こんにちは、もうすぐB4になる櫟村です。

今年の春は座間味合宿12日間の後に

沖縄本島の後合宿を計画し、行って参りました。

概要を説明しますね~

 

〇日時:3/27~3/31

〇メンバー:

B3櫟村、

B2土屋、光永

B1大網、北島、森山、吉田

 

去年も春の後合宿で沖縄本島に行って、思った以上に良かったので

今回も企画しました!!!

というのは行く表向きの口実で・・・

 

実は今年の本合宿、座間味島には・・・・

ヘビがいないのです( ^ω^)・・・

沖縄でヘビが見たい櫟村は満足できない!!

 

さらに去年、本島でやんばるに行ったのですが・・・

ヒメハブしか見られなかったのです( ^ω^)・・・

ということで今年はやんばるリベンジじゃ!!!

 

もちろん海洋班でのシュノーケリングが真の目的ですが、

両生類、爬虫類を見に行くことも今回の隠れた目的です・・・

そんなことも知らずについてきた後輩たち・・・・ふふふふwww・・・

たくさんの後輩たちが参加してくれて企画した甲斐があるってもんですよ~私は

とても楽しい5日間。紹介していきましょう

 

1日目。座間味から船で帰ってきたあと、座間味からの荷物と荷物番を港に残して

レンタカーを先輩3人でバスに乗って取りに行きます。

んで、車で空港にいる追加のメンバー二人と、港に残した荷物、荷物番たちを

拾って、潜るポイントに向かうというプランです。

はい、ここで問題発生。

「あ、乗るバス間違ったwwwwwww」

うぉいwwwwって感じですがまあ空港から近いバスセンター行だったので、

モノレールに乗ればなんとかなりました・・・・あぶねえあぶねえ

 

その後も空港で二人を拾うときに苦戦したり

泊港に行く予定が、那覇港、泊漁港に迷い込んだりと、gdgdでしたが、

なんとかゴリラチョップに到着!正直かなり疲れた・・・・

たくさんのダイバーがいました!やはり有名なスポットのようです。

 

海のコンディションもグッド!さっそく潜りに移行しましょう。

右側の岩、ゴリラがチョップしてるように見えるでしょ?

え?見えない?そんな冷たいこといわんといて

シマキンチャクフグ

沖縄で潜ればよく見られるフグ目の一種です。

コクハンアラの幼魚やノコギリハギに擬態される対象です。

擬態されることに関しては大人気!

ヤミハタ

少し画像が荒いですが、模様や色がかっこいいハタ科の一種です。

初めて見ました・・・・かっけえ~

鰓蓋にある黒い斑点が特徴です。

サラサゴンベ

メガネゴンベ、ホシゴンベに続いて沖縄でよく見るゴンベ科の一種です。

ゴンベは岩の上でじっとしているので写真が撮りやすいですね

ヒブダイ(右)とミスジチョウチョウウオ(左)

右はブダイ科の一種です。

ブダイの中でも色彩が鮮やかで同定しやすい種だと思います。

左はチョウチョウウオの一種。

チョウチョウウオ図鑑によると、頑固にサンゴのポリプのみを食べるそうです。

スミツキベラ

ベラは色彩を暗記するのがかなり大変なのですが

こいつは覚えやすいと思います。きれいだし

胸鰭、背鰭、尻鰭の黒い斑紋が特徴かつオシャレだと思いませんか?

オニベラ

同じくベラ科の一種。初めて見たかもしれません。

アカオビやらハラスジかと思ったけど違うし、何かと思えばオニベラでした。

キンギョハナダイ

ハナダイの仲間、実はハタ科なんです!びっくりでしょ?あ、そうでもないか

この写真の個体はメスからオスへの性転換の真っ最中と思われます。

メスはオレンジ、オスは薄いピンクで背びれの軟条が伸びます。

ゼブラウツボ

うおおおお!こいつは図鑑でしか見たことなかったです!

見つけたときは感動しました。

やっぱりウツボなどの大物はテンションが上がりますね

濃い紺色に白の細い横帯がシマウマ(ゼブラ)に見えなくもないことが由来でしょうか??

みんなを呼んだ時にはサンゴの奥のほうに

顔を引っ込めて出てこなくなってました。。シャイなんだからほんと

コクテンフグ

はい、おなじみの沖縄ではよく見るフグ。

そしてよく捕まえられる対象になっています・・・・かわいそうですが・・・

まるでムンクの叫びのようですね笑

シマハタタテダイ

まじかあ・・・こいつ見てもオニハタタテダイかと思ってしまいますよ

チョウチョウウオ科の一種です。

こいつらは水中での識別がややこしいので写真撮らないといけないですね。

ホソガラスハゼ

ブイについているロープの上でチョコチョコしてるやつおるな~って・・・

見たら・・・・お、ガラスハゼの仲間やん!!ってなって、みんなで撮影会。

ですが撮影技術のない私は、体固定できんし・・・・

ええ写真全然撮れんし・・・・楽しくねえ!早くも撤退。

ハゼの好きな光永君は、めっっっちゃ粘ってました笑

このブイにはハタタテギンポもいましたよ~

ヤエヤマギンポ

イソギンポ科の一種。こいつも沖縄ではよく見るやつです。

が、正直に言うとこいつは僕にとっては背k・・・いやなんでもねえっすw

体側の丸い斑点で見分けるようです。

アオギハゼ

最初見たときはおお!なんだこいつ!ってなって写真を撮ろうとします。が、

ピント全然合わへんってなります。さらに暗い岩陰を見ると意外とたくさんいるという事実に

気づくのです。

ハゼの仲間ですが、群れでみんなで体を反対向きにして仰いでいるのが、

おそらく名前の由来。なかなか面白いやつです。

シチセンベラ

こいつおったんかいwwww

見たかったです・・・。僕は見てないんです。

体側の赤い横帯が特徴のベラ。おそらく稀種です。

 

ほかにもキンセンハゼ、ナミハタ、チョウチョウウオ科の何種かなどを見ました。

地形もダイナミック、なかなか楽しい場所だと思います。

この後は着替えてご飯を食べた後、キャンプ場に戻り、就寝。

 

ご飯を食べてる図。おいしかったです

正直山へ両爬しに行きたかったですが、運転して潜って・・・

きつかったので明日からやる!

 

2日目。この日は古宇利島のトケイ浜というところに行こうと

計画を立てていました。ここは、去年行ったことがなく未開拓の地。

古宇利島はキャンプ場から車で2,30分車を走らせればつきます!

ということで楽しみだったトケイ浜。

めちゃめちゃ荒れてますやんwww

はい、トケイ浜無理~

 

「くっそ、まじかあ」

潜れずにグレる櫟村の図。寝ぐせやばい

 

ということで戻ってきましたゴリラチョップリベンジ!

やってられなくなり、ゴリラチョップになった櫟村の図。

実はさっきの魚紹介に、リベンジゴリラで見れた魚を含めているので

今回は割愛します。ガラスハゼ、キンギョハナダイなどはリベンジで見られたものなので

まあ結果的にはよかったです。

いつか本島に来た時にトケイ浜リベンジしてくれ!

 

ということでゴリラで2本潜ってご飯たべてキャンプ場で就寝。

実は夜に両爬行ったんですけど・・・・・これも割愛します。

理由は聞かないでください。

(リュウキュウカジカとシリケンしか見られなかったなんて言えない)

はい、2日目終わり!

そして前半も終わり。後半へ続く!

後半は両爬も充実してるので乞うご期待!

 

文責:櫟村

参考文献:日本の海水魚(山と渓谷社)

写真:櫟村、光永、大網、土屋、森山

誤同定等ありましたらご教示願います。


春合宿
2016

こんにちは。海洋班2年の土屋です。今年の春から代替わりをしまして、新2年生が班の運営を担うことになりました!まだまだわからないことだらけですが、頑張っていきたいと思います!

 今年はは3月の16日から25日の10日間、沖縄県の宮古島で合宿を行いました。当初は5日間ほど雨が降る予報でしたが、海洋班の晴れ男の活躍(?)により、そのうち3日間は降雨が無く、非常に充実した合宿となりました。


~参加者~


山能先輩、擽村先輩、金輪、光永、立山、宇野、土屋


合宿の様子をご紹介!



1日目、2日目:前浜ビーチ】
到着してからの2日間はテントを張っている前浜(まいばま)ビーチで潜りました。


・「東洋一白い砂浜」と呼ばれるだけあり、とてもキレイでした!



前浜

海岸から二十メートルほど砂浜が続きましたが、しばらく進むとサンゴ礁が水深5~6mほどで見られました。




ハマクマノミ (Amphiprion frenatus)

・今回の合宿で最も多く見られたクマノミのなかまです。老成した雌の体色は黒ずみますが、若い個体や雄は美しい橙色です。





ウミヅキチョウチョウウオ(Chaetodon bennetti)

・水深30m以浅に見られるチョウチョウウオの仲間です。穏やかな内湾を好みます。


オビテンスモドキ(幼魚)

オビテンスモドキ(幼魚)(Novaculichthys taeniourus)
・オビテンスモドキの成魚は少しグロテスク(あくまで個人的な感想です)な風貌ですが、幼魚は頭から二本の棘がのび、とても美しいです。ちなみに、上の写真は4年生の山能先輩による撮影ですが、僕のお気に入りの写真です!


3,7日目:新城ビーチ】


3日目は宮古島の南東に位置する新城(あらぐすく)ビーチに行きました!白い砂浜に青い海、絵に描いたような南国の海岸でした!




アオヤガラ(Fistularia petimba

・浅所でも見られる細長い体が特徴的な種です。




ミスジチョウチョウウオ  
ミスジチョウチョウウオ(Chaetodon lunulatus)


今回の合宿で最も多く見かけられてたチョウチョウウオの1種です。


4日目:大雨によりダイビング無し】



5~6日目:白鳥岬・中ノ島】

 5日目はネットで見かけた情報をもとに、宮古島の横の下地島にある中ノ島という場所に向かいました。

 途中の伊良部大橋は全長3540mにも及ぶそうで、絶景を楽しめました。



 さて、肝心の海はというと…


 中ノ島


最高でした!とてもダイナミックな地形で多くの魚種を観察できた上、入江となっていて波が少なく、最高のダイビングスポットでした。

 クロユリハゼ

クロユリハゼ(Ptereleotris evides)
・サンゴ礁域の中層を遊泳するハゼの仲間です。


8日目:イムギャーマリンガーデン】




 ハナミノカサゴ(Pterois volitans)

 主に南方の海にみられるミノカサゴの仲間です。放射状に広がる棘がひときわ目を引く美しい魚です。



マダラエソ(Saurida gracilis)

潮だまりの砂底に生息します。

このような感じで今年の春合宿はとても充実したものとなりました。

これからの活動も多くの魚たちと出会いたいです!

最終日はイムギャーマリンガーデンという海浜公園で潜りました。入り組んだ湾で魚種がとても豊富なこともあり、とても面白かったです!

こんにちは、四年生の山能です。


今回も春合宿を終えた後に本島へと上陸し、後合宿を行いました。活動内容を報告致します


【期間】3/25~3/30

【メンバー】 山能、樂村


一年生は誰も付いて来なかったため樂村と二人っきりというちょっと寂しい合宿に……この組み合わせでは肝が据わっている人間がいないというのが最大の不安であった。明かりのない夜の林道などは、出そうというかいかにもな雰囲気があり(某先輩がそのことでよくビビらせてきた)走行中木の影を人影と二人で勘違いして、ビビってガードレールに突っ込んだりしないか、と割とマジで不安に感じていた。自分は過去の海洋班の経験からかなりオカルトには弱いのだ。まあ、結局なにもなかったのでよかったのだが。



・一日目

合宿参加人数は少なかったがなにも悪いことばかりでもなかった。そう思えたことの一つが車を広々と使えたことだ。かつての本島合宿では後ろが見えなくなるほど荷物が積み上がり、それでも載せきれなかったものを膝の上に乗せて身動き取れぬまま車を走らせたものだったから、過去体験したことがない程快適な那覇ドライブとなった。


一行はそのまま名護の方のキャンプ場へと向かい荷物をテントの中に入れ一段落ついているといつの間にか日も暮れ始めていた。今日はもう潜れないだろうと諦め、夜中にやんばるの林道に入っていくことにして早めに睡眠をとって夜を待つことにした。


夜になるとモソモソと起き出して出発。キャンプ場からやんばるまで一時間もかけて車を走らせなければならず、宮古でずっと活動していた我々はいかに沖縄本島が広いかを思い知らされた。




やんばる方面の道の駅ゆいゆい国頭にて

やんばるに行く時よく利用します。写真は別の日の朝撮ったもの。

この謎のマスコットキャラクターは有名なヤンバルクイナがモチーフ。

樂村ヤンバルクイナに比べて腰が引けてるぞ!



林道へ到着すると入っていって適当なところで車を止めると何か生き物がいないか探す、蛇が好きな樂村は探すのにとても意欲的であった。しかし自分はこのとき過去感じたことのないある違和感を感じていた。いや夜になっていた時点でずーっと感じていたのだった。












寒い。寒すぎる。


おかしい、ここは本当に沖縄か?長袖でも冷気を感じ裸足にクロックスなんて格好では足からガンガン冷え込んでくる(このときは靴を履いていた)。雨も降っておらず道路に水気なし、そしてこの気温で生き物が出てくるかというと出てくるはずもなく、根性で車を進めていくも見れたのはヒメハブとシリケンイモリくらいであった。ここまで不作だったのは本島三度目にして初めてのことであった。樂村が不憫でならない。





二時間くらい粘って見つけたヒメハブ。寒さのせいかカメラを

近づけても全く動く気配がなかった




・二日目

昨晩の疲れから起きるのも遅くなり、お昼をとってからまた潜る場所まで移動となると一本しか潜れなさそうだった。この日はトウアカクマノミを見に行こうと瀬底島まで向かった。瀬底は人工物が多く、養殖で使うような網が張っており一風変わっている。サンゴ礁ではあまり見られない魚もいるようであった。また遠浅だと思っていたが奥まで泳ぐと結構深かった。




マダラトビエイ Aetobatus narinari

宮古でも見たが本島でもペアを発見。マダラトビエイと縁のある

男、山能。岩の下を覗き込んで餌を探しているようだった。






トウアカクマノミ Amphiprion polymnus

未だここでしか見たことがないクマノミ。気性がとんでもなく荒く、

住処のイソギンチャクから水面の自分のところまでロケットのよ

うに突っ込んできた。





次の瞬間カメラに衝突してきました




ツチホゼリ Epinephelus cyanopodus

こちらをじーっと見つめてきたので気になった。もうちょっと

近づきたかったが、すぐ近くにいたトウアカからのオラオララッシュ

にビビって潜れなかった。




海から上がってご飯を買いにスーパーに行くと、なんと、少動物班と遭遇。合宿に来ていたことを互いに知らず、全くの偶然であった。少動物班といえば合宿が過酷であることをよく耳にしており、興味があったので夜の活動についていくことにした。


怪しい集団は山を登りながら生き物を探しに行くとのことで、軽いカーチェイスを繰り広げつつその山へと到着した。海洋班の活動とは外れるためこのときの活動内容は深くは書かないが、端的に言ってほとんどただの登山だった。海に潜りに来たのになぜ山で足腰を鍛えなければならないのか。我々は取り憑かれたかのように進み続ける少動物班をよそに早々に切り上げ、眠りにつくことにした。



・三日目

この日はもう一度瀬底と、加えてゴリラチョップへと潜りに行った。相変わらず気温が低く海に入るのに気が引けたが、天気が崩れなかったことは幸いであった。瀬底とゴリラチョップは場所が近いので一日でどちらも潜ることができるのが利点である。




チリメンヤッコ Chaetodontoplus mesoleucus

ゴリラチョップでよく見る。名前のとおり暗色の縮緬模様

が見られる。この写真は写りが悪くみづらい。





ハナビラクマノミ Amphiprion perideraion

クマノミは写真が撮りやすいので、各種ベストショットが

撮りたいなあ





イカちゃんでゲソ。イカの同定はよくわかんないです。


・四日目

この日は龍野さんと同期で現在琉大に所属している仲栄真さんにお会いし、潜り場所へと連れて行ってもらった。瀬底の北側へと潜りに行ったが、ここがかなりの穴場スポットで潜ってみると一面にサンゴ礁が広がっており、サンゴも活き活きとしていた。本島にこれほどサンゴが綺麗な海があるとは、同じ瀬底島でも雰囲気が全然違うなと思った。




ナンヨウハギ Paracanthurus hepatus

派手な色模様で分かりやすい。実は今まで見たことがなかった

ので見れて感動した。ここでは普通に見られるようだった。





一面に広がるサンゴ礁。この写真では水中の景色がちょうど水面

に写っており一見上下がわからないように見えるところが気に入っている。





ネムリブカ Triaenodon obesus

ふぉおおおおおおおおおおおおお!見つけた瞬間思わず声が漏れそうだった。

いや漏れた。全く逃げようとしなかったのでこれみよがしにシャッターを連打。

このときの深さは2mくらいだったのでビックリした。





顔が見えなかったので正面から。ち…近い。

触れる距離まで近づけたのに触らなかったのを激しく後悔している。




サザナミヤッコ Pomacanthus semicirculatus

よく見かけるけど綺麗で目を引くためついつい追いかけてしまう。

この写真はまあまあ上手く撮れたなーと思ってます。




ひとしきり海で楽しんだ後は、色々話したいこともあるということでカフェへと場所を移すことにした。生研ほどカフェと程遠い存在も中々ないと思うが、しかし近くにカフェがなかったので代わりにモスへ行くことにした。


仲栄真さんからその当時の海洋班についての話を聞き、また自分たちも今現在海洋班がどうなっているのかについて話した。ダイビングについての興味深い話などもして頂き、また沖縄に来る際には声をかけてほしいというようなありがたいお言葉も頂いた。仲栄真さん、潜り場所への案内やお食事など、本当にありがとうございました。


そしてこのような機会を設けて頂いた龍野さん、ありがとうございました。龍野さんの脅しの電話はとても効果的でした。



ということで、この後の日程で飛行機に乗り沖縄を発ったのであった(自分は東京に用があったのでこのまま東京へと向かったが、このことからまたひと悶着起きていた。もう書かないけど)初めは予想外の寒さに見舞われどうなるか不安だったが、天気が大きく崩れることもなく有意義に過ごすことができた。一年が来てなかったことがやはり残念だったので、来年は是非挑戦して楽しいんで欲しい。




以上、本島合宿でした





こんにちは、四年生?の山能です。

 

後輩の執筆速度が月日に追いついていないので、代わりに自分が天草合宿の報告を致します。


 

{期間}8/20~8/24

{メンバー} 四年生?: 山能、近藤

        三年生:  草加

        二年生:  樂村、加藤

        一年生:  金輪、土屋、吉中、宇野、光永、立山


 

注目すべきは一年生の人数である。6人もいる!上級生より多い!

しかも今年の一年は皆なかなか個性的で面白い者達が揃っており、今後が期待の面子である。今合宿でもその実力を海で陸で遺憾無く発揮していました。 こんなにたくさん新入生を連れてきた班長、お手柄です(上のクエスチョンマークが気になる?なんのこったよ)

 

また、天草実験所にて研究をしている先輩の堀田さんとも共に行動し、車を出して頂いたり食べ物その他を頂いたりしました。堀田さん、お忙しい中ありがとうございました。


 

当日、案の定一人が寝坊。後でバスで来ると言って聞かないのでそのまま出発しました。福岡から天草は車で5時間ほどで結構時間がかかる。最早恒例のハイエースを「だいぶ慣れてきた」と華麗なハンドル捌きで運転、天草まで飛ばすのでした。たまには小さい車が運転したい。



 

到着後は一夜明かしてから早速、妙見ヶ浦へ。一年は新しいウェットスーツ一式の着心地を確かめると果敢に潜りに行ってました。ジャックナイフのやり方に苦戦する者もいて、見てるとなんだか懐かしい気持ちに。鹿児島の遠征もありましたが、初めての合宿での海というのはやはり新鮮で楽しいもの。彼らは仲のいい同期と楽しそうに泳いでました。

 

 


 

    
チョウチョウウオ Chaetodon auripes

他のチョウチョウウオ科に比べて体長が大きく

見える気がする。食べているものが異なるからだろうか。

しかし見た目の似ているツキチョウチョウウオ

はさらに大型らしいです




 

                                       

                                                                                                    







 

ウツボ Gymnothorax kidako

撮影者は相当撮るのに苦労したのだろうなと

いうことがうかがえます

 



キンチャクダイ Chaetodontoplus septentrionalis

沖縄のような熱帯域に生息してそうな派手な

模様をもつ。が、温帯海域に分布しており、

琉球列島ではみられないそうです

 



タコベラ Cheilinus bimaculatus

胸鰭先端付近に黒色斑があるように見えるため

そうであると思われるが自信はない…タコベラは尾鰭

が特徴的な形状をしており、それが確認でき

れば良かったんですが

 



タカノハダイ Goniistius zonatus

誰かさんに縁のある魚。天草合宿ではいつも

見ているが、やはり目に付きやすい


 

ハナハゼもちゃんと見ました。写真がなぜかないですが。


 

合宿途中、ちょっとしたアクシデントにより一年が一人膝に怪我をしました。海は危険でもあるということを改めて感じ、今後このようなことがないよう注意していきたいです。またこのことが元で、彼は後でひどいあだ名を付けられることになるのだけれど、それはまた別のお話。


 

今回の合宿では妙見の他、牛深の方にも潜りに行きました。潜ってみると確かにサンゴがちらほら。見れた魚も熱帯寄りで妙見とはまた異なっており、ちょっとしたマンネリ解消にもりました。ただかなり狭い道を通る必要があること、駐車場がないこと(そのときは近くの店に許可を頂いて車を停めた)などから、頻繁に行くのはちょっと難しそうです。

 



ハタタテダイ Heniochus acuminatus

ムレハタタテダイとは背鰭の棘の数で見分ける

と区別が困難。個人的に見た目もどこか少し異なると

思うんですがね、どこがと言われると困りますが

これはハタタテダイだと思います。


 

そして夜は肝試し!野太い悲鳴が神社に響き渡りました。またこのほか、ドSな先輩のせいでおかげで宿泊内でも面白いことに。着火マンが無駄に大活躍したり、何故か髪の毛染め出す奴がでてきたり、お腹に落書きされたり、わさb……一年はその勇姿を大いに見せてくれました。


 

いや非常に濃い合宿でした。次もこのパワーのまま臨めたらと思います。 


 

以上、天草合宿でした。


 

(文責:山能、 画像;樂村)

 

           

初めまして、現班長のラク村君(漢字が出ませんでしたすみません)の同期の加藤といいます。
以後よろしくお願いします。

遅ればせながら、今回は6月の定期ダイビングについて書きます。


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     「6月定期ダイビング」概要
日時:2015/6/28(日)
場所:志賀島
参加者:北園先輩、近藤先輩、山能先輩、梅村先輩、若林先輩、神田(貴)先輩、櫟村、加藤、宇野、金輪、吉中、土屋、立山(計 13人)


※ハイエースを運転してくださった山能先輩、レンタカーを運転してくださった梅村先輩・若林先輩ありがとうございました。


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とりあえず今回はいつもの箱崎9時集合で出発!
(自前のスーツが届いた)1年生5人にとっては初陣でもあります。
期待と不安の中いざ志賀島へ!

志賀島へと至る道にさしかかると、やや白波が…
天気は良かったのになぁ。
岩場のポイントまで行くとやはり「THE東映(並の波しぶき)」だったので、
今回は砂地の広がるエリアからエントリー。






潜り



おっと、エントリー前からさっそく生物が!(生きているとは言ってない)
アメフラシの死体、ですかね….





しょっぱなからクサフグさんいらっしゃいました。
海底でホバリングしてましたね。かわいい。毒ありますけど。






クサフグ Takifugu niphobles





そしてまさかのアオウミウシ!サイズ的には1円玉くらいでした。




その他の無脊椎動物としては、こちら。
シロガヤの仲間ですかね?同定が難しい…





こちらは先輩が発見したアオリイカ?の卵。






そして魚もちらほら。



キュウセン Halichoeres poecilopterus



アイナメかクジメ? 

見られた魚はほぼ普通種だったみたいです。
個人的には無脊椎動物がちょいちょいいて楽しかったです。

それではこの辺で失礼いたします。