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武蔵野美術大学

ムサビですよ。お嬢さん。
ムササビみたいだけど違いますよ。

ほぼ月一ぐらいで出かけている、交通事故で高次脳機能障害のおじさんの散歩に、車いす押し係として今月も参加。

日程と計画は同行者に任せきりなので、真に丁稚の手伝い。命じられた通りの道行きで自分の希望じゃないけれど、だからこそ気軽で楽チンなのはいつものことで。

朝早い(8:30出立…まあ普通は普通か)のを除けば自分の趣味じゃないものを見られたりするので、新発見あり、ありがたいです。

とはいえ、今回は美術館から寺社見物という道程で十二分に守備範囲だったから、なかなかにして乙でした。


まずは電車を乗り継ぎタクシーまで使って小平駅に。

ルネこだいら
市内になにがあるかの情報収集というところなのだけど、チラシをチラ見、パンフをもらっただけでなにもなく終了。
近代的な見た目以上に中ははとびきり簡素でこざっぱりな「多目的施設」をあとにします。

この段になり、もしかして本日ノープラン?という不安が、口に出さずもよぎります。

駅前をウロウロしながら同行者二人(車いす含めて計4人の一団ですよ)が昼飯の相談を始めたので、昼前だというのにと嘆く前にも、小平の飯といったらなんだろうかと思いめぐらし、ところがなにも思い浮かばず…。

あとで調べたら小平には「糧うどん」なるものがあるそうです。
地粉(ここでは漆器作りに用いる下塗り用のものではなく、地元で作られている雑穀や小麦)を用いた農家の日常食で、武蔵野台地の丘陵地帯にある、西部東京などは米の栽培が困難だったため麦を用いた糧が発達したのだそう。
そしてその名も「かてうどん」

この辺りでは美味いうどんの打てない女性は嫁のもらい手がなかったそうですよ。
多摩川上流、潤沢に沸きいずる清流とうどんの組み合わせ。
一杯すすりたかった。

ところがこれはのちに調べてわかったこと、当日なにも知らないとあれば、とりあえず近場ですまそうということになり、目に付いた中華料理屋へ。

よりにもよって中華料理とは。

しかし入った店はカタコトの日本語を巧みに?操る中国人のおじさんが経営するお店で、なかなかのもんでした。
飛び込みで入った店が当たりだと、一日満足できるもんですね。

うどんじゃなかったけど、餃子をおかずにラーメンすすった牛餐でぴったり午後に。

ここから車押し押しムサビへと。
まあ、こっから長かったなぁ。といったところでまた次回に。

自分で書いたのではないのだけど、面白かったので記録しておきます。すみません

小説
 背後で大きな爆発音がした。俺は周章てて振り返った。


ケータイ小説
 ドカーン!びっくりして俺は振り返った。


ラノベ
 背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁとか、そういや昼飯も食っていないなぁとか、色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである。


山田悠介
 後ろで大きな爆発音の音がした。俺はびっくりして驚いた。振り返った。


水嶋ヒロ
 大きな爆発音がした。土管が爆発したな。ドカーン!なんちゃって。

池袋の午前0時

ところでチープ居酒屋チェーン、全品300円をうたう店が登場したと思ったら、290円、280円ときて既に270円が主流になってます。

もうなにが入っているのか、なにで作られているのか。
闇鍋のようなドキドキ感をお楽しみ下さいってつもりじゃないでしょうね。


で、坊主も借金取りも東奔西走の師走の中日。
年忘れても、また翌日が忙しいんじゃ、年なんかちっとも暮れないじゃんかという疑問を他所にみな忘年会に急がしそうで、店は順当に混みまくりです。

個室居酒屋の、通されたその部屋の戸を開けると、狭い室内に20人弱。

鰺の押し寿司は大船名物だけど、池袋は人も押し寿司。

はいはい、すみませんよといってお尻をムギュウと。
押し寿司の体。

最早真冬だというのに、エアコンつけないと暑いねぇと誰かが言い出すので、全員で頷くと妙な一体感が生まれるもんです。


いえなに、目的はなんなのか、なんの集まりなのかというのも、ここでは伏せませう。
というより、本人がよくわかってないものですから。

下は未成年から、上は不惑まで。
なかなかにして面白味のある会議ということだけ。

飲めない酒を呷って、ぼんやりとしか憶えていないというのが真実(ホント)のトコロ。

宵の暮れ良い感じで時が過ぎれば、「ラストオーダーです」を告げるかわい子をおのれっから意識した面見え見えの、バイト乙女に「最後なんですけど、デザートでもひとつどーですかー?」の宣伝文句に、我も我もと頼むとか。

みんな好きだなぁ。

数分後テーブル上にはパフェだのシュークリームだのアイスだのがこんもりだぜ。


帰路、臆面もなく女装のおじさん。看板持ちの外国人のオッサン。駅構内で二人だけの世界を構築してしまった恥も外聞もないカップル。

沸いて出てきた。

これぞ、東京!
気が付けば午前様。
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