先週の日曜日。


 東フィルの休日の午後のコンサートへ。 


 日時︰4月14日(日)14時開演


 会場︰東京オペラシティ コンサートホール 


 指揮とお話︰円光寺雅彦 

演奏︰東京フィルハーモニー交響楽団 

ゲスト︰石丸幹二 

 ソプラノ︰福留なぎさ 

メゾソプラノ︰花房英里子 

テノール︰寺田宗永 

バリトン︰井出壮志朗 

合唱︰新国立劇場合唱団 

コンマス︰近藤薫 


 〈響演!100回記念スペシャル〉


 曲目 

ヘンデル︰『王宮の花火の音楽』より序曲 

ウォルトン︰戴冠行進曲『王冠』

團伊玖磨︰祝典行進曲 


ベートーヴェン︰交響曲第9番『合唱付』より第4楽章 


〜アンコール〜
J.シュトラウス一世︰『ラデツキー行進曲』 


 今回で休日の午後のコンサートがちょうど100回目ということで、特別バージョンのメモリアルコンサートでした。

1999年に始まった『休日の午後のコンサート』。 

普段の定期演奏会とは違い、もう少し軽くカジュアルにクラシック音楽を楽しめるようにと、年4回の演奏会がスタート。 

当初は定期を指揮する外国人指揮者が担当していましたが、大町陽一郎マエストロによる軽妙なトークと指揮で人気を博し、その後は内外の様々なマエストロが担当し、こうして100回の節目を迎えることが出来たそうです。 


そのうち円光寺マエストロは6回出演らしい。自分も20回程度です。


そして、ゲストとして石丸幹二さんもご出演。 

石丸さんはご自身のコンサートでも東フィルと円光寺マエストロをご指名してお世話になっているらしく、なんだか息もピッタリな様子。 


 まずはヘンデル。 

今回は序曲だけなので、木管と弦楽器主体で華やかではあるけれど落ち着いた雰囲気のまま終了。


続いてウォルトン。
エリザベス女王のお父様ジョージ6世の国王即位を記念して作曲されたとのこと。

 

元々はブラスバンド用だったそうです。
金管が大活躍で、華麗で良い楽曲ですね!


次は團伊玖磨。
こちらは今の上皇様(当時の皇太子様)ご夫妻のご成婚を祝して書かれた行進曲です。
祝賀ではあるものの、西洋音楽とは一味違う厳かな雰囲気で、出来ればまた聴いてみたい楽曲でした。


前半戦ラストはリスト。
この楽曲は、祝典曲というよりは「人生とは死へ向かって進む前奏曲である」という哲学的な意味合いを持っていますが、なぜか祝祭的な場で演奏されることが多いですね。
華やかと言うよりは荘厳で厳粛な感じがしますね。


そして後半戦は、人類への祝祭曲とでも言うべきベートーヴェンの第九より第4楽章。
なんと石丸幹二さんも合唱団の一員として参加されました。
まさに讃歌と言うべき楽曲だと思います。


アンコールはラデツキー行進曲。
なんと100回記念公演ということで、この楽曲を指揮できる権利が当たる第抽選会があり、自分はハズレましたが、後ろの方の席に座っていたご婦人が当選。
このご婦人、なんと御年92歳!
とってもお元気で、しっかりとしていて、指揮ぶりも見事。
ステキな方に当たって良かったなあ♪


















土曜日。 


観劇のハシゴ。 


下北沢で更地を観たあとは外苑前へ移動。 


日時︰4月13日(土)17:30開演 

会場︰日本青年館 


『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』 


 原作︰アンドリュー・カウフマン 

脚本・演出︰G2 


主演 

花總まり 

谷原章介 


 出演 

平野生成 

入山法子 

栗原英雄 

他 


 G2さん主宰のモジリ兄とヘミングの幸田尚子さんもご出演です。 


 2010年に発表され一大センセーションを巻き起こしたカナダ人作家による小説『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』。 

この作品を10年以上構想を積み重ね世界で初めて舞台化させた演出家で脚本家のG2さん。 


 とにかく奇想天外なストーリーのため舞台化は不可能だと言われていたこの作品を、G2さんならではのこれまた奇想天外なアイデアと演出で難関を次々とクリアし、舞台上て見せていく様はお見事!というしかないですね。 


特に、花總まりさん演じるステイシーの身長が実際に日に日に縮んでいく様をどう見せるのかという難問を、なるほど!そう見せてくるのか!と感心しきりでした。


もちろん、そんな奇を衒った演出の話題ばかりではなく、原作の物語をしっかりと見せてくれています。 


そして、この事件をきっかけに、すれ違っていたステイシーと夫の関係性がどうなっていくのかという夫婦の物語もしっかりと描かれています。 


役者とダンサーによるなんとも不思議な物語。なかなかの見応えある作品でした!(^^)










土曜日。 


観劇ハシゴ。 


まずは下北沢へ。   

日時︰4月13日(土)14時開演

会場︰下北沢小劇場B1 


大森カンパニープロデュース

『更地SELECT SAKURA Ⅷ』 


 大森カンパニーは今年15周年。

ということで15周年記念公演の第一弾がこの更地です。 


9日に初日を迎え、あっという間に楽前日。

今回が3回目の観劇です。

そして明日の千穐楽は先約アリで伺えないので、これが見納めてした。 


13本のオムニバス形式のコント作品で構成されていて、独立していながら繋がりのある作品もあり、次々と登場する役者さんたちの動きやセリフ、やり取り、そして間がとにかく細かく緻密に作り上げられています。 

そしてそこにたくさんの笑いが散りばめられているのです。 

我々はそのたくさんの笑いのおかげで、笑って笑って笑ってしまう♪ 


決しておフザケやアドリブで笑いを取るのではなく、台本をもとにしっかりと作り上げられ、プロの役者さんが真面目に演じる。

そこに笑いがやってくるんです。


そして観る度に新しい発見や変化があり、オチはわかっているものの、何回観ても新鮮で、面白くって、楽しくて! 

出来れば全公演観たい!(^o^) 


終演後はロビーでキャストの皆さんが出迎えてくれ、気さくにあいさつをして下さいます。

芝居の感想をお伝えしたり、握手したり、時に写真を撮ってくれたりと皆さんとっても優しいです。

このひとときがまた楽しみなんですね♪ 


 その更地シリーズ。 

次回は初の関西進出。 

昨年大好評だったイモ欽トリオ(山口良一、西山浩司、長江健次)とのコラボ企画『更地に、イモ欽』を装いも新たに長江健次さんの地元関西で上演されます!


長江健次還暦記念公演 

『更地に、イモ欽Special』 

期間︰7月12日(金)〜18日(木) 

会場︰神戸 チキンジョージ 


 関西地域の皆さん、またとないチャンスですよ〜! 

わが家は三連休に遠征予定です。


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#大森ヒロシ
#更地にイモ欽



全キャスト勢揃い

万雷の拍手

主宰で脚色・構成・演出・役者の大森ヒロシさん

劇団SETの山城屋理紗さん

元タカラジェンヌの琴音和葉さん

氣志團サポートメンバーの野呂拓哉さん

鈴木ゆかさん

及川奈央さん

元劇団四季の横山清崇さん

テレビ・CMでもおなじみ本間剛さん

初参加の菊池均也さん

おなじみ山口良一さん