このブログも膨大な内容がアップされています
このブログの更新はしませんが、
過去に沢山の内容をアップしたものが残っていますでの
ご利用ください
2006年10月からは、gooブログで新しい内容をアップしていますので、
そちらもご愛読ください
ブログの変更をしました
ご愛読いただきありがとうございました
バージンアップ?により、マック入力ができなくなり、
やもうえず、「gooブログ」へ移行することにしました
URLは
http://blog.goo.ne.jp/hkaiho
ついでに、メールも
hkaiho@mail.goo.ne.jp
を新たに開設しました
2006年9月18日
ヒューマンエラーを事故につなげないための7カ条
04/4/28 海保博之
「ヒューマンエラーを事故につなげないための7カ条」
○1条「エラーは誰もがしてしまうとの自覚を持つ」
○2条「エラーについての知識を豊富にして、折に触れて、その知識を思い出すようにする」
○3条「ヒヤリハット体験から学ぶ」
○4条「自分にできることとできないことを知る」
○5条「危険(リスク)度の高いところでは、確認につぐ確認をする」
○6条「エラーが事故につながらない工夫を考える」
○7条「安全の仕事は自分一人で抱え込まない」
認知的体験・9・11
●認知的体験「夏休み総括」06/9/10海保
今年の夏休みは、1泊ホテルでの休息のみ。あとは、もっぱら家で仕事。実に充実した夏休みだった。これほど外に出ない夏休みははじめて。昔は、大学で仕事をするのが習慣であったが、はじめて家で仕事をしてみた。意外に、のんびりした気分で仕事がはかどることを発見した。これからは、これでいくことにする。
●認知的体験「読みたいブログ」06/9/10
朝こんなご飯を、夜はこんなグルメ料理を、誰それさんとあっておしゃべり、などなど。こんな日記をブログに載せられても、とてもではないが、読む気持ちになれない。それでなんなのよ!
今毎日必ず読むブログは、ドクター鈴木のアメぶろ日誌。これは、掛け値なしにおもしろい。軽いコラムに、批判精神があり、しかも、知識が豊富。人情の機微にも通じている。昔、フリーライターをしていた経験が生かされているのであろう。さらに、日常から拾い出すトッピクの選択のうまさ。一読、お気に入り登録を勧めたい。
●認知的体験「これも学校の責任ですか?」06/9/9海保
山口の専門学校での女子殺害事件。校長が、責任を感ずる、とのコメントを出したとのこと。教育者として、そうした学生2人を育ててしまったことへの責任なのか、それとも、建物の管理責任なのか。何に責任を感じての発言なのだろうか? 何らかの賠償責任まで考えているであろうか。
最近、気になることの一つに、組織のトップがあまり組織として責任のないことにまで頭を簡単に下げすぎていることである。公務員の飲酒事故なども、なぜ市長が頭を下げるのだろうか。
そうさせている、ニュース報道の不思議なリテラシーがあるようにも思える。
●認知的体験「病院からのバスは年寄りで一杯」06/9/6
医大前からバスにのった。当然なのだが、年寄り病人?で一杯。あわてて席を譲った。
昔、カリフォルニアでバスに乗ったとき、低階層の人々とおぼしき人ばかりにかこまれてびくびくしたことを思い出した。
●認知的体験「本当に頭にくる;犬害」06/9/9海保博之
前の家の犬が我が家に向かってほえているような感じ。当然のほえ声は本当に迷惑。
夏休み、家での仕事に相当支障がでたと思う。こんな時、となりに事情を説明にいって善処してもらうくらいなら、なんということもないと思うが家内が絶対に止めてくれという。困った!!
このまま放置しておくと、何をするかわからんぞ!!
領域固有性、状況、行動型ロボット(用語解説)
04/3/2海保博之
1.4 領域固有性、状況 行動型ロボット
見出しの3つの用語は、認知科学、認知心理学の成熟期1980年代のキーワードである。
1970年代情報処理パラダイム全盛の中でも、人間の認知には、計算合理性ではとらえることのできない世界があることを示す研究が心理学者の側から散発的にではあるが、提出されるようになってきた。
その一つは、思考の領域固有性である。論理的にはまったく同じ課題であっても、問題の表現を慣れ親しんだ日常的な場面に移すと正解できるようになる現象である。もっぱら、ウエイソンとジョンソンーレアード(Wason & Johnson-Laird 、1972)の4枚カード問題をめぐって一連の研究がおこなわれた。
領域固有性は、その後、認知エキスパート研究においても広く検証されることになり、領域普遍な計算合理性を基本テーゼとしておこなわれてきた初期認知科学への強烈な一撃となった。
1980年代になると、カーネマンとツバルスキー(Kahneman & Tversky1982)による社会的判断における固有のバイアス(ヒューリスティックス)の研究成果が公表されるようになると、この流れは勢いを増し、認知心理学の新たなパラダイムとして、状況的認知論を形成するまでになった。レイブとウエンガー( Lave &Wenger,1991)の認知エキスパートに関する仕事は、その集大成とも言えるものである。
状況的認知論では、人間の認知を頭の外とのやりとりで捉え直す動きを作り出し、それは、必然的に、実験室的な認知から日常的な認知へと関心を向けさせることにもなった(たとえば、Neiser、 1982 )。
人工知能も、こうした動きと呼応するかのごとく、ブルックス(B rooks、1986)が サブサンプション(包摂; subsumption)・アーキテクチャーと呼ばれる設計思想に基づいた行動型AIを開発した。センサーで駆動される複数のエージェント間の実行の優先順位に従って環境中を適応的に動き回る昆虫のようなロボットが開発されたのである。
一方、1980年代中頃、もう一つの注目すべき動きが出てきた。それは、ラメルハートとマクレランド(Rumelhart and McClelland、1986)にはじまる並列分散処理(Parallel Distributed Proccessing)モデルである。さまざまな認知機能を脳の神経結合モデルとしてコンピュータ上で実現する、まったく新たな試みが爆発的に研究がおこなわれた
認知的体験・9・11
●認知的体験「メールが不調」06/9/9海保
メールが届いたり届かなかったりが続く。Gmailと大学のメールでなんとかしのいでいるが、本当に困る。困るのは、届いたのか届かないのかがわからないこと。これって、どこにクレームをつければいいのか。
●認知的体験「匿名アンケートのはずだか?」06/9/7海保
市役所からアンケート。書いて出したら、ありがとうの葉書が。
確か、匿名とあったはずだが。
もうひとつ。学生が学園祭アンケートをお願いしますと研究室へ。
書き込む間、その学生、肩越しに書いている内容をじっと見つめていた。
●認知的体験「サプリメント」06/9/7
サプリメントの広告が多い。買ってみたいものばかりであるが、すべてを買うと、飲むのが大変。以前、一袋だけ買ってきたが、いつまでたっても減らないので止めてしまった。
身体によいある特定の栄養素だけを抽出した飲めば、効率よく栄養がとれるとは思うが、栄養素も実は他の何かと結びついて有効性を発揮しているはず。
それにしても、マルチビタミンなどと銘を打たれるとつい買ってみたくなる。高齢になると、食べる量が減るので、それだけ栄養摂取も減る。サプリメントについ頼りたくなる。今我が家でやっているのは、ご飯にそうしたものを入れてたくことだけ。
●認知的体験「今日の中ドジ;約束日時の混乱」06/9/7
「7日(水)」新宿東交番の前で、と約束した。自分は、水曜日のほうで、相手は、7日のほうでと解釈。携帯電話でなんとか会えた。
夏休みで曜日と日時の感覚がややはっきりしなくなったための混乱。それにしても、こんな時は、どっちですか?の確認を入れてくれればよいのになー。
認知的体験9・10
「キャリアアップのための発想支援の心理学」
海保博之・松尾太加志 2003年7月 培風館より出版 1,500円 頭を効果的に使って鋭く豊かな発想を! 認知心理学からヒントを得て、ビジネスや日常生活のさまざまな場面で、状況にあわせた最適な発想を生みだすための頭脳活用法を提案。クイズや図解で頭を活性化させながら、キャリアアップに生かせる発想力を育てよう。 本書は,もともとビジネスマン向けに企画された本ですが,認知心理学のトピックスを集めた本で認知心理学の勉強にも最適です。学生さんもぜひ読んでみましょう。 .
●認知的体験「絶妙のタイミングで仕事のスケジュールができる」06/9/6海保
ここのところ、原稿書きや校正や映画の編集やラジオ出演や放送大学や講演おこやしや取材など、あれこれといろいろの仕事が続く。それが、はかったかのように、一つが終わると次が、というスケジュールで入ってくる。あたかも誰かがスケジュール調整をしてくれているかのよう。それもこれも、一つに仕事を頼まれた時点で仕上げるくせがうまく機能している。原稿は、締切前完成のものが、3つもある。その一つは、なんと来年3月のもの。
●認知的体験「スパムメールを開けてしまった!!」」06/9/6海保
男の名前でタイトルが「ごぶさた!」だったので、つい開けてしまった。負けた。ついでに、その内容の一部の無断引用。スパムも意外に知的なんだ。もっと開けてみてあげたほうがよいのかも?!
「女の子だって、男の子と考えることは同じだと思います!ちゃんとした出会いを求めているし、良い男性に巡り会えたらそれ以上の関係にもなりたいものです。———
それと強引にエッチの方向に持っていこうとする男性!!これもレッドカードです。ちゃんとムードを作ってくれないと女の子はそういう気持ちにはなりませんヨ♪」
ハイ、よくわかりました!! これからそうします。
●認知的体験「いつも足がだるい」06/9/3
昨日は昼食後の散歩30分。それでも朝、起きると足がだるい。健康のためにともかく歩くようにしているのだが、無理があるのだろうか。それでも、これくらいは歩かないとねー。
大学のいつもの散歩道に蜘蛛の巣がたくさん。1か月は歩かなかったからか。それほど、誰も歩かないところを歩いているということ。
●認知的体験「大学の静かさ」06/9/2
土曜日ではあったが、出校日だったので、大学へ出かけた。もちろん、夏休みなので一部の事務以外は誰もいない。おそろしいほど、静か。山口の専門学校で女子学生が殺害された事件を思い出して、おもわず、大丈夫かなーと思ってしまったほど。
昼休みに散歩に出たら、校舎のあるところより一段下の窪地にあるテニスコートで対抗試合をやっているし、運動場の草刈りもしていて、ホットした。帰宅しようと門まできたら、ガードマンもいた。最後の一人だったらしく、うしろですぐに門扉が閉められた。もうちょっと遅れると、どうなったのだろう。平日は8時閉門は知っていたが、土曜日はもっと早いのかも。