オヤジ・・・

そういえばあれからまだおやじとは一度も会ってない。

どうしてるんだろう・・・。

腹の炎症も治まりつつあったが、

子供の世話はさせてもらえなかった。

なんせ身動きが取れない状態だったので、

看護婦さんがそんなあたしを不憫に思ったのか、

新生児室からベットごと子供を病室に連れてきてくれたんだが、

流石に前回のように甘くはない(|||▽||| )

「ちょっとだけこれ、このベルト外してもらえん？

絶対ウロウロしないから。ね？

お願いします（゜▼゜；lll）」

　　　　「だめ!!(▼皿▼＃)

　　　　　　無理(▼ヘ▼#)」

・・・・うぅ(|||▽||| )

もうね、

今度何かあったらあたしらもめっちゃ怒られる（ｌｌｌﾟДﾟ）

大変やってんで（゜▼゜；lll）

あの後警察と先生とご両親かなぁ？

ミアさんは手術室やったから知らないやろうけど、

お父さんかな？

すごい怒ってた。

仲良くしてた看護婦からそんなことを聞かされた。

|||(-_-；)||||||あぁ・・・

やっぱりオヤジ、来てたんだ。

また迷惑かけてしまった・・・。

あたしゃ人に迷惑かける以外のことが出来ないのか？

自分で自分の尻拭いもできないくせに

なんでこう毎回ややこしい事態を起こしてしまうんだろう。

オヤジにもオカンにも合わせる顔がない。

もう厄介事を起こすのはこれっきりだ。

退院したら娘と二人、静かに暮らしていこう。

そしてもし許してくれるなら年毎に娘の成長を見てもらう。

何も問題を起こさず、育児に専念して安定した日々を過ごせるよう

努力する。

怒りをコントロールして自我を殺す。

あたりまえだ。

あたしはすでに宝物を手に入れたんだ。

あとは一体何がしたいというのだ？

もう散々好き勝手やってきたじゃないか。

娘以外大事なものなんてありはしない。

心底そう思っているなら変われるはずだ。

強くそう思った。

しかし・・・

子供の世話ができないってのは何て苦痛なんだろう(-人-)

何も知らずに新生児室のベットに横になってる我が子。

自由に抱いてもやれず、

おっぱいすらあげられない。

やがて医者が見回りに来て

少しの間ベルトを外してもらい手術痕を確認。

その後であたしは乳しぼり機で溜まったオッパイを

絞り出す。

ううっ(|||▽||| )

不味そうだ・・・（ｌｌｌﾟДﾟ）

それが終わると横になり、

またベルトをハメられるのだが、

少しの間だけ娘をあたしの顔の横に寝かせてくれる。

たまらなく可愛い。

もうしっかり目が開いてる我が子は

何もない空中を見つめ、

しきりに何かの動きを追ってるように黒目を動かしてる。

あたしも同じように空中を眺めてみたが

もちろん何も見えないΣ（゜▼゜；lll）

そうかと思うと次の瞬間、

小さくて短い両手を空中に差し出し笑うのだ。

可愛いったりゃありゃしない(|||▽||| )

まだ歯の生えてない口を開けて

空中に向かってニコニコしながら手足をもじもじさせ、

うぉ!!（゜□゜ψ）ψ とびっくりしたような表情に変わったと思ったら、

今度はホッとしたようなひと仕事終えたような

満足気な顔に変わるのだが・・・

どうやら

うんこが生まれたようだ(-人-)

その一つ一つの仕草ってか、表情が

可愛すぎる・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･

歯のはえてない大人が口を開けてニコニコしても、

それこそ

キモイだけなんだが(-人-)

前にも書いたけど、

赤ちゃんは生まれてしばらくは目がちゃんと見えていない、

って教わってたんだが、

あたしの子は別だ( ﾟ`へﾟ´)＝３

産まれた次の日には絶対見えてたと思う。

あの目はもう生まれたての赤ちゃんって感じじゃなく、

長いまつ毛でしっかり目を開けてキョロキョロと辺りを見ていた。

それに新生児室に並んでる子供を見てみると、

ホントに赤ちゃんそのものってか、

ちょっと赤くて頭はほとんど毛がなくて、

どの子もみんな目を閉じで泣いてたり寝ていたり・・・

だけど

我が子は違ったﾟ+.(◕ฺ∀◕ฺ)ﾟ+.♪

一人だけすでに髪の毛はまるで３ヶ月児のようで、

色こそ薄くてベージュの柔らかい産毛だったが

他の赤ちゃんとはまるで違った。

目を開け隣の赤ちゃんが泣いてる様子を

不思議そうにじっと見てたり、

両手をあげてみたり、

まるで遊んででもいるかのような表情だ。

やっぱり・・・・

あたしの子は

なぜか一人だけ特別可愛くて

輝いていたのだΨ(▼皿▼＃)Ψ

「ほんとに綺麗だわ。

まつげが長くて目だってもうちゃんと見えてるみたい。

髪もフサフサｗ

こんな綺麗な赤ちゃん見たことないよ。」

なんて看護婦らの褒め言葉をまにうけて、

調子に乗るあたしｗ

きっとどのお母さんもみんなあたしみたいに思うのかなｗ

やっぱり我が子は特別だ( ﾟ`へﾟ´)＝３

あたしの置かれた嬉しい現実と

苦しい立場。

今のこの厄介な状態からなんとか抜け出したい・・・。

娘が新生児室に戻されると

またあたしは寝転がってるだけの時間を過ごすのだが・・・

点滴に薬を混ぜているのか、

最近やたらに睡魔が襲ってくる。

ちょうどウトウト仕掛けた時に、

オヤジの声がした。

　　　　「おい!!

　　　　起きろ(▼皿▼＃)」

　　|||(-_-；)||||||あぁ・・・

　なんてこった・・・＿|￣|○

あたしは生まれたばかりの我が子の世話どころか、

自分の事すら自分でできず、

唯一自由がきくところと言ったら・・・

一番厄介な口（ｌｌｌﾟДﾟ）

だけだった。＿|￣|○

初めはそりゃぁ病院から怒られたのなんのって・・・（゜▼゜；lll）

まぁ当たり前なんだが(-人-)

「あなたねぇ、

自分がどういう立場なのか分かってんですか？(▼皿▼＃)

出産しに来たんでしょ？

医者だってお子さんが無事産まれるよう頑張ってるってのに

なんでこう何度も何度も傷口が開くような真似するんですか!！

病院だってねぇ、指示を守って貰えなきゃ

治るものも直せないんですよ(▼ヘ▼#)

こう何度も何度も同じところ縫ってたら

皮膚も痛むし

縫合痕だって太くなってキレイにならないんですよ？

大きな痕が残ったら嫌でしょ!?(▼皿▼＃)」

（ｌｌｌﾟДﾟ）ヒィィィィ!!

・・・って、

あたしゃもうすでに十分フランケンな体なんだが（゜　゜；)

今更体の傷痕なんてなんとも思わないぢぇΨ(▼ﾍ▼；)Ψ

なんて心の中で思いながらも、

「ううっ・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･せんせぇ・・・

ごめんなさい!!(´；ω；｀)

ちょっと家庭環境が複雑なもんで,

どうしても出生届け出す前に警察で調べてもらいたい事が

あったもんで・・・(´；ω；｀)

まさかあんなふうな応対されるとは・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･」

素直に反省し

目に涙をためて訴えるあたしに同情したのか、

先生は、

「まぁ、それぞれ家庭環境はいろいろ

あるだろうからね・・・。

でも、

　　　　　ダメなものは

　　　　　ダメ!!(▼皿▼＃)!!

あなたが今やらなきゃならないことは、

早く良くなって

子供さんの世話ができるよう体を戻すことです!!( ﾟ`へﾟ´)

やっと生まれたあなたの赤ちゃんは

あなたの宝でしょ？

何より大事なはずです。

あなたがそんなんでどうするんですか。(▼皿▼＃)

赤ちゃんのためにも、もっと自分を大事にしないと。

それが子を大切に育てることにもつながるんですから。」

ごもっともな意見です(-人-)

ってか、この医者は何があったか知ってるのだろうか？

もし知ってたとしても、

それは病院まであたしを運んでくれたポリこマン軍団が説明したことで、

一方あたしは傷口の治療を今度は全身麻酔で受けてたから

当然意識もなく、

まだ事のなりゆきを説明する機会すら与えられていなかった。

運ばれると同時にひたすら喚いただけで、

自分の言い分はまだちゃんとは説明していない。

ポリ子からどのように事の成り行きを説明されたのか

気になっていたあたしは、

話がどう伝わっているのか医者に聞いてみたところ・・・

「う～ん、大まかには聞いたんだけど・・・

捜索願だっけ？

私用では受理できないと告げたところ、

いきなり暴れだしたって・・・Σ（゜▼゜；lll）

とにかく冷静になってもらおうと

暴れるのを止めに入ったんだが、

聞く耳も持たずにそこらにあるものを手当たりしだいに

投げつけてきて・・・

どうにもできなかったから

おとなしくしてもらうためにしかたなく手足の動きを封じた。

それでも暴れようとしたと思ったら、今度は

急に苦しみだした・・・

って、聞いてます（゜▽゜；)」

むっか～!!Ψ(▼皿▼＃)Ψ !!

ふざけんじゃねぇ＼(*｀皿´#)／ムキーッ!!

なに自分らの都合のいいことばっかり言ってんだ？(▼皿▼＃)

散々人を挑発しておいて

何が、しかたなく、だよ( -д-)､ｹｯ

なんてズルいんだ(▼皿▼＃)

あんなけ人のこと馬鹿にしといて、

おまけに薬中扱いして、挙句の果てには

扶養手当が欲しいがための自作自演の嘘つき女だと

言わんばかりにあたしの神経を逆なでしといて(▼ヘ▼#)

確かにあの時、

ひろの両親に電話しようとしたポリ子の態度に我慢ならずあたしは突進

してしまったけど、

そこに行くまでの経緯ってのがあるだろが!!ヽ(`Д´)ノ

まさか、あれが正当な応対の仕方だとでも言うのか!?

それともあの対応で頭に来るあたしの方がおかしいのか!?

普通の人はあんな応対されても腹が立たないんだろうか？

腹がたっても我慢してポリ子の上から目線にも

じっと耐えるんだろうか。

たとえ数回でもポリ子の厄介になった履歴が残ってる者に対しては

あのような応対をしろと教育でもされてるんだろうか。

あたしゃ確かに前科持ちの厄介者だ。

だけどそれは今回のこととはまるで別件じゃないか。

どうして我慢できようか。

散々人を押さえつけてたくせに

そのことは一切話さず、

自分たちの対応は間違ってないと言わんばかりの

説明しやがって(▼皿▼＃)

あたしゃもう悔しくって悔しくって今すぐにでも行動に出たかったが、

なんせこの状態じゃぁ何もできないし、

どこにも行けない(|||▽||| )

眠ることもできず一人悶々としながら足りない頭で考え込む時間は、

苦痛以外のなにものでもなかった。

天井を睨み、まんじりともせず怒りと闘ってる最中、

なぜかふと、オヤジの顔が頭に巡った。

　　

今日は久しぶりに時間に余裕が出来たのでブログの更新を

しようと思ったんだが、なんせ時間が空きすぎて

一体何から書いたら良いのやら（゜▽゜；)

５年ぶりかな？

更新が止まってからも更にいろいろあったもんで、

もぅかなり昔の出来事がなかなか思い出せない(|||▽||| )

余計なことばっかりやりすぎて脳が萎縮してしまってるからか？

ただでさえオプションみたいなあたしの頭は

それこそ振ったら音が鳴るんじゃないか？

なんて思うくらい働いてくれず・・・（゜▽゜；)

しょうがないからこれまで書いたものを初めて読み返して

みたんだが・・・(；-＿-；)

ちきしょぉぉぉ!!(▼皿▼＃)

やっぱり

読むんじゃなかった・・・＿|￣|○

なんとまぁ誤字脱字の多いこと。

しかも分かりにくいったらありゃしない（゜▼゜；lll）

我ながら

さすがあたし(；-＿-；)

まったく何でもかんでもさらけ出して

まさに馬鹿丸出しだ。|||(||(ﾟ▼ﾟ；)|||)|||

しかし自分のためにも

ここは一発気合を入れて・・・

あたしゃ書くぢぇ!!(▼皿▼＃)

　　　　　　　　　　　　　・・・＿|￣|○

　　　　　　　　　―――　　　続きです　　―――

　人生初の拘束着なるものに体の自由を奪われたあたしは、

やらなきゃならないことが山ほどもあるってのに、

それこそ便所にすら行けず、

コンビニすら行けず、

更には喫煙なんてもってのほか、

動いていいのは主治医の前だけ、

という、まるで拷問のような日々を

過ごすのであった。(-人-)ナンマイダ～ナンマイダ～

まぁ自業自得としか言いようがない。

こうやって書いていると、あたしゃいつも暴れてて

なにか気に入らないことがあると後先考えずに反射的に

行動してしまう厄介なババァそのものなんだが、

自分の中では、決して自分から喧嘩をふっかけたり

誰かに意地悪したりなんてことは絶対しない。

そんなことする人間が大っ嫌いな

平和主義者なのだ。ﾟ+.(◕ฺ∀◕ฺ)ﾟ+.♪

だけど

相手からの悪意を感じ取ってしまうともうダメだ。

相手がただの様子伺いのつもりであれこれ質問しているのならば

たぶんあたしは爆発したりなんかしない。

あの警察署での一件。

それは悪意と見下しと非協力的な態度しか

感じ取れなかった。

強慢な私利私欲のみのためにしか動かない

最低な人種ばかりが集まってできた課のように思えてならなかった。

生活課。

一体誰のための生活課なのか。

どんな役割を担っているのか。

それともあたしが見るからに頭悪そうで、

おまけに調べてみると前科持ちで

多々警察の厄介になってるから

あんな追い詰めるような受け答えばかりしてきたのか？

ううっ・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･

ムカつくぢぇΨ(▼ﾍ▼；)Ψ

あやつらだけは絶対許せねぇ。

ことの全てを全部公にしてやる(▼皿▼＃)

二度とあたしのような思いをする人が出ないように

騒ぎ立ててやる(▼皿▼＃)

絶対に許さねぇ!!(▼皿▼＃)