年単位で放置してたのね(笑)



久しぶりにこのブログを開いてみて



こんな中途半端なところで放置しちゃダメよって



自分に突っ込んでみたり。



忘れていることもあるだろうけど、



ゆっくり再開してみようかな。










『今度の日曜って、オマエ誕生日だよな』



一緒に暮らしていた頃は、一度も祝ってもらったことがなかった。


なのに、こんなことを言うのは、気味が悪い。


『会おうよ』


『話し合いするってことだよね』


『まぁ、それも含めてさ。

 土曜日だし、仕事も休みだから』


『じゃあ、昼間、どこか外で』


『そうだな。

 せっかくの誕生日だし、どっか外で食事でもしよっか』



何を考えているのか、全く読めなかった。


私の誕生日の3週間前が旦那に会った最後だったのだけれど、


あの時とは違って、楽しそうに話してくる。


私の誕生日など、一度も祝ったことがなかったのに、


このときは、とにかく誕生日だからを連発した。



今後のことを話し合うために、会うことを決めた。


家の最寄駅ではない駅で待ち合わせをした。





旦那は、車でやってきた。


もちろん、乗るつもりはなかった。




でも、そうはいかなかった。。。


ヤバイ!


そう思ったのだけれど、


旦那は、とてもご機嫌で、狂気のかけらもない。


始終楽しそうで、にこやかで、とても暴力を振るうようには見えない。



『どこか、お店にでも入って話そうよ』


『今日はさ、誕生日なんだから、

 楽しくいこうよ』


『でも。。。』


『いいから、いいから』



そう言って、旦那は、車を走らせ続けた。


レストランに入り、食事をしながら、


ずっとご機嫌で、話し合いのかけらも見せない。


都心から結構離れたレストランだった。


逃げられない。。。


逃げられないところに連れてきたんだ。。。



そう思う自分と、目の前にいる旦那のギャップ。


ワケがわからなかった。


念のため、知り合いにメールをしておいた。


何かあったら、証拠になるだろう。。。



レストランを出て、旦那はまた車を走らせた。



『どっか駅で降ろしてもらえれば、帰れるから』


『。。。。。』



無言で、にこやかなまま、車を走らせ続けた。


『どこ向かってるの?』


『。。。。。』



何も言わない。


どこに連れて行かれるんだろう。。。


道路の地名を見てみると、都心からは随分遠い所まで来ていた。


でも、知っている地名。


知り合いがいる。


私は、わざと旦那の隣でメールを打ち始めた。



『誰にメールしてるの?』


『この辺に住んでる友達。

 今、近くにいるんだけど、田舎だね~ってメールしたの』



もちろん、実際は、旦那の車で近くにいるってことを知らせていた。


何かあったら、助けてもらおうと思って。




そんな会話をしながら、旦那が車を付けたのは、


予想もしないところだった。。。




久しぶりの更新です。


久しぶりになってしまったのは・・・



今日は、ちょっと違ったことを書こうと思います。


このブログを書くようになって、

私自身に、フラッシュバックが起こる頻度が多くなってました。


予想はしていたことだったけど、

少し休まないと、苦しかったので、更新を辞めてました。



どんなことが起こるかというと。。。


暴力を受けていたときの感覚がよみがえります。


恐怖感に襲われ、震えが止まらなくなり、

言葉にならない声がもれてきます。


フラッシュバックに襲われるスイッチは

いつ、どこにあるのかわかりません。


テレビを見ているときだったりします。


外出先で流れてる音楽だったりします。


不意に思い出したときだったりします。



家に居るときだけだったら、まだいいのかもしれません。



ところが、そうとばかり言えないのがフラッシュバックです。


先日、外出先で、このスイッチが入ってしまいました。


完全に入ったというよりも、入るのがわかったと

いうのが正しい言い方なのかな。。。


入りかけた自分と、入っちゃいけないって思う自分。


意識は、自分としての意識です。


入ってはいけない。

入ったら迷惑をかける。


そう言い聞かせて耐えている自分。


『大丈夫、なんでもない』


と言ってはいるものの、

周りから見れば、明らかにおかしな人。


顔面蒼白で、視点は定まらず、

体のあちこちをさすり始める。


体を触るのは、感覚を確かめるためで、

決して叩かない。


叩くと、あの時の感覚に近づいてしまうから。



人がいたから、その場ではおちきらなかった。。。


でも、家に帰って一人になると、

あっちの世界に行ってしまう。。。


夢を見ることも多くなってた。


フラッシュバックと、あの頃の夢。。。


それを繰り返す毎日が続いてました。



私は今、一人で生活をしていて、

暴力を受ける環境にはいない。


暴力を受けた日々は、過ぎ去った過去。


でも、暴力を受けた日々は、消えてくれない。


きっと、一生、付きまとうんだと思う。



でも、この生活を選んだ自分は

間違ってないって思う。



フラッシュバックって、怖ろしいものに襲われることはあるけれど、


あの頃と違うのは、幸せだなって思うことにも目が向くこと。


あったかいものを受け入れることができるようになったこと。


アザをかくす為の化粧をしなくてよくなったこと。


ステキな出来事は、たくさんある。



ゆっくりになるとは思うけど、

また、書き進めていくつもりです。。。