新規事業を考えるブログ-We always Try new Angles

新規事業を考えるブログ-We always Try new Angles

株式会社トライアングルの川本です。新規事業を考えるプロセスを書いてみます。

Amebaでブログを始めよう!
上司として、或いは投資先を管理する立場として、クライアントと制作会社として、など、

上下関係のようなものが存在している状態で相手に何かを尋ねると、

まともに返事をしてもらえないことがあります。


「朝ごはんは何を食べました?」というような質問なら問題無いんでしょうが、

例えば「計画では今月末で会員数が10000人見込みとなっていますが、

このままで10000人行きますか?」と聞いたとします。

正直な現状として「無理だな。普通にいけば5000人ってところかな」という場合に、

「10000人行きません。予測では5000人です」と答えてくれればいいのに、

「頑張ります!」とか「●●をすれば行けるかもしれません」とか言う人が、

結構な数います。


聞く側は「まずは事実が知りたいからただ聞いているだけ」なのに、

聞かれた側が勝手に「怒られているのかも!」とか、「対策を提示しなければ!」とか先走ってしまうんです。

更に「いやいや、頑張るとかじゃなくて、予測の人数を知りたいだけなのよ。

3000人なのか、5000人なのか、9999人なのか」

と質問を続けても、

「本当にすみません。頑張ります」とか言われてしまったり…。


聞かれる側の人には、聞かれた質問にそのまままっすぐに答えるスキル、

みたいなものを意識してほしいなと思います。


逆に聞く側は「ただの質問をただの質問として受け取ってもらえるような、フランクな印象付け」みたいなことを意識したらいいのかな、と思います。

相手が聞いたことに答えてくれないことにいらっとして

「ちゃんと質問に答えて」とか言うと、更に相手を萎縮させてしまいます。はい。反省。

トライアングル2016の事業テーマ


ファンマーケティングの一環としてアーティストゲーム事業を確立する

動画制作、および動画SEO事業のローンチ

VRコンテンツ制作のトライアルと音楽フェスへのブース出展

上記を目標に、頑張ります。

今年も宜しくお願いします。

謹賀新年 川本聖子




現在取り組んでいる、アーティストをアサインしたゲーム事業については「しっかり実行する」というフェーズに入ってきたので、その次は何をしようかと少し前から考え始めました。


今まで、常に「自分が欲しいと思うサービスを作る」というスタンスでやってきて、
作ったサービスは次のようなものです。
・各種デジタルコンテンツ(着メロとか、待ち受けとか)
・無料ニュースサイト
・メンタルヘルスケアサービス
・女性向け恋愛ゲーム
・妊婦向けアプリ

振り返るとほとんど「メディア、コンテンツ」ですね。
人に言うと笑われるんですが、20代後半にすごく辛いことがあって、毎日泣いてた時に私を泣き止ませてくれたのがジャック・バウアーで、その時に感じた「エンターテイメントのパワー」が仕事の原動力だったと思います。ただ、ところどころでは社会的課題へのソリューションサービスを立ち上げてきました。

二人の娘を持って、共働きで忙しくしている今においては、「欲しいサービスは?」というとどうしても保育や教育、あるいは時短に関するものです。あとは、最近仕事をリタイアして介護を始めた父を見て思うこと。

例えば下記のようなもの
・シッターマッチング
・子供に安心して見せられるディスプレイ開発(視力への配慮)
・子供に安心して見せられるコンテンツ開発(思考への配慮)
・保育園との連携にかかわるサービス
・よりサービスのよいネットスーパー
・不用品のシェアコミュニティ(これはメルカリで解決かな)
・子供の英語教育に関する情報とサービス(未調査なのでけっこうあるのかも)
・介護に役立つIoT
・アクティブシニアのカジュアルな出会いやコミュニティ形成
・保育園(リアル)
・保育士さんの業務量軽減やステータス向上に役立つ何か
・子供にお金に関する教育を行うサービス

それ以外にも考える軸がいくつかあります。

・「コンテンツ」という領域から離れて、toBで会社の事業ポートフォリオを安定させたい
・社会にソリューションを提供する事業に邁進してみたい
・株主を増やさずにスタートしたい

これから春頃までに、いろいろ調査したり考えたりしながら決めていきたいと思います。

ドラッガーの「マネージメント基本と原則」に出てくる言葉。

優れたマネージャーは、「誰が悪いかを考えない、何が悪いかを考える」

これができるかどうかで、会社におけるマネージャーの「人格」が決まると感じます。

優れたマネージャーを目指す人は、この言葉を常に考えてみるといいのではないかと思う。

完璧な部下なんていないし、完璧な上司なんていない。他人は変えられない。

でも、自分自身は変えることができすし、組織のルールや思想は変えられる。

感情的にならず、問題の起点を個人に置いて逃げることをせず、

組織と自分を変えることにフォーカスして思考してほしいと思うし、

私もそうありたいと思います。
本日、たった1名ですが新卒社員が入社しました。

期待の新人、久保くんです。

振り返ると、私の知人の「久保さん」は三名とも大物です。

一人はロボット人間だし、一人は先週末ゾンビになってたし、もう1名は怖いもんなしのイケメン社長だし。

今日入社した久保君からも、何やら大物の匂いがしました。

期待したいです。

入社のプレゼントとして、久保くんに愛読書をプレゼントしました。

我ながらおっさん臭いチョイスだと思ったのですが、

カルロス・ゴーン 「ルネッサンス」

CA藤田社長の本も大好きなので迷いましたが、やはり私に一番影響を与えてくれた本を選びました。

自動車業界の経営者ですが、その経営姿勢はIT業界にこそ必要なものだと、読むたびに感じます。

以前のエントリー