する為に車が止まった海岸は、「Tsunami」で大津波が来たところ。プサン国際映画祭では、事務局がある場所でした。

物語は、韓国映画が大好きな復讐モノ。犯人は、銀行に恨みのある人物なのだが、韓国映画によく登場するようなヴィランになりきれていない。

まぁ、そうしないとノンストップからダラダラしてしまうからか、話を長くするほど予算が無かったか、多分オリジナルを重視したのだろう。

2021年製作／94分／Ｇ／韓国
原題：Hard Hit
配給：クロックワークス

2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved /

ウィル・スミスが製作と主演を務めて、世界最強のテニスプレイヤーと称されるビーナス＆セリーナ・ウィリアムズ姉妹を世界チャンピオンに育てあげた父親の実話を描いたドラマ。

2022年・第94回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞（ウィル・スミス）、助演女優賞（アーンジャニュー・エリス）ほか計６部門にノミネートされている


リチャード・ウィリアムズは優勝したテニスプレイヤーが４万ドルの小切手を受け取る姿をテレビで見て、自分の子どもをテニスプレイヤーに育てることを決意する。

テニスの経験がない彼は、独学でテニスの教育法を研究して78ページにも及ぶ計画書（ドリームプラン）を作成し、常識破りの計画を実行に移していく。

ギャングが蔓延るカリフォルニア州コンプトンの公営テニスコートで、周囲からの批判や数々の問題に立ち向かいながら奮闘する父のもとで、姉妹はその才能を開花させていく。


テニスは貴族がしていた高貴な白人のスポーツとされていたので、黒人がコーチを頼んでも誰も関わってくれないし、地元のチンピラにもバカにされていた。

なので、金になりそうだと解って近づいてくる上から目線の白人達はを平気で断ってしまう。これは、大会に出場して契約を結ぼうとしたスポンサーまで同じ扱い。

リチャード・ウィリアムズは、かなりの頑固オヤジでちょっとでも気に食わないと直ぐにヘソを曲げる。なので、いつも奥さんと夫婦喧嘩ばかりしている。

こういう負の場面もちゃんと描かれているのが、評価を高くしているのだろう。

2021年製作／144分／Ｇ／アメリカ
原題：King Richard
配給：ワーナー・ブラザース映画

イランの厳罰的な法制度を背景に、冤罪による死刑で夫を失ったシングルマザーの姿を通し、社会の不条理と人間の闇を炙り出したサスペンスドラマ。

マリヤム・モガッダムとベタシュ・サナイハが監督を務め、モガッダムが脚本と主演も兼任している。


テヘランの牛乳工場に勤めるシングルマザーのミナ。夫ババクは殺人罪で逮捕され、１年ほど前に死刑に処された。深い喪失感を抱え続ける彼女は、聴覚障害で口のきけない愛娘ビタを心の拠りどころにしている。

ある日、裁判所に呼び出されたミナは、夫の事件の真犯人が他にいたことを知らされる。理不尽な現実を受け入れられず、謝罪を求めて繰り返し裁判所に足を運ぶミナだったが、夫に死刑を宣告した担当判事に会うことさえ敵わない。

そんな折、ミナのもとに夫の友人だったという中年男性レザが訪ねてくる。親切な彼に心を開き、家族のように親密な関係を築いていくミナだったがのだが……。


果たしてレザは、何者なのかというミステリー。見ている側には直ぐに彼が誰なのか教えてくれるのだが、ミナが知るのはラスト。

それを知ったミナのとった行動が、クライマックスになっている。

イランは検閲を国がやっているので、国が許可をしないと劇場公開が出来ない。この作品は許可が降りず、公開はされていない。

なので、映画祭に出品して海外に売って利益を得ようと映画祭へ行くのだが、帰って来なくていいと閉め出されてしまうこともあるそう。

そこまでの覚悟をして、映画製作をやっているのだそう。

2021年・第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。

2020年製作／105分／Ｇ／イラン・フランス合作
原題：Ghasideyeh gave sefid
配給：ロングライド

2021「リング・ワンダリング」製作委員会

東京の下町を舞台に、人間の生や死に実感のない若者が不思議な女性との出会いを通して命の重みを知る姿を、切なくも幻想的に描いた物語。

「花と雨」の笠松将が主演、「孤狼の血」の阿部純子がヒロインを務め、安田顕、長谷川初範、片岡礼子が脇を固める。
監督は、「アルビノの木」で国内外から注目を集めた金子雅和。


漫画家を目指す草介は絶滅したニホンオオカミを題材に漫画を制作しているが、肝心のオオカミを上手く形に出来ずにいた。

ある日、彼はバイト先の工事現場で犬の骨を発掘する。夜にまた工事現場に戻った草介は、逃げた犬を探すミドリと出会う。

転倒して怪我を負ったミドリを彼女の家族が営む写真館まで送り届けるが、そこはいつも目にする東京の風景とはちょっと違っていた。

草介はミドリやその家族との出会いを通し、この土地で過去に起きたことを知るのだった。

物語は２つ。１つは、草介が体験する不思議な出来事と、もう１つは草介の書いている漫画が実写となって再現されること。

ミドリを阿部純子、ミドリの両親を安田顕と片岡礼子が演じ、漫画の主人公を長谷川初範、その娘を阿部純子が演じる。

１度で２つの作品が楽しめる美味しい作品です

リングワンダリングとは、人が方向感覚を失い、無意識のうちに円を描くように同一地点を彷徨い歩くこと

第22回東京フィルメックス「メイド・イン・ジャパン」部門にて上映

2021年製作／103分／Ｇ／日本
配給：ムービー・アクト・プロジェクト