チャカイのブログ。

チャカイのブログ。

本とマラソンと妄想に生きる。

読書感想とマラソンのことを中心に書くはずだったのですが

雑記になってしまいました。しばしバカ話にお付き合いください。

元捜査一課の滝沢は調査会社「秀和」は、元警察庁キャリアの来栖によって設立された。

メンバーは元公安や陸上自衛隊など。

秀和は、新宿駅で起きた爆破事件の調査を引き受ける。その黒幕は、半グレ集団と傭兵たちだった。


石川渓月さんのアクション小説です。

こういう系統はチャカイ好みです。

書き下ろしで2ヶ月連続なので楽しみです。

Zとかスサノウといったコードネームで呼ばれるのはアリですねー。

チャカイもどこかでコードネームで呼ばれてないかな。笑

たぶんあったとしてもろくでもないニックネームでしょうが。わはは。

金沢東部暑の刑事課長比留はデビルと揶揄される刑事だが

アポ電強盗を流してしまい左遷の危機にたつ。

娘は同じ頃に家出をしてしまい、比留は身動きが取れなくなる。

さらに警察官殺しが発覚し比留は調査を進め驚愕の真実に辿り着く。


終盤に、ダブルバインドの意味が分かりますが

そんなのアリ?

漫画みたいな世界でしたが、偶然に偶然が重なってます。

本作では石川県警を揺るがすような事態が連続しておきます。

唯一言えるのは、まともな警察関係者はおらんのかぃーというツッコミですね。笑

89才の妻と90才の自分。3人の息子たちは、長男引きこもり、次男は自称長女、三男は借金まみれ。


ホームドラマみたいな一冊でした。

何がどう変化するというか、老いと向き合って行く夫婦とどうしようもない子供達をツラツラと描いてあります。

暗さは全くありません。ひたすら明るい。


率直にこんな家族はいやだけど、実際にこういう家族はたくさんいるだろうし、

爺さんになって自分の介護と向き合うようになるんでしょうね。

その前に自分の親の介護があるのか。そして自分の介護とは向き合えないのかな。。。

まだ少し先の話のようだけどすぐにやってくるんでしょうね〜