2024年5月4日

 夕方。夕食のメニューを考える前に、ブログシリーズの続編を終わらせてしまおう。自民党県議団との協議の窓口となっている現在の執行部(5人の県議)に対するメッセージを書く。

<井下泰伸県議(伊勢崎市:当選4回)>

 井下幹事長は、今回の副知事人事を議会に認めてもらう上でのキーパーソンだ!!少し長くなっても、正直な気持ちを伝えておきたい!!

 地元で会社を経営する井下県議は60歳。自分より6歳、若い。その井下氏が、昨年の5月から、自民党県連の幹事長を務めている。

 過去のブログでも触れたが、自民党県議団の実質的な取りまとめ役は、歴代、県選出の国会議員が務めている県連会長ではない!!県連幹事長だ!!

 当選回数を重ねれば、誰でも議長にはなれるが、幹事長は(近年、例外もあるが)基本的に同じ当選期数グループの中で、1人しか選ばれない!!すなわち、自民党県議団の最重要ポストは、この「県連幹事長」なのだ!!

 実際、執行機関と議決機関という役割分担の中で、知事と直接、交渉や調整を行うのは、県連幹事長だ!!その時の流れや運もあるとは思うが、幹事長に選ばれたということは、井下さんが「仲間から信頼されている証拠」に他ならない!!

 井下県議は、真面目で責任感が強い!!経営者と県議では、生活も置かれた立場も違う。新人県議の頃は、いろいろと悩むことも多かったようだ!!

 井下さんは憶えているかどうか分からないが、その頃、ある懇談会で、こんなことを言っていた。

 「一太さん、大林俊一県議、いいですよね。真面目で、議会でも地元でも、しっかり仕事をしている!!ああいう先輩県議がいるなら、自分も県議としてやっていけるかなと思うんですよね!!」と。

 この言葉を聞いて、改めて「真面目な性格の人なんだな!」と感じた。気が優しいだけに、大事な場面で「誰かに席を譲ってしまう」場面も、何度か目撃した!!

 図々しい性格の山本一太から見ると、「もっと自信を持って前に出ればいいのに!!」と歯痒く感じたりもする!!が、そこが井下さんの魅力(周りから信頼される部分?)なのかもしれない!!

 こんなにワガママで、24時間、飛び回っている知事の頭を押さえ付ける役目を担っている井下幹事長は、さぞかし大変だと思う!!「6歳児に振り回されている」みたいな感覚だろうか?!(苦笑)一応、謝っておく。ごめんなさい!!

 が、星名幹事長の時代と比べると、必要以上に「気負っている」ように感じる!!「幹事長として、とにかく知事の行動に歯止めをかけなければならない!!」みたいな緊張感(?)が全身から発せられているので、(正直言って)かなり話しにくい!!

 逆に、自分の方も、「意固地なエネルギー」を発しているに違いない!!(反省)何でもかんでも「自民党県議団に事前に相談して欲しい!」などと言われると、つい身構えてしまう!!一歩間違えると、前知事の時代の「古い県政構造や政治文化」への逆戻りを意味するからだ!!

 これからはお互いにもう少し肩の力を抜いて、話し合いたいと思う!!双方が努力して初めて、本当の信頼関係を築けるのだと考えている!!井下さんが幹事長ポストにいるのは、どんなに長くてもあと2年。こちらも、「いつまで知事をやっているのか」は分からない!!

 これも何かの縁だ。力を合わせて、少しでも群馬県のためになることを生み出せたらと感じている!!

 こちらの配慮が欠けていたために、ボタンのかけ違いがあった!!ご迷惑をかけて申し訳ないと思うが、県議会最大会派である自民党県議団の代表として、何としても、県議団の方針をまとめてもらいたいのです!!ここは、宇留賀副知事続投への流れを作るために、ぜひ力を貸してください!!

 スーパー企業、信越化学工業が伊勢崎地域への大型投資を決めた!!この点に関しては、臂伊勢崎市長とも、がっちりとスクラムを組んでいる!!

 あらゆる意味で、伊勢崎の経済活性化に繋がることは間違いない!!更に、第2、第3の投資を呼び込めるチャンスもある!!そのために、宇留賀副知事の力が要る!!

 伊勢崎市を発展させ、群馬県を更に飛躍させるために、重ねてご尽力を求めたい!!井下幹事長、よろしくお願いします!!

 さあ、そろそろ出かけないと!!