先日行われた、大阪のセミナーの動画をUPします

ロング版とショート版の2種類ができあがりました

講師の方々には大変お世話になりましたが、セミナー自体好評を得て、次回も・・・次は東京、名古屋?

まだまだ認知度が低く、どういったものか兎に角一人でも多くの方に見ていただきたいです


ロング版 
http://www.youtube.com/watch?v=LSki-Yav3tA

ショート版
http://www.youtube.com/watch?v=QxbBehaanTg

始まったドル上昇。DXドルは77に上昇して、NY株その他資産は下落した。やがて金も下落の道連れ、金すら売りの対象になる季節だ。9月末の決算や流動性確保の為の益出しが金を売る。世界的な銀行株暴落は、やはり金融危機を惹起させるだろう。金利差の拡大は継続中、もはや秋の恐慌君の登場が近いようだ。そして国、大銀行の破綻。新興国バブル崩壊。革命、騒乱の時代。

過去数世紀で最大の偏り、偏見、ドル売り、ドル暴落説の逆流が始まった。ドルの上昇がその他の資産を売り、一つに動く市場の登場である。メッセージでいつか説明したように、ドルの下落が株を上昇させてきた。そしてドルは15年から17年周期の16年目の上昇時期に来ている。このドル上昇は75を切り上昇、それで確認できた。そして88方向に、遅くとも10月末に到達するだろう。

歴史のサイクルを追う。そして、歴史の季節の巡回を週次、月次、年次で検証、各金融商品の特徴ある波の発見。波動、チャート、サイクルの回転がかくも正確に、この時代を捉えたのだ。恐慌という経済の異常事態は学者や為政者の政策や理論を笑い、全世界的に登場した。介入には効果がない。そして、国にこの事件を止める術もない。オーストリア学派の言う通りの事態である。

学説や理論ではない歴史のサイクル。そのサイクルが正しく回転すれば、ドルは大上昇し、空売りの買戻しによるドル選好が、その他通貨、株、商品を暴落させる。原油の暴落、銅の暴落も始まる。そして上海株の暴落も。ドルが88になる時、其れは10月末から11月上旬が恐慌の時間的な進捗である。かかる事態は金と金鉱山株しか上昇しない、それがこれからの季節、身を救う。

チャートストアー提供

実際にいろいろなソースをみてみても、かなりドル上昇といいますか、リスク回避的な値動きがあるようです
先日のスイス中銀のレート提示は異例だが、日銀もなんらかの対応をせまられる時期がきているのではないでしょうか?
このまま何もせずにいれば・・・唯一のリスク回避通貨として、極度な円高がまっているのは目に見えています

ドル円相場の100円台回復は不可能に近く、また90円台の回復も非常に厳しいとなれば、企業の固定レートの予想はかなり深刻になってきます

せめて85円を設定レートにしないかぎり、今後もリスク回避的な値動きが起こり、また金価格の歯止めのない上昇トレンドを形成しそうです

金価格に関しては、今まで安全逃避商品として金の売買がなされてきましたが、ここ最近の値動きの激しさから、もしかしたら金の安全は終焉を迎えるのではないだろうかと予想するアナリストも多々います

上昇の激しい商品は時として反対方向に動く時は倍以上の値動きがあると、予想します
極度の上昇ではヘッジファンドは売りをかけてきてますので、利益確定的な取引ならある程度で手仕舞いをするのがベターだと思います


上昇、調整し、次の跳躍台に乗ろうとしている金。金鉱山株は世界的に20%から60%近く調整している。この調整が終われば、金と同じで大上昇を向かえるのが過去のパターンである。金の実質価格が2007年の4月、143から2009年2月の530。そしてこの4月310になり現在486まで上昇した。この指標の上昇は又、金融危機を惹起させる。金鉱山の収益上昇と、金融危機を予測する正確な指標である。

この金の実質価格の上昇は金鉱山の収益拡大を約束する。なぜなら原油、鉄等の商品等の低下は鉱山の費用低下であり、反して金の価格上昇は収益拡大を増幅させる。故に金の実質価格の上昇は花形産業となる金鉱山業を担保してきた。が、同時に2009年2月の530とは、株価下落の底の時代でもあった。この指標の上昇、つまり、次の530は金融、銀行危機を予見させる。

上昇を始めた実質金価格のトレンドはもはや止められない。金利差の拡大と同時にこのトレンドの延長線にはNY株の暴落が待っている。金の上昇とはつまり、恐慌的時代の到来であり、大デフレの時代である。日本に恐慌の時代の金のモデルはなかった。つまり日本人には初めての経験であり、世界の経験を知る余地もない。が、世界的な金の上昇は日本人の観念を変えるに違いない。

1974年から1976年8月の金350ドル上昇時と、現在は同じ動きをしている。そのパターンを検討すれば現在の1900ドルからの調整が終わり、2167ドルをつければ次のトレンドは2900ドルとなる。このところ金価格、NY株の動きに見事に照準が合っている。是非とも、歴史的な騒乱の時代を透視するボブ達の作品、分析を読んで欲しい物だ。

チャートワークス 2011年8月23日号 ゴールド
インスティテューショナル・アドバイザーズ
ロス・クラークによるテクニカル分析

ゴールド、チャネルラインの天井に

ゴールドを、前回行った短期の詳細分析とは別に、大きなチャネルラインの視点でも眺めておきたい。

ゴールド価格は現在、10年の時間軸で引いたチャネルラインの上限ライン(抵抗線)で推移している。この動きは1976年~1979年8月にかけて$350まで上昇したパターンと類似している。ここで一旦調整相場に入るのは健全な推移といえるが、チャネルラインの上限を上回る決定的な終値をつければ、(27年間の長期調整相場に基づき算出した)我々の長期上値目標値である$2155に短期で到達する可能性が高くなる。なお、現在の抵抗線より更に上にチャネル上限ラインを平行に引いているが、このラインが重要性を帯びるのは、ゴールド価格が$2900に達してからである。