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今日は、発達障害のある子を育てるご家族の方が、

支援を受けていることの大切さについて、書いてみたいと思います。

私どもの行事で、家族限定グループワークというのがあります。
発達障害のある子をご家族に持つ方だけが集まり、
互いに悩みを共有し、解決法を模索するグループです。

平日の昼間に開催しておりますので、
わたくし新田は、普段は参加できず、
他のカウンセラーさんにお任せして運営しております。

今年9月、そのイベントに、1年ぶりほどで参加してきました。
小学生から中学生~成人の子を持つお母さん方が多数参加してくださり、
たくさんの悩みをお聴きしました。

特に、思春期の子を持つ親御さんの悩みは深刻で、
お子さんはお母さんに強く依存しながら、
一方で、強く叱責をしてくるなど、親子関係の問題が大変そうでした。

ウチにも高校生の子がいますが、
思春期になってくると、親の言うことも素直には聞いてくれないところが出てきます。
発達障害があると、親子関係はこじれがちです。
そんな時に、第三者を介してのかかわりが、とても重要となってきます。
家族だけで悩みを抱えきれるものではありませんし、
思春期以降こそ、支援機関・支援者に関わっておくことが欠かせません。

 

そして、もう一つの理由が、
発達障害の子を育てるうえで感じる悩み・苦しみ・悲しみのところは、
同じ境遇のものでないと、どうしても分かり合えないところがあります。
一般の子育て常識とは、違うところがあるからでしょうか。

それに、発達障害の子を育てるというのは、
どうしても精神的な負担がありますよね。
理解を深めても、感情的に受け止めきれない場面に、どうしても出くわします。

そんな思いを一人で抱え続けるのも、大変なことです。

私共、家族限定グループワークは、そんな悩み・苦しみ・悲しみのところを、
互いに共有し、少しでも心の重石を下ろしていただく
ところで開催しております。

12月8日に大阪市・北区で開催します。
この日は、わたくし新田も参加し、
皆さんのお話しをじっくり聞かせていただきたいと思っております。
冒頭にスピーチもありますので、ぜひいかがでしょうか。

[開催要項]
家族限定グループワークの詳細はこちら
この月は、Docomo市民活動助成の対象イベントで、

無料でご参加いただけます。

参加には予約が必要です。

こちらからご予約の上どうぞお越しください。

 

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こころぴあビレッジの「発達障害 家族限定グループワーク

12月はスピーチ付きです

テーマ:「発達障害 学校支援の求め方
講師:新田かなと
2017.12.08(金) 大阪市・北区 北区民センターにて
13:00~17:00


NPO法人アズウィッシュのの「発達障害 特性理解ワーク

テーマ:「発達障害 想像性の困難への対処法 ~成長への道筋
講師:新田かなと
2017.12.22(金) 大阪市・浪速区芦原橋 Aダッシュワーク創造館にて

19:00~21:00

 

【開催要項はこちらです!】

http://aswish.jp/tokuri/
【予約はこちらです!】

http://aswish.jp/riserve/

 

 

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先日に続き、発達障害の障害受容について記事にします。
今日は思春期・青年期の「診断の有無」と「自己理解」についてです。

思春期・青年期は、自分探しの時期です。
将来の進路を固めていく時期でもあり、

親から徐々に離れて、自分自身を固める時期でもあります。
ただでさえ多感なこの時期、
発達障害を持つ子たちが、
対人関係に悩み学校生活に悩み、
やがて職場の人間関係に悩み・・・。

その頃に、「自分がなんであるか」に迷いがあると、

自分が抱える「発達障害」について知らないと、

悩みは、複雑な迷路に入り込み、深い底に沈みこむかのようです。


コミュニケーション・社会性の困難があると、

こうした悩みはかなり深刻です。

そんな時に、自分が抱える発達障害のことを、

その方本人が自覚できていないと、
「なぜ自分だけできないんだ」

「どうして自分は他の子たちと違うんだ」

「自分はダメだから、みんなからはじかれるんだ」

となるのは避けられません。

話は変わって、武庫川女子大学の石川先生は、

この状態に対して「診断の有無」「自己理解の有無」という

二つの要素で、思春期青年期の発達障害を抱える人たちの、

その状態と、抱える課題に違いがあることに気づかれました。

大学に相談に来られる方の悩みをお聴きになったり、

実際、教授として学生を指導する中で、

この二つの要素の有無により、

相談件数にも違いがあり、相談者も変わり、
結果、支援のやり方も変える必要があると考えられたのです。

こうしたことについて、NPO法人アズウィッシュでは、

10/22(日曜)に、講演をしていただく機会をご用意しました。

もう一度、述べます。
思春期・青年期は、ただでさえ多感で難しい時期です。

その頃に、「自分がなんであるか」に迷いがあると、

自分が抱える「発達障害」について知らないと、

悩みは、複雑な迷路に入り込み、深い底に沈みこむかのようです。

しかし、この多感な時期こそ、告知の難度は上がります
本人さんの精神コンディションが悪いなら、

社会適応状態が悪いなら、なおさらです。
そして、発達障害の困難・問題は、

負のスパイラルに深く深く沈んでいきます。

こうした状態から抜け出すためにも、

親御さん・教員・ご本人の「診断の有無」と「自己理解の有無」は

重要な要素であり、改善のための過程となることでしょう。
そうしたお話を、石川先生にしていただく予定です。
どうぞ、ご都合が合えば、お越しください。

開催要項の詳細はこちらから

 ◆日時:2017 年10 月 22 日(日)14:30~16:45(14:15 開場) 

◆場所:ドーンセンター セミナー室 1
    (大阪市中央区大手前 1 丁目 3 番 49 号 )
     京阪本線・地下鉄谷町線 「天満橋駅」駅 徒歩 5 分
     JR 東西線「大阪城北詰」駅 徒歩 7 分
◆講師:石川 道子先生 (紹介は裏面参照)
◆定員:45 名(定員になり次第締め切ります

◆会費:無料 (docomo助成金事業)
要予約:(インターネット手続きのみ) 予約は
こちらから
 

 

 

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NPO法人アズウィッシュのの「発達障害 特性理解ワーク」

テーマ:「広汎性発達障害とADHD ~診断名の混乱を解く」
講師:新田かなと
2017.9.21(木) 大阪市・浪速区芦原橋 Aダッシュワーク創造館にて

 

 

【開催要項はこちらです!】

http://aswish.jp/tokuri/
【チラシダウンロードはこちらです!】

http://aswish.jp/wp-content/uploads/2017/08/as-tirasi_tokusei-9-10.pdf

【予約はこちらです!】

http://aswish.jp/riserve/
 

 

 

 


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今日は障害受容について考えてみようと思います。

 

この障害は、目に見えないものであるが故、

いろんな問題を引き起こします。

本人さんがたとえカミングアウトしたとしても、

怠けているとか、やる気がないだけ、とか言われ、

その大変さを中々実感してもらいにくいところがあります。

 

これは、自覚のある方が、

周囲に分かってもらえないケースです。

本人さんが診断を受けてきても、

親御さんが受け入れず、聞き入れないケースもあります。

 

一方、親御さんは早くに気づいたとしても、

本人さんに告げることができず、

あるいは告げても「俺を障害者にするのか!」

と、本人さんが怒り出して一向に聞き入れない、

というケースもあります。

 

ここまで、激しいケースでなくとも、

お子さんが中々認めようとしてくれない

という親子は決して少なくありません。
(あるいは、精神状態が悪く告知などできようもない)

 

そんな中でも、一番心配するのが、

うちの子は、何とか普通になりたいんですよ

というケース。

 

障害を受容できないケースの中でも、

本人さんがここを目指していると、

一番問題をこじらせてしまうと感じます。

 

結局、過剰適応になってしまうんですよね。

無理なことを、気を張り詰め続けて、

なんとか、定型発達者と同じように、

空気を読み、不文律を外れたくない、となれば、

もう気を抜く暇もありません。

自分は何かを見落としていないか、

周囲に悪く思われていないか

そんなことばかりが気になる毎日です。

 

ボクはこれまで多くの当事者さんと関わらせていただいています。

そんな彼らの生きなおしのスタートは

もう、自分は発達障害のある自分でも構わない

苦手を抱えたままでも、やれることはあるはず

自分にこそできることを、見つけていきたい

・・・というところに、たどり着くことだと感じます。

 

そのためにも、障害に無自覚だったり、

受容できないことは、中々いい方向に向かいません。

 

次回の特性理解ワークは10/7(土)午後。

この障害受容をテーマにお話をさせていただきます。

 

冒頭の1時間をスピーチ。

残りの3時間を参加者全員でのグループワークです。

じっくり、語り聴き、思いを受け取りあう時間があります。

よかったら、どうぞお越しくださいね。

参加には予約が必要です。

 

NPO法人アズウィッシュの「発達障害 特性理解ワーク」

テーマ:「発達障害 告知と障害受容 ~無自覚が生む袋小路
講師:新田かなと
2017.10.7(土)午後 大阪市・浪速区芦原橋 Aダッシュワーク創造館にて
13:00~17:00
 

【開催要項はこちらです!】

http://aswish.jp/tokuri/
【チラシダウンロードはこちらです!】

http://aswish.jp/wp-content/uploads/2017/08/as-tirasi_tokusei-9-10.pdf

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先日、「広範性発達障害」と「ADHD」の診断名混同に関して

記事を書きました。

 

こういう状態を引き起こす原因に、

精神医学界で、医師ごとの基準の幅の振れが

大変大きいことが、深く原因しているように感じます。

 

特に多いのが、「ADHD」と診断されている方に、

どうみても、強い自閉傾向がみられるケースです。

主は「広汎性発達障害」ではないかと、見えるのです。

 

ひとつの例をあげますと、

カミングアウトされている「栗原 類」君です。

彼は「AHDH」の診断を受けているといっていますが、

TV番組などで語られる彼の困難の中心は、

どうみても「広汎性発達障害」ではないでしょうか。

 

 ・集団からの孤立傾向

 ・共感性の乏しさがもたらす対人親和性の希薄さ

 ・急な予定変更に大きく戸惑う

 ・新たな環境では、居るだけでも苦しくしんどくなりやすい

 

実際、私どものイベントに来る方にも、

同様のケースが、結構多いのです。

実際に「ADHD」と診断されている方もいるし、

自分で本を読んで「ADHD」だと思い込んでいる方もいます。

 

 ・部屋が片付けられず、ごみ屋敷状態か、それに近い

 ・衝動性があり、思いついたことをすぐやってしまう、言ってしまう

 ・注意欠陥傾向があり、ポカミスを起こしやすい

 

こんな症状により、診断名を取り違えるようなのです。

 

前回の記事でも書きましたが、

両者には、共通するように見える

外見上に症状や行動様式があるので、

混同も多い様です。

 

ご質問がありましたので、

ここで「発達障害の診断名の混同」について、触れます。

僕が言う「混同」とは、

二つの診断名に対して、その方の傾向が、

どちらか一方だけであるか、

どちらかの方が主要であるのに、

反対の診断名を信じている状態。・・・です。

つまり、併発例にも混同はあると考えるのです。

 

9/21(木)の発達障害特性理解ワークでは、

この問題をテーマにスピーチをさせていただきます。

 

 ・診断名を混同したままでは、

  自己理解が進まず袋小路に入って抜け出せない

 ・投薬治療も、利きがちがうし、

  「広範性発達障害」には、強い副作用が出ることもある。

 ・衝動性や片付けられないことよりも、

  その方の社会性やコミュニケーションの問題を

  より深刻にさせている特性が、

  本人に見落とされてしまう

 

両者の診断名や症状を整理し、

ある程度の「見立て」ができるようになるための、

知識をお話しします。

もちろん、最終判断には医師の検査が必要ですが、
必要な方を医療機関につないでいくためにも

身近な支援者や保護者の「見立て」は重要に感じます。

 

また、「広範性発達障害」の方で、

以前「コンサータ」「ストラテラ」を試し、

結局、効果がなかったお話も聞ける予定です。

 

ご都合がよかったら、一度お越しになりませんか。

NPO法人アズウィッシュのの「発達障害 特性理解ワーク」

テーマ:「広汎性発達障害とADHD ~診断名の混乱を解く」
講師:新田かなと
2017.9.21(木) 大阪市・浪速区芦原橋 Aダッシュワーク創造館にて
 

【開催要項はこちらです!】

http://aswish.jp/tokuri/
【チラシダウンロードはこちらです!】

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今日は、広範性発達障害と
ADHDという二つの診断名にたいしての
混乱について記事したいと思います。

さて、9/21(木)から、

「発達障害 特性理解ワーク」を月例化します。
木曜開催と土曜開催があり、

第一回を9/21(木)19:00~21:00
第二回を10/7(土)13:00~17:00で開催します。

いずれも冒頭に1時間程度のスピーチをやり、

その後参加者全員で車座になり、
グループワークで相談会をやります。

その1回目のテーマが

広汎性発達障害とADHD ~診断名の混乱を解く
・・・です。

これまで多くの方のお悩みを聞いてまいりました。

親御さんのもあれば、当事者さんのもあります。

しかし、そうしてたくさん聴いてまいりますと、

残念ながら、この二つの診断名について、
医学界でも、医師による診断基準差が

大変大きいと感じます。

 

また、この二つの診断名は、

次のような症状が似通っています。
 ・注意欠陥のポカをよくやってしまう。

 ・衝動的に思いついたことを突発的に始めてしまう。

 ・片付けられない
しかし例えば衝動性で言えば、

前者は、ちょっとした細部に注意が向いたとき、

全体を忘れて、その細部だけに
引き寄せられる傾向
があります。
いったん引き寄せられると、
意識の切り替えの苦手により、固執が起こります。

ちょっと気にかかったことが、

やめられない傾向が衝動性として現れます。

つまり、刺激に引っ張られた衝動性といえましょうか。

注意欠陥のポカについても、
認知の欠けを起こしやすかったり、
(見えていても認識されず見落としを起こしやすい)
状況把握や状況理解不足による見落としは、

やはり前者の方にも見られます。

そもそも自分自身が落ち着かない
ADHDの衝動性とは、同一ではないと考えるのです。

そしてそこに、併発している方がいることで、

この二つの診断基準はより複雑になっています。

 


また、この二つは、支援法に大きな違いがあると、

私は考えています。

ですから、誤った診断名を信じ込むことは、

当事者さんの自己理解や、ご家族・支援者の理解

迷路に導いてしまうように感じます。

原因を取り違えれば、対処法も変わってしまいます。
そうして、自己理解と自己確立は遅れ、

自分が楽になるための対処法が
なかなか見つけられない事態に陥ります。

9/21(木)は、この二つの診断名について整理し、

自分自身で、ある程度の見立てを立てられるように、

そのための知識をお話しします。

 

また、支援法の違いについてもお話しします。

発達障害の理解のための入り口であり、

その先の理解で混同を起こさないために、

大変重要なお話になると考えます。

 

これからも、10回シリーズくらいを計画していますが、
どうぞ、一度覗いてみませんか。
参加にはご予約が必要です。
 

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以前、「発達障害の三つの自己不一致」という記事を書いたことがあります。
当事者さんの感情と行動と身体症状における「自己不一致」です。
(改めてみると、もう5年も前の記事でした・・・笑)
さて、今日は発達障害の親子間に起きる「不一致」について、

書いてみようと思います。

 

私と娘は、もう、いつかココロとココロをやり交わすことなんてないのかな?
 そうとしか思えないけど、そう考えると悲しいです。

ずっと以前、グループカウンセリングで、

あるお母さんがつぶやいた言葉です。
このお母さん曰く、

「母親と娘って、特有のきずなで結ばれてるっていうじゃないですか。

 中には、“一卵性親子”なんて呼ばれる親子もいますよね。

 でも、ウチにはそんなこと、夢のまた夢にしか思えないんです。」と。

 

このお母さんは、とてもキッチリとした方です。
お話しする限り、とてもやさしいお人柄で、

信頼できる方だなぁと、感じます。

もう、長いおつきあいをしていますので、
それは間違いないところです。

でも、きっとキッチリしているがために、

お子さんの失敗を寛容には見れなかったのでしょうか。
あるいは、いつも自分自身が

周囲の目に対してキッチリしてきたことを、

そのまま娘さんにも求めてしまったのかもしれません。
でもそれは、娘さんにとっては
出来ないことを無理強いされ続けた日々だったようです。

前思春期あたりから、反抗が強くなり、
やがて、暴言が出始めたそうです。
お母さんが何か言おうとすると

身構えるように、顔の表情もこわ張るといいます。

悲しいかな「熱心で無理解な支援者」になってしまっていたのでしょうね。

親のココロ子知らず、

とも言いますが、

発達障害の場合は、

子のココロもまた、親知らず・・・

もあるのでしょう。
冒頭のお母さんの言葉には

「あの頃、娘の気持ちに気づいてやれたら」

という深い後悔の念がこもっていました。

今、このお母さんは、グループワークに来られる新しい参加者に

「どんなことがあったにせよ、どんな思いがあったにせよ、

 親子関係を悪くしてしまっては、将来にずっと響きますよ。

 どうか、親子関係を悪くしないようにだけは、

 今、気を付けてくださいね。」

とおっしゃっています。

今、この母さん娘さんには、悲しい「不一致」があります。
お子さんには、出来ないことを叱られるづけた悲しみがあり、
お母さんには、自分の子を思う気持ちが届かなかった悲しみがあります。
しかし、お母さんが過去を悔い、

なんとか子どもの思いをわかりたいと思ってらっしゃる今。

今がそうなら、きっといつか
「ココロとココロをやり交わす・・・」

そんな日が、来ると、僕は考えています。

時間は掛かっても、その思いはきっとお子さんに届くことでしょう。
そんな日を、僕も願うばかりです。

 

今日は、親子の自己不一致について、記事にしてみました。
 

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こころぴあビレッジの「発達障害を共に考える会」

「ちょっと知りたい 男の人の気持ち、女の人の気持ち」
講師:鹿野佐代子氏
2017.9.10 大阪市・北区 大淀コミュニティセンターにて
 

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先日、佐々木正美先生がお亡くなりになりましたね。

佐々木正美先生は、ぼくが発達障害について、

ほとんどまだ何も知らなかった頃に、

本や講演会で大きく影響を受けた先生です。


今日は、先生の著書のあった言葉を記事にしますね。

それは
熱心で無理解な支援者が、

 一番発達障害の当事者を苦しめる

という言葉です。
 

これは、親や教師たちの
「自分は、この子のために言っている」
「放っておいて、困るのはこの子だから」

という思いの危うさを、

ひと言で言い表していて、

すごい言葉だなぁと、思うのです。

一般的な常識だけで、

発達障害を抱える子たちに
「こうあるべき」「これはやるべき」と

教えを押し付けることへの

強い戒めなのだと、考えます。

・・・でも、やっぱり親でも、危ないんですよね。
子どもが今していることを見ていて、

つい将来を想像して、

「これでは行けない!」って思ってしまう。
思ってしまうだけならいいんですが、

つい口を出さずにいられない。

僕もこの言葉に出会ってからですら、

何度もやってしまっていると思います。

ただ、やってしまったときに、

戒めの気持ちを持てるようにもなったかも。

発達障害児の子育てって、

ほんとさじ加減が難しいと思います。
苦手があるからって、

「何でもいいよ、いいよ」という訳には、

やっぱり行かないんですよね。

でも、苦手に基づいていることには、

一気に無理強いはすべきでないし。

どこまで言って、どこまで許せばいいのか、

いつもモヤモヤしてしまいます。

 

でも、モヤモヤすることが大事なのかなって思います。

モヤモヤするってことは、
一般常識だけにとらわれてないってことだから。
佐々木正美先生の言葉も、

ココロにちゃんと有るってことだから。

発達障害のある子を育てるというのは、

そんな風に、日々迷い続けることなのかな、
日々、悩み続けるってことなのかな。

そんな風にも思います・・・最近。

 

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こころぴあビレッジの「発達障害を共に考える会

ちょっと知りたい 男の人の気持ち、女の人の気持ち
講師:鹿野佐代子氏
2017.9.10 大阪市・北区 大淀コミュニティセンターにて
 

【開催要項はこちらです!】

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【チラシダウンロードはこちらです!】

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こんにちは

今日は、イベント告知をさせてくださいね。

今年で4回目になる鹿野佐代子氏をお招きしての

「発達障害 ちょっと知りたい男の人の気持ち、女の人の気持ち」
です。
参加資格:発達障害の当事者・親・支援者(診断の有無は問いません)

このイベントは、発達障害を抱える方々に、

異性とのかかわりについての悩みを語り合っていただく会です。

男女間の距離感の取り方の悩み。
異性の考え方、気持ちの持ち方への疑問。
普段はなかなか聞けない相手に、

質問をぶつけて、互いに語り合おうという企画です。

第一部 鹿野佐代子氏のショーとスピーチ
第二部 男女に分かれてのグループワーク
      異性に聞きたいことを集約します!
第三部 合流してグループさーく
      互いに質問をし、答える時間です!

2015年に初めて開催しました。

その時の様子はこちらです。

https://ameblo.jp/kanrinin-hp/entry-12066577227.html

 

最初の年は、なかなか話しにくい話題なのか、

活発な話にはなりませんでした。
しかし、去年あたりから、
互いに疑問に思っていることを、聞けるようになってきました。

女子間、男子間のあるあるトークや、
「女性は(あるいは男性は)、いつもこんな風に言うけれど、

 それって本音なの?」なんて、

ちょっと突っ込んだ質問も飛んでいました。
守秘義務もあるので、あまり具体的なことはここに書けないんですけどね。

 

今年はどんな話が飛び出しますやら。

興味のある方は、どうぞご参加ください。

参加には、予約が必要です。


こころぴあビレッジの「発達障害を共に考える会」

「ちょっと知りたい 男の人の気持ち、女の人の気持ち」
講師:鹿野佐代子氏
2017.9.10 大阪市・北区 大淀コミュニティセンターにて
 

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今日は、現在の発達障害界隈に存在する
まだ障がい受容ができていない人たちのことと、
それに関係して大阪市芦原橋で新たに開催する、
発達障害支援の新イベントについて記事にしますね。

芦原橋には、Aダッシュワーク創造館があります。
正式には「大阪府地域職業訓練センター」というそうです。
こちらに高見館長という、熱い方がいらっしゃいます!
実は、アズウィッシュのスタッフの一人がこちらに勤めていて、
そのご縁で一昨年にご挨拶に参りました。

Aダッシュワーク創造館には、職業訓練校のほかに、
高校や企業などから研修を受託したり、
マナビバという自立に苦しんでいる若者たちの居場所など、
活発な若者支援をしてらっしゃる施設です。

こちらの館長さんと「ぜひご一緒にイベントを!」と意気投合。
大変ありがたいことです。

で、新しい場所で、いよいよ新イベントが始まるのです。

その前に、アズウィッシュはおかげさまで、
常連さんにも恵まれ、発達障害支援は5年目に入りました。
前身団体のこころピアビレッジは、2010年からですから、
もう8年目に入っています。

しかし、最近ずっと感じていることが。
それは、発達障害界隈には、まだ自分の障害のことを知らないとか、
聞かされても受け入れることができないとか、
コンディションが悪くとても告知できないとか、
障がい受容がまだの方がたくさん多くいらっしゃいます。
そして、この方々のほうが、深刻な日々を暮らしてらっしゃいます。

そして、この方本人は、決して、うちに来ることはありません
当然といえば当然です。
「発達障害者支援」と謳っているイベントに、

こういう方が来られるわけがないですよね。

でもその親御さんや、支援者の方はたくさんいらっしゃいます。
そして大変な現状、進まない事態を嘆いて行かれます。
でも、僕らはそこに、何の手を差し出すこともできない。

これが悲しい現状です。
そんなところから、僕はずっと、
福祉の機関と連携できないものかと、考えていたのです。

そこに高見館長さんからのありがたいお話があったのです。

新イベントとは「発達障害 特性理解ワーク」の月例開催です。
これまで「発達障害 特性理解ワーク」といえば、

2~5月に、4回シリーズで一気に開催していました。
毎回、2時間の講演の後、3.5時間のグループワークという、
ちょっとハードなイベントだったかもしれません。

それをこれからは、毎回1時間程度のスピーチの後、

参加者全員で円卓になり、グループワークをやるのです。
単に知識として入れるだけではなく、
当事者さん・家族・支援者の互いの生の声を聴き話し合います。


僕は、発達障害のことを知るには、

まず最初に「知識」を仕入れること。

そして、頭でわかったことを、
グループワークで、ココロに腑に落ちるまで、
相手の立場・想いを詳しく知る
ことが大事だと考えています。
なぜなら、頭で理解しただけでは、

本人さんと支える側のココロの溝は、埋まらないからです。
新イベントは、そんな企画構成と意図で開催いたします。

木曜の夜19~21時にやる月と、
土曜の午後13~17時になる月があります。

参加は、発達障害の当事者・家族・支援者のいずれもが参加できます。
場所は、大阪市芦原橋で、JR環状線「芦原橋」駅から徒歩5分
南海汐見橋線「芦原町」駅から、2分ほどの会場です。

第一回 2017.9.21(木)19~21時  場所:Aダッシュワーク創造館
スピーチテーマ「発達障害 広汎性発達障害とADHD ~診断名の混乱を解く
第二回 2017.10.7(土)13~17時 場所:Aダッシュワーク創造館
スピーチテーマ「障害受容と告知 ~無自覚が生む袋小路


【詳しい開催要項】

http://aswish.jp/tokuri/

 

いずれも、予約が必要です。

【予約サイト】

http://aswish.jp/riserve/

これまで私どもは大阪市北区を中心に活動してきました。
これからは、大阪市の南にも拠点を持つことができたのです。
新しい場所で始まる、新イベント。

新たな方たちとの出会いもきっとあることでしょう。

みなさんと、発達障害の問題を考え、
どうしたら、より良い支援ができるのか。
より良い関係で支えあうことができるのか、

ご一緒に考えていきたいと思っております。

福祉関係の支援職で、発達障害のことをもっと知りたい方。
教職員で、生徒たちの支援に悩んでらっしゃる方。

もちろん、当事者さんご自身やご家族の方も、歓迎いたします。
どうぞお越しくださいね。

 


 

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久しぶりに記事を書きます・・・と振り返ると、前の記事からもう1年が。

なんだかごめんなさい。

こんなに空くと、もう謝る意味もあるのかどうやら。

本当にすいません。

でも、NPO法人のアズウィッシュとこころぴあビレッジの発達障害者支援活動は、

ずっと活発に続けています。
2016年度は、初めての助成金活動を2つやりましたしね。

数えてみたら、年間に延べで80行事ほどをこなしていました。
スタッフも10名ほどがいてくださり、
昨年も新しい方が加わってくださっています。
グループワークに、3種のSSTワーク、講演会にペアレントトレーニング。
自主開催事業は活発です。

さらに昨年は、枚方ののびのびキッズさんという親の会とタイアップし、
高校生・大学生を中心としたSSTワークにもチャレンジしました。
大正区役所さんとの取り組みは、もう5年目に入りました。

プライベートで、子どもたちは・・・というと。
早いもので、長男が高校生になりました。
中学入学の時に比べると、大きな不安はなかったですね。
1学期も、まぁまぁ順調に過ごしてくれているでしょうか。
小さな問題はぽつぽつ起こっていますが、
親子で、ひとつひとつこなしていっています。

どうなることかと思った中学生活の始まりでしたが、
中盤あたりからはかなり安定してきています。

次男は、小学校3年生になりました。
学童保育でも楽しんで通ってくれているようです。
去年は、公文の算数教室に入塾しました。
計算が得意で、やる気で頑張ってるみたいです。
この子は、長男よりも、自閉度が高いですが、
まぁなんとか、同級生や下級生ともやっているようです。

先生方に、温かく見守ってもらえているのが、助かっているようです。
マイペースは強いし、声も大きいけど、

周りに許容してもらっているみたいです。

さて、NPO法人のアズウィッシュとこころぴあビレッジは、

9月からも、イベントが目白押しです。
定例行事に合わせて、外部講師をお招きしてのイベントも続きます。

まずは、9/10に鹿野佳代子さんをお招きしての

毎年恒例の異性とのかかわりを考えるプチ講演とグループワークです。

 

「ちょっと知りたい 男の人の気持ち、女の人の気持ち」
【開催要項はこちらです!】

http://aswish.jp/think/

【チラシダウンロードはこちらです!】
http://aswish.jp/wp-content/uploads/2017/08/20170910.pdf

 


【予約はこちらです!】

http://aswish.jp/riserve/

また、9/21から、新しい場所で、新しい企画も始まります。
また次の記事でお知らせしますね。

 

では、また。

 

 

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