私が小学3年の頃、実家の真隣の家で火災が発生し良く面倒を見て下さったおばあさんが焼死した。


その頃の私達(母、姉、私)はまだ父と別居していて、学校から一度両親が働く美容院に帰り、仕事が終わってから実家に帰るという生活を送っていたので、第一報はその美容院でだった。


報せを受けすぐさま姉と美容院を飛び出し実家へと早足に向かう道中では、それはそれは恐ろしい不安ばかりが過ぎった。


おばあさんは無事だろうか

実家に火は燃え移っていないだろうか

飼い猫のゴロは大丈夫だろうか


手を繋いでいた姉の手と、

「大丈夫だよね?」

そう何度も言い聞かせるように、震えた声もよく憶えている。


到着した時には既に消防隊員による消化活動が始まっていたのだが、眼前に広がる光景にたまらず息を呑んだ。


サイレンはけたたましく吠え、火柱は轟々と屋根を突き抜ける。懸命な活動もどこ吹く風、ホースから発されたあの大量の水に果たして意味はあるのだろうか


そう思ってしまう程に目も当てられない凄惨な現場だった。それと同時に、もし逃げ遅れていたならおばあさんは助からないだろうそう子供ながらにも悟った。


実家には燃え広がらずゴロも無事だったものの、やはりおばあさんは助からなかった。聞いた話ではトイレ付近で煙を吸い込み動けなくなり、そのまま焼け死んでしまったそうだ。


私達子供を心配してか、その日は別居先の父の住む家に泊まる事となった。


翌日、家族で現場の様子を見に行ったのだが馴染みの景色はそこになく、焼け焦げたがらんどうの家があるばかり。


燃え切らなかったキッチンバサミや湯呑みなどかろうじて残った生活感が殊更、これが現実に起こった事なのだと思い知らされた。


焦げた匂いを吸い込む度に胸の辺りは騒つき、人はこんなにもあっけなく死んでしまうんだな、もう元には戻らないんだ。そんな考えばかりが薄っすら浮かんでは消えていった。


今その火事があった場所は更地となり、旧実家は建て替えられ姉夫婦とその子供が暮らしている。誰がどう見ても昔ここで大火事があったなどとは夢にも思わないだろう。


時は充分に経ったのだ。

それでも


遊びに行く度くれたヨーグルトと、あの優しかったおばあさんの面影を、今も薄らぼんやりと思い出せる。




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内田浩之の内田ラジオ




内田浩之37歳、まさかこの歳でLOH症候群つまり男性更年期障害を患うとは思ってもみなかった。


5月末に微熱や頭痛、関節痛など風邪のような症状が出たのでPCR検査をするも陰性。風邪薬を飲んで休息を取りすぐに治った気でいたが、6月に入ってから体調は目に見えて悪化した。


酷い頭痛と倦怠感、そして373分くらいの微熱が連日出始めたのだ。最初は季節性の頭痛かな?と思い漢方や市販の風邪薬、頭痛薬などで凌いでいたが症状が何日経っても一向に治らない


風邪の引き始めのような倦怠感と疲労感に苛まれ、家に帰っても倒れ込んでしまい寝る事しか出来なかった。


そして6月半ば、治らない症状を抱えながら生活を送るのはもう無理かもしれない絶望しかけていたその時にネットで知ったのが男性更年期障害だった。


恥ずかしながら更年期障害というのは50代くらいの女性がなるもので、症状もそんな大した事ないんだろうくらいの認識でいた。


まさかな

でももしかしたら


半信半疑になりつつも藁にもすがる思いで下のチェックシートで自己診断してみたのだが、その結果に唖然とした。


なんと50点以上だったのだ。ほとんどの項目が自分の症状と一致しているのだから必然そうなるのだが笑

それと同時に少し安堵もしていた。もしかしたらこの連日続く症状から抜け出す方法があるのかもしれないと。


男性更年期障害は泌尿器科で診てもらう必要があったので、色々調べた上で数駅先の泌尿器科で診てもらう事にした。


やったのは問診、検尿、腎エコー、採血5本。これで体内のテストステロン値(男性ホルモン)や亜鉛の値などが精密に出るという訳だ。


少し血尿が出ていたそうだが、疲れが出てる人には血が混ざるそうなので問題はないとの事で少し安心。


検査結果は1週間後という事なので補中益気湯という漢方を出してもらい、帰りに亜鉛のサプリを買って帰宅。  


検査結果が出るまでの1週間の間にも症状は出続け本当に辛かった…。

そして1週間後の検査結果、やはりテストステロン値と亜鉛値が低かった。







低すぎるという事ではないがそれでもやはり低い事には変わりないらしく、症状が続くようならテストステロン注射を打ってもいいかもしれませんねとの打診。


だが一つ懸念があるそうで、テストステロンつまり男性ホルモンを体内に注射すると身体が体内にホルモンは充分にあると勘違いし作らなくなってしまうそうで、今後子供を作る予定の方にはあまりオススメは出来ないとの事。


それに関しては多々思う所はあったが、それよりもまずはこの連日襲い掛かる体調不良をとにかく何とかしたかったので即決、すぐに注射を打ってもらった。

筋肉注射なのでそこそこに痛かったがやはり打った後の方が地味に長く痛んだ。


そして23日後、効果は次第に表れた。

あんなに連日悩まされていた微熱や頭痛、倦怠感などの症状が治まったのだ。


これは心底嬉しかった…大好きなお酒も全く受け付けなくなる程に辛かった日々からようやく抜け出せたのだ。


人は失ってからしか気付けない生き物で、健康なんてのはその最たるものだろう。普段通りに過ごせる事のその愛おしさたるやそれでも忘れてしまうのが人間なのだが…。


男性更年期障害という病気の世間的な認知度はあまり高くなく(かつての私がそうであったように)人に事細かに説明してようやくそんなに重い症状なんですねと理解してもらえる程度。


風邪のような症状なのに一向に治らず気力も体力も続かず、動くのもやっと。

でも仕事は休めない、ツラい…。

そういった症状に困り果てている男性方の少しでも気付きと助けになればと思いこのブログで取り上げる事にした。


症状が出始めてから約3ヶ月、それからというものやはり亜鉛を多く含む食品を摂るように心がけている。(納豆や海藻など)

補中益気湯という漢方を服用しつつ、7月末には2度目のテストステロン注射を打ってきた。いつまた症状が出始めるか分からない不安はあるが、なってしまったものは仕方ない。


私達は抱えながら、背負いながら、足掻きもがいて生きていく他ないのだ。





LOH症候群(男性更年期障害とは)

症状は大きく身体症状と精神症状に分けられ、身体症状は、朝立ちの消失や勃起不全(ED)といった男性機能の低下、他にものぼせ・多汗、全身倦怠感、筋肉や関節の痛み、筋力低下、骨密度低下、頭痛・めまい・耳鳴り、頻尿など。


精神症状としては、不眠、無気力、イライラ、性欲減退、集中力や記憶力の低下などとともにうつ症状が出る場合もあるとの事で、症状は多岐にわたっており、人によって現れ方はさまざま。


特徴としては同じ症状が毎日続くのではなく、様々な症状が日替わりで出てくることです。




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久しぶりの更新ですね


早速ですが私のYouTubeチャンネル、

【内田浩之の内田ラジオ】がチャンネル登録者数200名を突破いたしました!!

数あるYouTubeチャンネルの中から見つけて頂き、ご視聴チャンネル登録までして下さっている皆様のおかげで、こうして日々継続出来ている次第であります。

いつも応援していただき本当にありがとうございます!!


YouTubeで動画投稿を一度でもした事がある方なら分かるかもしれませんが、普段YouTubeを開いて皆様の目に飛び込んでくるYouTuberっていうのは基本的に登録者の多い方達です。(50万登録とか100万登録)

それはYouTubeの仕組み(アルゴリズム)でそうなっていますので、登録が数十人、数百人レベルではオススメ動画や関連動画にはまず上がりません。


これはもうやっていく中で嫌というほど思い知りましたし、YouTubeほど新参者に厳しいSNSは他にないでしょう。そこを踏まえずにやれあーしろだこーしろだとご親切にアドバイスいただく事もありますがまあご自分でやってみれば良いんじゃないですかと笑


冗談はさておき笑


どの世界もそうですが基本的に一足飛びに物事が進む事はありません。

芸能人がYouTubeでそこそこ成功するのだって芸能人という武器(知名度や影響力)があるからで、その武器を手にするに至る下積みがあるからです。


私がやっていた晴晴゛も思い返せば、前身であるジョーハープから換算するとメジャーデビューまで3年半掛かっています。周りからはトントン拍子だねぇ!なんて囃し立てられましたが、実際の下積み期間は辛酸を舐める日々の連続でした。


晴晴゛でもスタートラインまで3年半、「あの場所へ」というONEPIECEタイアップのヒットを生み出すまでに4年。

そう考えるといかに事を成す事の難しさを思い知らされると同時に、ほんの少しの希望も湧いて来るのです。


YouTubeを始めて9ヶ月、もちろんすぐに辞めてしまった方も爆伸びで追い越していった方も多々。悔しさはある…そりゃ勿論

でもまだ9ヶ月、まだ序章も序章。


やりたい事もやれてない事もまだまだあるし、何より辞める事だけはしないと固く自分に誓っている部分が大きい。


何日もかけ苦心して作った動画でも再生数は伸びないでも辞めない。

評価を得られず落ち込み投げ出したくもなるし、登録者は減る事もしばしば。(これは本当に哀しい…)


でも辞めない、それだけは決めている。

そして長い目で3年後、4年後に必ず到達してやるとも。


まだまだ未熟者のチャンネルですが、少しでも観てくださる方の笑顔や日々の楽しみに繋がることが出来れば幸いです。

今後とも【内田浩之の内田ラジオ】、応援のほどよろしくお願い致します!!


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YouTubeを始めて1ヶ月、正直言ってかなり苦戦している。まず最初にぶち当たるのが登録者数100名の壁なるもの、ここを突破出来ずに殆どの人はどうやら辞めてしまうらしい


始める人も多いが辞める人もまた多いのがこのYouTubeで、登録者数100名は割とすんなり行くのかな?なんて思っていた始める前の自分にスクリューパイルドライバーをかましたい今日この頃です。


例に漏れず私も動画30本アップするまでは一喜一憂しないと心に決めてはいたものの、先日あまりのチャンネル登録の伸びなさと撮影の失敗も重なってかなり落ち込んでしまった。


路上ライブでお客さん0人からのし上がった叩き上げのあの根性と精神は一体どこへやら。


もちろん撮影も編集も慣れない事は山のようにあるけれど、楽しめる部分も多い。

実際に編集作業はやればやる程新しい表現が見つかってもっと本格的にやり込みたいし、一人黙々と作り込んでいく部分は詞を書く作業にも似ていて向いてるなと我ながら思う。


ちゃんと熱はこもっているだろうか?

ちゃんと魂を入れているだろうか?


そう自分に問いかけながら手を変え品を変え試行錯誤の撮影を繰り返す。


どうしたら伝わりやすいだろう?

どうしたら楽しんでもらえるだろうか?


撮った映像を編集し気がつけば34時間など一瞬で過ぎ去り、時間はいくらあっても足りない。


思えば12年前に(もうそんな前?)ヨーキーというバンドが解散してからというもの、情熱の行き場がなく胸の内はいつも燻るばかりだった。しかし今ようやくその胸の内の燻りがジワジワとまた燃え始めているのを確かに感じているし、ようやく人生の第二章が始まったような気がしてワクワクが止まらないのだ。


何事も最初から思い通りにいくことなんて殆どないし、それが出来るのはほんの一握りの天才だけだろう。しかし頭では分かってはいても結果を急いてしまうのが人の性というもの、本当に難しいものだ。


また12年後にこのブログを読み返した時に、あの日々は辛く大変だったけどそこで踏ん張れたからこそ今があるんだよなとまた誇れるように。


この先また思い悩み落ち込むことも多々あるのは間違いないが、楽しみながらチャンネルと共に自分自身も成長していきたい。


襟を正し、自分の道を邁進していこう。

 


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