500LIFE

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このブログは、2015年3月にフィアット500を購入してからの思い出などを綴った、ごくごく私的な記録です。

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10月27日(土)

「できることからコツコツと」シリーズ。

今回はアイドリングの調節です。

ここ最近、朝晩寒くなってきたからでしょうか。毎朝の暖気運転で、エンジン始動直後すぐにはGENERATランプが消えなくなりました。エンジンかかっていきなりチョークレバーを戻すとプスプスプス…と止まりそうになるので、ゆっくりゆ~っくり戻すよう右手指に神経を集中させて、その後も微妙~に右足でアクセルを開けて、安定させています。これはこれで儀式みたいで好きなんですけどね。

で、アイドリングを調整するわけなんですが、これは二つのネジを回すだけでとっても簡単。



これがアイドリング調整ネジ。これを右に回すと、回転数が上がっていきます。アクセルペダルを踏み込むのと同じ原理です。



で、こいつがミクスチャ調整ネジ。これで、混合気中の空気とガソリンの割合を変えることができます。

どっちもネジを回すだけなので、マイナスドライバー1本で作業できちゃいます。

で、手順はこう。

① まずエンジン始動後5分ほど暖気し、アイドリングを安定させます

② 次にアイドリング調整ネジを回して、GENERATランプが消えるか消えないかという状態に調節します。



こんな感じです。

③ その後、ミクスチャ調整ネジを回して、最も回転数が上がる箇所を探ります。
  右に左に回して探っていけば、回転数が一番上がるところがあるのでそこで止めます。

④ ③の状態で、アイドリング調整ネジを調節します。

っと、これで作業は完了。


おかげで、エンジン冷間時からの始動でも、エンジンかかる⇒と同時にチョーク即戻し⇒からのアクセル1~2回ふかし⇒でGENランプ即消えーの⇒元気よく「ボッボッボッボッ」…という良い流れになりました。気のせいかもですが、エンジン音が若干マイルドになった?感じもします。





旧チンにはエンジン回転数のメーターがないので、こうやって調整用のネジを使って、ランプと音(回転数)を頼りに調節するんですねー。現代の車は全部コンピュータで制御されているので、こういう原始的なところがたまりませんよね。

でも、真冬になったら、もっとアイドル回転数を上げないと不安定になるんでしょうけど…アクセルの開きを増やす=ガソリン消費が早くなるわけですから「ここがベスト!」というポイントを探るのはなかなか難しいところですね。


さて試運転も兼ねて、この日は「四国松山ノーマルレトロカーミーティング2018」へ。


今年で5回目と、比較的新しいイベントです。



城山公園の広場にいるわいるわ。その数80台。1980年代の国産車が大半でしたが、海外勢もいましたよ。


イタリアのお仲間、アルファロメオ1750GTV。



こちらは、ジュリア スーパー1.3。



ビートル。通勤途中によく出会います。



ワーゲンバスに…



ポルシェ356C。



ジャガーEタイプ シリーズ1 4.2FHC。この個体はすごい人だかり。大人気でした。


どのオーナーのみなさんも、隅々までよく手入れされていて、「ホンット、好きなんやろなー」と思うとともに、「自分もしっかり整備して、一生チンクに乗るぞ~!」…と、気持ち新たにさせてくれました。

温故知新。

燃費や利便性もいいけど、やっぱ旧車は男のロマンですね!