イタリアでも大雪
年が明けてから暖冬が続いていたイタリアですが、日本の様にシベリアからの寒波でとうとう2月末に入ってからイタリア中で大雪に見舞われました。
ここウンブリアも25日から26日にかけて一晩で真っ白になってしまいました。珍しく氷点下9度 !!
今晩はなんと氷点下12度の予報が出ています。事前の情報がしっかりしていて、学校は二日間休みです。
雪は気温が低いため、あまり融けずに氷の様に固まっています。
1月から2月中頃までは春の様な暖かい日が続いてたくさんの花が早咲きしたのですが、ここに来て真冬に逆戻りのイタリアです・・・
2月15日に満開のアーモンドの花
1月28日の我が家の庭
2月26日の我が家の庭
2月15日に満開のボケの花
2月26日のボケの花
夫婦で気ままなイタリアの旅
退職されてから別荘のある田舎に移り住みのんびり過ごしているご夫婦が、昔訪れたイタリアの気ままな長旅に出て来ました。
まずウンブリアのホームステイでイタリア滞在の感覚を取り戻し、その後は二人で電車に乗ってフィレンツェ、ナポリ、ソレントやローマなどを周遊しました。
写真はウンブリア滞在中に回ったところです、皆さんも1週間から1ヶ月の長期滞在で、イタリアを満喫しませんか。
お問い合わせは: イタリアの真ん中ウンブリアに長期滞在 まで。
ホームステイ先に到着した日は天気も良かったので庭で昼食です。
滞在先の中世の趣を残すナルニの市庁舎前広場で。
ナルニの噴水のあるガリバルディー広場から12世紀のドゥオモをバックに。
隣町アメリアにある1600年代の貴族のお屋敷の入り口で。
アメリアの旧市内の頂上に1000年前から立っているドゥオモの鐘楼。
毎週月曜日の朝はアメリアの朝市の日です、いろいろな屋台の店がひしめきます。
近隣のサンジェミニ町の時代祭は13世紀のイタリアにタイムスリップしたみたいです。
サンジェミニ町の人々が中世の服装で迎えてくれます。
お祭りの期間中町の有志が中世からの食事を出すタベルナ食堂で地元の人々と楽しい食事。
滞在先のウンブリアの丘にはたくさんのオリーブが栽培されています。
地元のオリーブ搾油所視察のあとオーナーのご夫婦と記念撮影、昔使っていたオイル貯蔵のかめが見事です。
スーパーマーケットにボローニャ特産の大きなモルタデッラソーセージの直売が来てました。デカっ !!
滞在先のアンナさんの手料理で美味しい夕食。
国鉄オルテ駅から今日は二人でお出かけです。
イタリアに毎年来てます(11回目)
写真の女性カロリーナさんは「イタリアの真ん中ウンブリアに滞在」を利用して毎年アメリアへ来ています。
今年はなんと11回目、その訳はアメリアでお世話になる家のアッスンタ・マンマと仲良しになってしまい、毎年彼女に会いに来るようになりました。カロリーナはアッスンタ・マンマがつけたイタリア名です。
日本でイタリア語を習っているのですが、そこのイタリア人の先生が「イタリアは素敵な街がたくさんあるんだから、なんで違う街へも行かないの ?」と言われても、とにかく滞在先はウンブリア州アメリアのアッスンタ家になっています。
5、6年前からは彼女のお母さんも一緒に来るようになり、二人でアメリアにはまっています。
10日ぐらいのアメリア滞在中に観光でイタリアの各地へ泊まりがけで出かけます。
それ以外にはアメリアでできた友達とBARでアペリティーボを飲んだり、友達の家に呼ばれて夕食を食べたり色々いそがしいのです。一日は私の姉の車で近郊の街へも出かけます。
こういうスタイルのイタリア旅行も良いのではないでしょうか。長期滞在の旅の楽しさです !!
大好きなアッスンタ・マンマと。
滞在先の家からはアメリアの旧市街が一望できます。
アメリア旧市街を囲む2600年前に作られた城壁と5つの区の旗。
旧市内にあるサンフランチェスコ教会の中庭。
アメリアの郊外にある1700年代のお屋敷。
必ず一度は食事に呼ばれる友達の家で。
到着・帰国はここオルテの駅で。
「また来年も来ま〜す」
オリーブの木を使った彫刻
イタリアのウンブリア州は美味しいオリーブオイルが世界的に有名ですが、オリーブの木を使った細工物もあります。
まな板や木のスプーンなどのキッチン用品はよく見ますが、私の知り合いのジャンルッカは彫刻家です。
彼が生まれ育ったウンブリアの丘に建つ小さな中世の街をモチーフに彫刻活動をしています。
美しい模様で暖かい色合いのオリーブの木で作られた可愛らしい彫刻をご覧ください。
自然の形を生かして彫られているので全て世界に一つしかないデザインになります。
根っこの方から幹までを使って作られた1メートル以上の大作もあります。
「歩く街」
作者のジャンルッカ。
お問い合わせは : ハートオブイタリーからお願いします。
我が家のワイン作り2016
10月に入ってすぐにぶどう狩りをして我が家の2016年のワインを仕込みました。
今年の初夏はかなり暑い日が続き、8月に入ってからはまずまず雨も降ったので期待できそうです。
1週間フタなしの大樽で自然発酵させた後、寝かせる樽にぶどうのジュースだけを移動。そこで発酵が続くのですが、糖分を発酵によってアルコールにするには樽の温度が25℃ぐらいがベストです。例年この頃夜は結構気温が下がるので、電気毛布を樽に巻いて2〜3日定温を保ちます。これで糖分はゼロになりワインは静かに眠りに入ります。
そして毎年11月11日のサン・マルティーノ聖人の日にその年のワインの味見をします。
年が明けたら飲み始められるのですが、「前年のワインを飲み終わってから」とワイン造りを教わった隣のおじいちゃんから言われています。
自家製ワインは酸化防止剤などは一切入っていないので、1〜2年ぐらいで飲み切るようにします。
ぶどう狩り前の畑
サン・ジョベーゼ種の赤ぶどうが中心
少しだけグレケット種などの白ぶどうが入ります
1週間後大樽からぶどうジュースを移動、残った潰れた実をトルキョ
という圧搾機で搾ります
ワイン作りは天気の良い日に行います、綺麗な夕焼けでした