今日は買い溜まった新書や単行本を列記しますよ。
- ↑誰しも少なからず性の逸脱は経験するものであり、潜在意識的には常に潜んでいるもの。だからそれを自分で気付いている人は色んな意味でしあわせなのではないか。
- 個人的に気になるのは「第8章 男性の同性愛」と「第10章 ペドフィリア」。どちらも私はこれからの人生のうちで経験出来ないと思うものなので。
- 「第7章 女性の同性愛」は読んでいて、まあ分からんでもないが不満を感じる部分もあるかしらん、といった感じ。「あんたにビアンの何が分かるのよ!?」みたいな(自分、ビアンじゃないのにな、笑)
- ちなみに、最近よく見かける「友達みたいな仲良し母娘関係」にそこはかとないビアンな気配を感じていたのはどうやら間違いではなかったらしい。
- ↑こちらは逸脱するエロスを「精神病理」として扱い、その「精神病理を患った患者」の「症例」や他「症例」の詳細なデータやらなんかを織り交ぜながら「ではいかにしてこの『精神病理』を克服し、『健全なるエロス』を取り戻し健やかなる人生を獲得するにはどうすべきか」といった内容にまで話が展開、
- ざっと流し読みした印象としては、「非常に生真面目な大学教授の特別講義に人数合わせで無理矢理出席させられてしょうことなしに聞かされてるかんじ」?
- 要は退屈なんです。ま、こういう見地の意見もあるんだな、くらいでいいんじゃないかと。
- 島森 哲男
- 四字熟語―四文字が語る悠久の知恵
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山口 仲美
- 塚原 史
- 言葉のアヴァンギャルド―ダダと未来派の20世紀
- ↑上記三冊はどれも「言葉」に関するもの。特に二冊目の日本のオノマトペに関する本は前々から探していたので古本屋で見つけて即購入。
- 中村 元
- 仏教語源散策
↑仏教語を発端とした言葉で今使われているものの中には、本来の意味とは全く違う意味で使われているものがかなりあるらしい、とのこと。
「我慢」は美徳なんかじゃなく、まるまるまるっとまるっきり「悪」なんだそうですよ(てそれは今もそうか)
- 「新しい食生活を考える会」
- 新ビジュアル 食品成分表(増補版)―食品解説つき
↑家人が突然言い出した「オレはダイエットするぞ!だからオマエも一緒に付き合え!(強制、ていうか命令)」発言に伴い、購入。だからと言って、これ見ながらいちいちカロリー計算して料理なんか作れるかっつーの(というのが本音)
ほとんどカラーで食材の写真が掲載されており、それぞれの食材に関する豆知識も載っていたりして、普通の読み物としても楽しめる。
なので、もはや我が家では「食品成分表」としての役割は果たしていないのが現実。。
- 安野 光雅, 森 毅, 井上 ひさし, 池内 紀
- ことばの探偵
↑アンソロジー、なのかな。「ことば」に敏感な作家さんの「ことば」に機微ある作品がいろいろ載ってるっぽい(まだ読めてない)。
- 川上 弘美
- 夜の公園
↑やっと先日購入出来た!川上さんの新作。でも読むのは当分先になりそう。。今回は昼ドラ系泥沼W不倫なお話っぽい、んだけど川上さんが書くと全然劇的にならなくて、それはいい意味で、なんだけど、だからこそ現実的で普通ぽくて空恐ろしくもあり。
しかし川上さんの長編は私にはなかなか読めなくてなかなか読めてません。なかなかに手ごわいにくいやつ。とか言ってみたくなっちゃうな。
他にも「ユリイカ 詩と批評 2006.1月号(特集:マンガ批評の最前線)」と「現代詩手帖 1997.11月号(追悼特集:ウィリアム・バロウズ)」もこうにゅう。
読めてなくてもいつかは読むはず、と思って買うとどんどん溜まる。
だから読まないといけないんだが、この「読まないといけない」という強制めいた意識でいるとダメなんですよ、どうしても読む気にならない。
ので、読みたくなるまでしばらく放置、しておこう、と、思います(で、結局買い溜まる一方になるんだな、嗚呼・・・)