時は止まる君は美しい

時は止まる君は美しい

巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

2015年3月22日記事

 

 

ガイドラインも変わったか?と、お写真、増やしてみました。

 

 

切り取られた時間

 

そこに在る、光と影が、生命を写し出す。 

Jeanloup Sieff(ジャンルー・シーフ)様、1933年11月30日~2000年9月20日、享年66歳。







 

秘められた静謐さが漂う。

 

 

 

 

着衣であろうとなかろうと、その「実在」の強さは変わらないのだけど、

本当は、ヌード写真、載せたいカメラマンさんです。(載せてみた)

でも、素晴らしい作品でも、容赦なく×が入るから載せられない。悲しいかな、日本。

 



 

 

衣擦れの音の儚い夢。 


 

 

 

     

 


光から見つめる闇。聖母と化する女性。

 

 

 

時の向こう。風。 

 



 

Catherine Deneuve(カトリーヌ・ドヌーヴ)様

 

↓ の有名な写真に関して、

 

 

ポーズをとったの?と、かなり聞かれたのだとか。


 

Chiara Mastroianni(キアラ・マストロヤンニ)様。

 

 

Sophie Marceau(ソフィー・マルソー)様。

 

 


 

Charlotte Rampling(シャーロット・ランプリング)様


 

Yves Montand(イヴ・モンタン)様


 

Romy Schneider(ロミーシュナイダー)様

 

 

Fracois Truffaut(フランシス・トリフォー)監督

 


 

Serge Gainsbourg and Jane Birkin(セルジュ・ゲンスブール様&ジェーン・バーキン様

noriko様、ご覧くださってます?いずれまた、改めて・・・ですが、

ちょっとない位、清潔?に撮られてる?シーフ様のゲンズブール様像?


 

Mia Farrow(ミア・ファロー)様 


 

Robert De Niro(ロバート・「コルレオーネ」・デ・ニーロ)様

 

 

Zizi Jeanmarie(ジジ・ジャンメール)様





 

 

Yves Saint-Laurent(イヴ・サン=ローラン)様

アイデンティティーの表明。(ごめんね、イヴ様、私、着衣の方が好き。) 


 

Kumiko Goto(後藤久美子)様

 




 

 

Alfred Hitchcock(アルフレッド・ヒッチコック)監督

 

 

Jeanne Moreau(ジャンヌ・モロー)様




 

レンズの遥かに囁き声。遠ざかる瞳・・・

 



 

2018年8月13日記事

 

 

母ちゃん、参りました

 

ユマ・サーマン様に始めてお会いしたのが、

『ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女』なのか、

インウィのCMなのか忘れたけど、

インウイの広告は、香り高いエレガントさで印象に残りました。

 

 

で、当時雑誌で、モデルでらしたというお母様のお写真と並んで、

お若いユマ様のお写真が並んでて、

「似てる~!!!!!」とびっくりしました。

で、ちょっと検索させて頂いたら、ノックアウトされちゃった。

お母様に・・・

 

 

 

うっとり見入ってしまいます。

になるお写真、後に載せています。

 

 

ユマ様のCMがもう一度拝見したい・・・と思っていたら、

tatiana様が、インウイですよと、教えて下さった☆

ユマ様のその魅惑の広告は、是非、 ↓ こちらの記事にてご覧ください。

 

 

女優さん、お若いうち、お綺麗なのは当たり前で、

年齢と共に味わいが増していくのが、

いつもは好きなのですが、ユマ様、始め出来上がってらした

退廃感さえ漂うような美しさ

 

 

『バロン』のヴィーナスの「神」っぷり

 

 

そしてこれ、『ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女』

ヘンリー・ミラー様奥方、ジューン様を演じられた。

小柄童顔という意味では安達祐実様系の、

マリア・デ・メデイロス様アナイス・ニン様役

この互いを魅了し合う女性官能的美しさ。

 

『パルプ・フィクション』ではトラボルタ様踊られる

ボブに白シャツのユマ様のかっこいいこと。

しかし、タランティーノ監督との出会い、

結局、よかったのかどうか・・・『キル・ビル』を境に、

女優さんとして「大味」になられてしまったような気も。

 

 

他にも『ガタカ』など、名作でそのお美しさを披露されてらっしゃいます。

悩ましい程美しいユマ様、

インウイとジューンの美の到達は、ぶっちぎってらっしゃる?

 

 

 

 

 

だが、お母上お写真を探したところ、キタ~!

ユマ様、お母様の年齢になられても、このお美しさの維持、頑張って!

冒頭にも、動画載せましたが、一枚一枚、参ります。

 

 

 

 

 

 

時々、はっとするほど、ユマ様、お母様に似てらっしゃる

しかし、モデルにして女優にあらずのお母様が、

ユマ様より、不動の哲学を持った美しさに感じられ・・・

 

 

 

 

 

反転、あ、足元にもわんこさんが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変幻自在でらっしゃる。

 

 

 

 

 

 

わんこになりたい!?

 

 

 

 

昔、一枚お写真拝見した時も、うっとりしましたが、

たまにいらっしゃる、モデルにして、モデルを超えてる人

Nena様のポートレートには、それを感じます。

 

 

 

 

 

♬ドライブウェイに春が来りゃ、♬イイイイェ~イイイエ~♬

と、歌が出てしまうシルエット。

 

 

 

 

 

 

 

Nena様検索で出て来たけど、これは違うモデルさんかな?な二枚。

でも、時代の感覚は解る。 ↓

絵画のようなファッション写真が、まだ存在していた頃。

 

 

 

そして、ユマ様モノクローム写真。

 

 

 

 

お母様はモデルさんでらしたけれど、

ユマ様は映画に出られる。

より味わいが出て、お美しく・・・を期待したのですが、

今の所、ちょっとがっかり気味。

 

 

 

 

 

 

 

その分、お母様のモデルでのお写真に、

「源流」勢い迫力を感じたのでありました。

柔らかいお化粧の時は、ロミー様系?にも。

 

 

シャープなお化粧をされた時・・・

どうも、加齢に対し、何か施術された???なユマ様

が吊っちゃってらっしゃるので、ち・・・ちょっと似てる?

駄目よ~ユマ様、それで、前より美しくなった人、みどり、一人も知らない。

 

 

期待してますので、

かっこいいオバサン、咲かせて下さいませ!!!

 

 

お嬢さまデビューなさったそうで、

バーグマン家の如く、優秀な『美女』DNA伝承をお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言わずと知れた有名作品

 

 

 

ベルナルド・ベルトルッチ監督作品、イタリア・フランス・西ドイツ

ヴィットリオ・ストラーロ撮影

 

 

ジャン=ルイ・トランティニャン様、ステファニア・サンドレッリ様、

エンツォ・タラシオ様、ドミニク・サンダ様他

 

 

原作アルベルト・モラヴィアの小説『孤独な青年(イタリア語版)』

(原題: Il conformista, 「体制順応者」の意)

 

 

 

1930年代後半のローマ。機能不全に陥った中流家庭で育ち、

少年期に異常な出来事を体験した青年マルチェロは、「正常」な人生を送ること、

すなわちファシズムへの同化を希求するようになっていた。

彼は秘密警察の一員とし現在パリで亡命生活を送っている

クアドリ教授の動向を探る役割を自ら、買って出る。

 

 

クアドリはマルチェロの大学時代の恩師で、

反ファシズム運動の精神的支柱の一人でもあった。

マルチェロは結婚したばかりの娘ジュリアを伴い、パリへと赴くが……。

 

 

 

(中略)

脆弱さと邪悪さを同時に表現するジャン=ルイ・トランティニャンの繊細な演技。

正反対の女性像を体現したステファニア・サンドレッリとドミニク・サンダの蠱惑的存在。

 

 

 

 

 

 

そして、憂いと優しさに満ちたジョルジュ・ドルリューの音楽。

映画ならではの陶酔と恍惚を観客に約束する、力強く美しい瞬間に満ち満ちた至高の傑作。

(Amazonより引用)

 

 

 

 

 

 

 

これはスクリーン画面で拝見したい映画。

左右対称・アップ・光と影。

 

 

 

 

 

 

ヴィットリオ・ストラーロ撮影の、

これでもか!という映像美のラストに至るまでのドミノ倒し。

 

 

 

 

 

 

 

後年の『足すと。エンペラー』を思わせるような、

激動する時代の中にある、人間の儚い運命。

 

 

 

 

ジャン=ルイ・トランティニャン様演ずる主人公の、

どこか曖昧な、茫洋とした存在感。でも、だからこその怖さが。

 

 

 

 

「この男って・・・」というような感覚は、次に拝見する映画にも続きました。

今月はどうも、困った男に当たる月???

 

 

そして、ドミニク・サンダ様とステファニア・サンドレッリ様のダンス。

 

 

 

 

 

あれですわ。そこにくぎ付けになる場面。

 

 

そして、一人一人がどんな人生を歩もうが、

時代はそれをも飲み込んで、車輪を回し続ける・・・

残酷で美しい映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

モラヴィア先生の原作、若い頃拝読した気がするんですよね。

でも100%覚えてない。どうかと思いますわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年9月27日記事

2023年9月30日再掲

 

 

 

・・・とあるように、秋の気配を感じたら、

聴きたくなってくるシャンソン。

 

 

でもねえ、昨夜は「あ?残暑になった?」と思ったけど、

今夜はまた暑いです・・・

 

↑ わんこさん、あくびだがね。ナイスショット☆

 

で、シャンソンの中では熱い美???グレコ様を再掲させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

今回のちょっとだけ追加☆

 

女神の枯れ葉

 

 

 

 

 

1927年2月7日~2020年9月23日

享年94歳

 

 

シャンソン歌手・女優

 

 

 

2016年までァ活動を続け、

ラスト・コンサートツアーを最後に御引退。

 

 

 

 

 

第二次世界大戦では、レジスタンス活動により、

パリ郊外の収容所へ。

 

 

 

 

戦後、ボヘミアンスタイルのスターとなる。

 

 

 

その容姿をも含め、ジャン・ポール・サルトル様ボリス・ヴィアン様といった、

アーティストに刺激を与え、曲の提供を受けるなど、第一線で活躍。

 

 

レコーディング曲は500曲を超える。

 

 

 

 

 

 

映画

『Elena et les Hommes(恋多き女)』(1956)

 

 

『The sun also rises(陽はまた昇る)』 (1957)

『Bonjour tristesse(悲しみよこんにちは)』 (1958)

 

等出演

 

結婚

フィリップ・ルメール (1953年~1956年) 俳優

ミシェル・ピコリ (1966年~1977年) 俳優

 

 

 

 

 

 

パートナー

マイルス・デイヴィス 結婚には至らず生涯の友となる。

 

 

 

ジェラール・ジュアネスト(1988年~2018年死去) ピアニスト

 

 

 

 

 

ピコリ様と、同じ今年に逝かれたのですね。

どんな女優さんでも引き立てつつ、

ご自分の存在感を強烈に感じさせて下さるピコリ様。

そんな一流の男性がお似合いになる、巴里の女神のお一人

ご冥福をお祈りいたします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年4月21日記事

 

 

 

 

 

 

いついかなる時も、背骨は真っすぐって感じ?

お歳を召されてからのお化粧がとっても綺麗。

ファンデーションの使い方、教えて頂きたい!

 

こういう人ってどういう人?そして納得


 

1953年撮影という、このファッション写真の美しさが目に入りました。

fiona canbell-walter(フィオナ・キャンベル-ウォルター)様、

1932年6月25日~、現在82歳(2015年当時、現在91歳)。

VOGUE、Tatler、ELLE等で括約された、今でいう、スーパーモデルの走りでらっしゃる。

走りって言ったって、「スーパーモデル?ふっ、何それ?」な別の頂におられるような? 




 

そりゃ、Cecil Beaton(セシル・ビートン)様を始めとする著名カメラマンの、  

ミューズになられることと思いますっていうか、ミューズじゃないと許されない?




 

今月あたり、ちょうどBlu-rayなどが発売になった「イヴ・サンローラン」で、

ショーの衣装が、財団から貸し出され、使用された「本物」というのは、話題となりましたが、

当時のモデルさんの細さが半端なく、モデルを探すのが大変だったとの事。

何とか着せても、脱がすのんに、大騒動になったそうで、フィオナ様のお姿を拝見していると、

百聞は一見に如かずという感じですね。






 

DiorやBalenciagaのミューズ。彼女の名前を知らない人でも、どこかで写真を、

見たことはあるだろうと書いてあるのを読みましたが、確かに。 






 

 

 

 

 

にしても、今回、始めの写真が気になって、調べるまで、この方を存じあげなかった不思議。

これまで調べて来た数名の方々の所で、既に出会っていそうなものなのですが。 





 

 

1956年、という事は24歳くらい?で、美術品収集家として有名な、欧州指折りの大富豪、

Hans Heinrich Thyssen-Bornemisza(ハンス・ハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ)

男爵とご結婚。







 

 

男爵夫人生活の一端。はあ~、元々 ↓ のようなお仕事をされていらしたわけで、

それを、実用される生活に移られたんですね。





 

 



 

 

1965年にご離婚。この結婚、男爵にとっては、5回の内の3回目。

男女お一人づつのお子様を授かってらっしゃいます。ご結婚全体?では、三男一女。

「一女」の、フィオナ様とのお嬢さまは、旧オーストリア皇帝家家長とご結婚。

ハプスブルグ家入り。この方だけで、3人のお子様がいらっしゃるから、

欧羅巴の貴族階級って、一度入ると、ぱあっと広がる? 




 

 

こんな感じの奥様とご離婚の後って、どんな方とご再婚されるのかな~と思ったら、

男爵、5回のうち、3回はモデルさんか、元モデルさんとご結婚されてました。 

徹底した、美術収集家ぶり???男爵ご自身も美丈夫でらしたようで、興味がわきましたわ。



 

で、フィオナ様と男爵のご離婚の理由というのが、これ、フィオナ様のご意向。

フィオナ様40歳。16歳差、24歳の男性とご結婚される為のご離婚。

↓ お相手の若かりし?頃のお写真。なかなか美少年。 


 

Aristotle Socrates Onassis(アリストテレス・ソクラテス・オナシス)様、当時、

Jacqueline Lee Bouvier Kennedy Onassis(ジャクリーン・リー・ブーヴィエ・ケネディ・オナシス)

・・・夫人と、既にご結婚されてらした。 

その前のご結婚での、目の中に入れても痛くない一人息子Alexande(アレクサンダー)様、

このお方がお相手。自分の事は棚に上げて、オナシス・パパは猛反対されたそうですが、

まあねえ、あなたに言われたくはない・・・かもしれない?反対を乗り越えてご結婚。

あの姑に負けそうもない、珍しい嫁ではあります。


 

しかし、ジャッキー様の邪気は、ケネディ家の呪いより怖い。

1973年、結婚成立直後、飛行機事故で新郎は還らぬ人に。 

世は儚い・・・ものではありませんでした。フィオナ様のエネルギー・・・



 

上のお写真で2000年撮影。姑のジャッキー様を越えて、ご健在。

ジャッキー様の呪いを跳ね返すほどの強者がいらして、よろしゅうございました。