勝又壽良の経済時評
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メルマガ462号 尹政権、内政改革で高いハードル 韓国の未来は「あと4年で決まる」

【後記】

韓国の大企業労組が、「年功序列・終身雇用制」という既得権益にしがみついているのは、大局観の欠如を表しているようです。それは同時に、変化に対して恐怖感を持っている証拠と言えるでしょう。この裏には、朝鮮の限られた名字に示されているように、「宗族制」(父系同族)社会の遺風を現代まで持ち込んでいる結果です。

韓国の名字は286種とされます。中でも「五大姓」と言われる「金(キム)」「李(イ)」「朴(パク)」「崔(チェ)」「鄭(チョン)」の5つが、全人口の過半数を占めているのです。韓国では、限られた名字に表れているように、手にした利権を絶対に手放なさいという精神的な遺伝子が組み込まれていす。これが、内政改革において大きな障害になります。日本は、「氏姓制」であり「宗族制」と異なって、名字が約30万種と言われています。日本の名字は、朝廷より功績によって与えられたのが起源です。日韓は、考え方が違うのです。

 

 

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メルマガ461号 中国、「反スパイ法」真の目的 情報遮断して経済危機を隠蔽する 

【後記】

習近平氏の経済観は、反資本主義(反市場主義)を貫き、台湾侵攻を実現するための経済体制を構築することにあるようです。だが、習氏が国家主席10年間に行った経済政策は、不動産景気を煽って地価を引上げ、土地売却益が地方財政の3割程度をカバーするという典型的な「市場主義」を悪用してきた感じです。これには口を拭って、反資本主義を唱えたところでお里が知れることになります。

台湾侵攻問題は、世界で民主主義の生存を賭ける重大な事態に発展するでしょう。習氏は、ロシアのプーチン氏と同様に「台湾は中国の領土」という感覚で侵攻すれば、第二の「ウクライナ侵攻」で泥沼になることは確実です。習氏は、プーチン氏と同様に国際感覚が鈍れば、習氏はもちろん中国の運命にも重大な影響を受けます。

 

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メルマガ460号 労働力不足「本番」、日本経済このまま潰れるのか デジタル技術が「救いの神」

【後記】

日本は出生率の低下によって、これから労働力不足が顕著になって行きます。このままだと、韓国の二の舞は確実です。韓国は、国内の政争が激しく対策は進んでいません。日本は、政治が安定しているので対策を取りやすい点で救われています。日本の利点は、地方行政と地方経済の基盤がしっかりしていることです。確かな受け皿がある以上、ここへ新たな料理を盛り付けることが可能です。

その役割が、デジタル技術の活用です。最近、急速に脚光を浴びている「チャットGPT」は、政府や地方自治体が積極的に対応する方針を見せており、この活用が期待されます。デジタル技術によって、在宅勤務や副業が普及すれば、日本全土が経済的にも活気を取り戻せる最後のチャンスでしょう。野球で言えば、「9回裏」の攻撃です。

 

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