料理における食材の下処理と栄養のバランスの問題について
ドラマ「シェフは名探偵」は、料理と人間模様が楽しく交差するドラマでしたが、その中で、食材の下処理(したしょり)について「ふむ」と思えることがありました。 レバーはキチンと血抜きをしないと生臭いけど、血抜きにより貧血に効果的な鉄分が流れ出てしまいます。 サラダのタマネギは水にさらさないと辛いけど、辛み成分のアリシンは、コレステロールを抑え、血液をサラサラにしたり、血糖値の上昇抑制、代謝促進、疲労回復、殺菌などの効果もります。 里芋はぬめりが取りきれていないと煮物で味がしみないけど ぬめり成分のガラクタン(多糖類)は、 胃の粘膜や腸の働きを活発にし、血糖値や血中コレス テロールを抑える働きがあります。 外食やおもてなしでは、美味しくいただくため、しっかりと下処理されたお料理を。 自炊や、家族に偏食が多ければ、食材の栄養によっては、手を抜いても良いのかも?「人は楽しむためにも食べるが、本来は生きるためにこそ食べるのだ」ナルホドなと思いました。