日本能率協会は入社時点と比較した「入社１年後の揺れる心の内」をまとめた。会社への不満は強まり、転職へと心が揺れていることが明らかになった。特になた豆歯磨き粉 製造の中小企業の社員の不満が強い。新人の職場満足度を高めるには、職場指導とチャレンジの場づくりが必要だとしている。　２０１３年４月に入社した新入社員の１年後の心境を調査したところ、回答者７７人の入社時の会社満足度は大変満足が４８・１％、どちらかといえば満足が４０・３％と９割近くに達した。しかし、１年後は１人が転職、残り７６人のうち大変満足と答えたのは１１・８％、どちらかといえば満足が４０・８％と満足組みは約５割にとどまった。　どちらともいえないは９・１％から２６・３％に、どちらかといえば不満は１・３％から１５・８％に、大変不満は１・３％から５・３％に増加している。　これを会社の規模別に見ると、期待はずれだったとの回答は平均で２６・０％。従業員１万人以上が２０・０％、１０００人以上１万人未満は２１・９％、３００人以上１０００人未満は１６・７％だったが、３００人未満は４１・２％となた豆販売中小企業に対する不満は高かった。　期待はずれの理由は、職場の雰囲気、事業内容、労働時間・休暇の三つがそれぞれ２０％とトップ。職場の雰囲気は期待以上と期待通りの合計が２９・８％と９・８ポイント期待はずれを超えた。　一方、労働時間・休暇は期待以上・期待通りが８・８％で期待はずれを１１・２ポイント下回った。　転職志向に関しては、転職したい人が５・２％から１８・４％に、独立・起業したい人が５・２％から７・９％に、なた豆茶 の家業を継ぐ人も０％から１・３％にそれぞれ増加。　定年まで勤めたい人は依然トップだが、５９・７％から４０・８％に減少した。　同調査は２０１３年４月の新入社員調査協力者を対象に２月２５日から３月８日までウェブを活用し実施した。