“卓上遊戯の冒険”というウェブログを新規に開始しました。
これからはそちらのほうで記事を投稿していくつもりです。こちらのブログを今後どうするかは今のところ未定ですが、おそらく新規に記事を投稿することはないと思われます。
よろしければ是非ご覧になってください。
アドレスはこちらです。
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【日時】平成25年5月19日(日)
午前9時~午後10時まで
【会場】福井県越前市文化センター 306会議室(午前中)
302会議室(正午以降終了まで)
【参加費】200円(初参加者、高校生以下無料)
【駐車場】併設(無料)
・途中入退場は自由ですのでご都合のよいお時間にお気軽にお越しください。
・会場にゴミ箱はありません。ゴミは各自の自己責任でお願いいたします。
・初参加者、未経験者の方を歓迎しております。親切丁寧な対応を心がけておりますのでどうぞお気軽にお越しください。
アメブロの調子が悪いせいか、メッセージボードでの新規投稿がなぜかできないので本文記事として表記の件告知いたします。
次回の“越前市(福井)ボードゲームの会”を以下の通り開催致します。
【日時】平成25年4月29日(月・祝)
午前9時~午後9時半ころまで
【会場】福井県越前市広瀬町“ワークステップひろせ”第2研修室
【参加費】200円(初参加者、高校生以下無料)
【駐車場】完備(無料)
・初参加者、初心者の参加を歓迎致しております。親切丁寧に対応できるよう心掛けておりますので、お気軽にお越しください。
・途中入退場は完全に自由です。ご都合のよい時間帯にお越しください。
・会場にゴミ箱はございません。ゴミは各自でお持ち帰りになられるようお願い致します。
先日の土曜日に開催した自宅ゲームスペース“UDA”でゲーム会を開催しました。立卓されたゲームの感想を簡単にまとめておこうと思います。
先日来日も果たしたライナー・クニツィア博士の“パラッツォ”(http://boardgamegeek.com/boardgame/15318/palazzo )から開始。
建材を競り落とし、国王の帰還までにより良い塔を建てるべく競合を繰り広げる競りゲーム。
場中央の“倉庫”でのダッチオークションと周辺4か所“石切り場”での競りが並行するのがまずは印象的。
あまり話題になっていないのが不思議な2005年のクニツィアの作品なのですが、デベロップに十分な時間が費やされたと思われる各種メカニクスがバランスも絶妙で、本作が名門アレアから出版されていることも頷ける佳作かと。
競りは思いの外高騰しますね。欲しいときには出し惜しみせずガツンといくべきか。評価7.5。いいゲームだなあ。
本日二戦目はクラマー&キースリングの“プエブロ”(http://boardgamegeek.com/boardgame/3228/pueblo )。
四単位からなるブロックを周りを巡回していく“酋長”から見えないように積んでいくゲームで、一種の“積みゲー”といってもいいかも。
他プレイヤーにペナルティを与えるべく酋長を操作するシステムはネガティブな側面もあり、爽快感はほとんどありませんが、骨格としてのシステム、アイデアはさすがは名匠の手によるものだけあって完成度は高い一作。
思わぬ見落としがありがちなのでブロックを配置するときは入念なチェックの後にしたいものです。
収束性もよく評価は7.0。家族でやっても盛り上がりそう。こういう積み木のようなゲームもアナログゲームならでは、ですね。
昼食の出前待ちタイムに国産同人“貨モッツァ”。
どのようにシンプルなシステムであっても胃が痛くなるような、熱い心理的駆け引きを生み出すことは可能なんだ、ということでしょうか。
同人ゲームなので点数は付けませんが、ルールはまったくもってシンプルそのもので、その上でこれだけの心理戦が楽しめるのは評価できるのではないかと思う次第です。
これからもリプレイするでしょうね。ただ状況によっては消化的な展開が発生するようにも思われます。しかしなんで“~モッツァ”なんだろう。
午後一はおそらく本日最重の“コムニ”(http://boardgamegeek.com/boardgame/37231/comuni )から。
“レオナルドダヴィンチ”や“エジツィア”の創作集団アッキトッカ作で以前より気になっていたタイトルをこの日初プレイできました。
手番でできるアクションは主に三択で、けして複雑なゲームではないのですが、各種リソースが相互に代替可能だったり例外的な規則も少なくなく、全体的にやや煩雑な印象はあるか。インストの壁も高め(受ける方もする方も)。
ただ直接攻撃のないシンプルな拡大再生産はある種ユーロの持つ面白さの端的な表れでもあり、僕は充分楽しめました。
2008年のエッセンではあの“ドミニオン”についで二番目に人気があったらしいのですが、その割にはここ日本での陰は薄いですね。地味渋なせいでしょうか。評価は7.0。今やるならもう少しすっきりできなかったかな、というやや贅沢な要求はあります。
ブラント夫妻による昨年のエッセン新作“サンマロ”(http://boardgamegeek.com/boardgame/117960/saint-malo
)。
3回までのダイスロールによる結果から出目を取捨選択して自分の街を拡大していくシンプルな作品。
水性ペンで自分のボードに書き込んでいくことに抵抗があると評価にも影響するかもしれませんね。
シンプルながら種々の戦略的方針があるようで、ゲーマー心をうまく刺激してくるところは流石はアレア。評価は6.5。ちょっとシンプルすぎて物足りないか。
シュテファン・フェルトの期待の一作、“リアルト橋”(http://boardgamegeek.com/boardgame/119591/rialto )。
フェルトにしては要素が少なめですっきりとした第一印象のエリアマジョリティ。
カードプレイやボーナス、決算の方法などにおいて奇をてらった点が少なく全体的に非常に好感のもてる一作。
ただマネジメントの難しさ、パワーバランスへの介入の難しさなどから僕はセッションの間悶絶させられっぱなしで、“やっぱりフェルトだな”、と思うことが少なくなかったのですがさてどうでしょう。
フェイズやステージでスタPや手番順が変わることが多いのでそこはしっかりおさえておいた方がいいかも。
あちらを立てればこちらは立たず、誰もがマネジメントに悩まされる良質なピュアユーロ。やや辛めに採点して8.0と評価します。
国内流通版のカッツェンジャマーブルース、“酔いどれ猫のブルース”(http://www.boardgamegeek.com/boardgame/363/katzenjammer-blues )。クニツィアの競り&セットコレクションです。
これからというときに終わってしまうこの早さにはクニツィアは何を狙ってこうしたのだろうという思いすらあります。
シンプルで面白いからみんなやってみるといいと思います。(←無責任w) そんな感想の一作。7.5。
最後に“ぴったりヤドカリ”で〆。国産同人のトリックテイク。
マストフォローながら取ったカードで上手くペアを作れなければ勝てないという意欲作。
相手の獲得札をじろじろ見ながら時には相手に取らせる必要がある場合もあって、可愛いアートワークとは裏腹にそれなりにテクニカルな印象。
同人なので本作も評価はなしですが、面白いアイデアの一作。
購入したゲームを紹介する本コーナー、今回は二人用のアグリコラ(通称フタリコラ)、“アグリコラ牧場の動物たち”です。
昨年国内流通の始まる前にドイツ語版オリジナルを入手し、その完成度の高さに惚れ込んでいた折、この度めでたく日本語版が発売されるということで、拡張も予定されていることから、今後も末永くプレイするであろうことを鑑みて、今回購入に踏み切ったものです。
本作は2012年にプレイした個人的ベスト2人用ゲームでもあります。
ボードゲームギークへのリンクはこちら。http://boardgamegeek.com/boardgame/119890/agricola-all-creatures-big-and-small
プレイゲームデータベースへのリンクはこちら。http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=5647
シュリンクを被った最後の瞬間。では切ります。
ざくっ、といきました。
切れ目から剥いでいきます。
あっさりとシュリンクは取り除かれました。
こちらがボックス背面全景。
なんと分かりやすい文言w
完全日本語版とはいえドイツ製です。これだけである程度のクオリティは保障されたようなものかと。
それでは箱を開けます。ぐぐぐ、と。
ぱかり!
内容物を取り出してみました。こんな感じですね。
このあたりが日本語版ですね。いや素晴らしい。
ルールブックもこの通り。丁寧で分かりやすく書かれています。
それでは木製コマの検品をしてみます。
プレイヤーのコマや柵、石や葦といったリソースの類いです。
説明書のとおり数は合っていました。
つづいて家畜の数々。ドイツ語版ですでに知ってはいましたが良くできた木製パーツに惚れ惚れします。
いろんな角度からパチリ。木製コマフェチにはたまらないですな。
全ての木製コマを小袋に仕分けしました。こうすることでセッションの際の準備が捗るはず。
こちらがメインボード全景。
一種のエラッタとしてやや話題になったのがこの部分ですかね。ドイツ語のままだという。しかしこれは仕方ないか。
パンチングボード1枚目。
パンチングボード2枚目。
パンチングボード3枚目。
それではこれらのタイルを抜いていきます。
数も多くなくあっさりと終了。
やはり日本語化というのはいいものですね。
それでは箱にしまっていきましょう。
アグリコラの箱の側面。家畜の点数計算の早見表になってるんですね。
まずはメインボードを一番下に。
次々と放り込んでいきます。
最後にルールブック。
ここでちょっと気になっていた点を確認。ふむ、スタPはくじ引きで決定か。
ふたをして終わり。
名作アグリコラを上手くダウンサイジングすることに成功した二人用ゲームの良作の日本語版です。
木製コマの数々も素晴らしいですし、これが三千円代で入手できるのはリーズナブルではないでしょうか。
久しくプレイしていませんがまたプレイしたくなりましたw
余談ですが今回のゴミ。