先日、若い人たちの飲み会に誘っていただきました。
ぼくが、一番年齢が上だったので、ギリギリ「若手」に
かかっていると判断し、喜ぶと同時に、
謙虚な気持ちを忘れないでおこうという気になりました。
そこでの話。
最近の学校現場は、事務にしても、教育内容にしても
管理がきついのです。
いろいろな事務作業が
「何か言われた時のために」ということで
書類主義というか、どんどん煩雑になっています。
また、人などの教育条件、施設の老朽化、労働条件など・・・
いろいろ課題があるわけです。
こんなことを書くと、
一般はもっときびしいわい
とかいう反応がよく返ってきますが、
一般も含めて、働きやすい職場をめざすのはいっしょのはずだと思うので、
そんな感じで読んでください。
そんないろんな不満や愚痴が出てくる中で、
「校長先生がもっといってくれなあかんよなあ」
ということば。
そっかあ。そんな風に思っているのか。
ぼくは、もとより、校長先生にそんなことはあまり期待していませんでした。
ま、ぼくらが思っていることを教育委員会にいうてくれたらいいけど
本筋は、僕ら自身が考えて、教育委員会に訴えないとつたわれへんと思っています。
そのために、組合ってのがあるはず。
学校でいえば児童会や生徒会みたいな感じで、
おれらの職場のこと、おれらがメインでやっていかなあかんやろという感じです。
子どもたちの教育条件にしても、
現場でこどもとむきあっている、おれらの声を直接届けたいって思うわけです。
でも、教育条件とかは管理職が上にいうていくもんだって感じの話になっていたのです。
逆にかんがえたら、若い人らにとって組合はそういう存在には
成り得ていないのだということが、今更ながら、合点がいったという感じ。
そんなことも、組合に若い人が入らない理由の一つになっていると思いました。
3月16日小学校の卒業式でした。うちの学校でも、すっごいいい卒業式を終えることができました。感動です。
私のところでは、一人ひとり名前を呼ばれ、返事をして、証書をもらい、最後に決意表明をします。将来の夢とか、中学校でのこととか・・・。今年の卒業生は比較的将来の職業について語る子が多かったように思いました。いい感じで、いろいろな夢が聞けました。
それを一人ひとり聞いていると、ほんとにそれぞれに夢があって、そうしたい理由もいろいろなのです。素敵だなあとか、小学校でこどもたちに伝えようとしてきたことは、伝わってんなあ、とかいろいろかんがえていました。
で、ふと思い当たったのが、教育基本条例のことです。テレビでは、「グローバル社会に通用する人材をそだてるなんてええこと」みたいな報道してるところもあれば、「アメリカの落ちこぼれゼロ法といっしょで危険」と報道していたり。正直、現場にいる自分としては、そんな法律関係ないし、現場で子どもに精一杯関わるだけやんと思わないでもないわけです。でも、正直「人材育成」って言われると学校はそうじゃないやろうと思うし、アメリカやイギリスの報道見たら、このままその法律が成立するのは、こわいなあとも思うのです。
国際社会で通用する人材育成の場にするとすれば、卒業式で聞いた「保育士になりたい」とか、「漫画家になりたい」とか、否定されるんだろうか。ぼくは、絶対にそれを大切にしていけよって声はかけるけど、法律で決まったらいろいろと「こうせえ」「ああせえ」って指示がくるんだろうなあ。そういうことをしている間に、子どもたちは、そんな夢を語る暇も与えられなくなったりするのかなあとか。
維新の会や橋下さんは、「民意だ!」なんていうけれど、「発言する保護者ネットワーク」という人たちが、反対を表明して、なんとか成立させないように頑張っていたりもします。もちろん、ぼくが、子どもや保護者にこんな話をすれば、組合が反対してるし、橋下さんは組合ぎらいなので、「組合活動だ」なんていわれかねないので、直接、保護者に聞くわけにも行かないのですが、そんなことをぐちゃぐちゃとかんがえているうちにたどり着いたのは、やっぱり現場ではたらく教師がなんか声あげていかなあかんやろうということです。
私のところでは、一人ひとり名前を呼ばれ、返事をして、証書をもらい、最後に決意表明をします。将来の夢とか、中学校でのこととか・・・。今年の卒業生は比較的将来の職業について語る子が多かったように思いました。いい感じで、いろいろな夢が聞けました。
それを一人ひとり聞いていると、ほんとにそれぞれに夢があって、そうしたい理由もいろいろなのです。素敵だなあとか、小学校でこどもたちに伝えようとしてきたことは、伝わってんなあ、とかいろいろかんがえていました。
で、ふと思い当たったのが、教育基本条例のことです。テレビでは、「グローバル社会に通用する人材をそだてるなんてええこと」みたいな報道してるところもあれば、「アメリカの落ちこぼれゼロ法といっしょで危険」と報道していたり。正直、現場にいる自分としては、そんな法律関係ないし、現場で子どもに精一杯関わるだけやんと思わないでもないわけです。でも、正直「人材育成」って言われると学校はそうじゃないやろうと思うし、アメリカやイギリスの報道見たら、このままその法律が成立するのは、こわいなあとも思うのです。
国際社会で通用する人材育成の場にするとすれば、卒業式で聞いた「保育士になりたい」とか、「漫画家になりたい」とか、否定されるんだろうか。ぼくは、絶対にそれを大切にしていけよって声はかけるけど、法律で決まったらいろいろと「こうせえ」「ああせえ」って指示がくるんだろうなあ。そういうことをしている間に、子どもたちは、そんな夢を語る暇も与えられなくなったりするのかなあとか。
維新の会や橋下さんは、「民意だ!」なんていうけれど、「発言する保護者ネットワーク」という人たちが、反対を表明して、なんとか成立させないように頑張っていたりもします。もちろん、ぼくが、子どもや保護者にこんな話をすれば、組合が反対してるし、橋下さんは組合ぎらいなので、「組合活動だ」なんていわれかねないので、直接、保護者に聞くわけにも行かないのですが、そんなことをぐちゃぐちゃとかんがえているうちにたどり着いたのは、やっぱり現場ではたらく教師がなんか声あげていかなあかんやろうということです。
最近、学級もそれなりには落ち着き
色々ありつつ、
こどもたちも楽しく学校で過ごしていると
思っている。
しかし、それなりでしかない。
ちょっと
適当が過ぎている気もしているところだ。
しかし、ひさしぶりに
しっかりと読んでみようという
教育関係の本に出会った。
よくわかる学級ファシリテーション
というやつです。
ファシリテーションという言葉自体は
そんなに新しくは無いが、
自分の中であんまりはっきりしたものではなかったので
そこそこにしか学んでいなかった。
ちゃんとしたいなあと
思い始めているので
がんばろうと
今は思っている。
よくわかる学級ファシリテーション①―かかわりスキル編― (信頼ベースのクラスをつくる)/岩瀬 直樹
¥1,995
Amazon.co.jp
学校が元気になるファシリテーター入門講座/ちょん せいこ
¥1,785
Amazon.co.jp
色々ありつつ、
こどもたちも楽しく学校で過ごしていると
思っている。
しかし、それなりでしかない。
ちょっと
適当が過ぎている気もしているところだ。
しかし、ひさしぶりに
しっかりと読んでみようという
教育関係の本に出会った。
よくわかる学級ファシリテーション
というやつです。
ファシリテーションという言葉自体は
そんなに新しくは無いが、
自分の中であんまりはっきりしたものではなかったので
そこそこにしか学んでいなかった。
ちゃんとしたいなあと
思い始めているので
がんばろうと
今は思っている。
よくわかる学級ファシリテーション①―かかわりスキル編― (信頼ベースのクラスをつくる)/岩瀬 直樹
¥1,995
Amazon.co.jp
学校が元気になるファシリテーター入門講座/ちょん せいこ
¥1,785
Amazon.co.jp