500LIFE
10月27日(土)
「できることからコツコツと」シリーズ。
今回はアイドリングの調節です。
ここ最近、朝晩寒くなってきたからでしょうか。毎朝の暖気運転で、エンジン始動直後すぐにはGENERATランプが消えなくなりました。エンジンかかっていきなりチョークレバーを戻すとプスプスプス…と止まりそうになるので、ゆっくりゆ~っくり戻すよう右手指に神経を集中させて、その後も微妙~に右足でアクセルを開けて、安定させています。これはこれで儀式みたいで好きなんですけどね。
で、アイドリングを調整するわけなんですが、これは二つのネジを回すだけでとっても簡単。
これがアイドリング調整ネジ。これを右に回すと、回転数が上がっていきます。アクセルペダルを踏み込むのと同じ原理です。
で、こいつがミクスチャ調整ネジ。これで、混合気中の空気とガソリンの割合を変えることができます。
どっちもネジを回すだけなので、マイナスドライバー1本で作業できちゃいます。
で、手順はこう。
① まずエンジン始動後5分ほど暖気し、アイドリングを安定させます。
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② 次にアイドリング調整ネジを回して、GENERATランプが消えるか消えないかという状態に調節します。
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こんな感じです。
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③ その後、ミクスチャ調整ネジを回して、最も回転数が上がる箇所を探ります。
右に左に回して探っていけば、回転数が一番上がるところがあるのでそこで止めます。
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④ ③の状態で、アイドリング調整ネジを調節します。
っと、これで作業は完了。
おかげで、エンジン冷間時からの始動でも、エンジンかかる⇒と同時にチョーク即戻し⇒からのアクセル1~2回ふかし⇒でGENランプ即消えーの⇒元気よく「ボッボッボッボッ」…という良い流れになりました。気のせいかもですが、エンジン音が若干マイルドになった?感じもします。
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旧チンにはエンジン回転数のメーターがないので、こうやって調整用のネジを使って、ランプと音(回転数)を頼りに調節するんですねー。現代の車は全部コンピュータで制御されているので、こういう原始的なところがたまりませんよね。
でも、真冬になったら、もっとアイドル回転数を上げないと不安定になるんでしょうけど…アクセルの開きを増やす=ガソリン消費が早くなるわけですから「ここがベスト!」というポイントを探るのはなかなか難しいところですね。
さて試運転も兼ねて、この日は「四国松山ノーマルレトロカーミーティング2018」へ。
今年で5回目と、比較的新しいイベントです。
城山公園の広場にいるわいるわ。その数80台。1980年代の国産車が大半でしたが、海外勢もいましたよ。
イタリアのお仲間、アルファロメオ1750GTV。
ワーゲンバスに…
ポルシェ356C。
ジャガーEタイプ シリーズ1 4.2FHC。この個体はすごい人だかり。大人気でした。
どのオーナーのみなさんも、隅々までよく手入れされていて、「ホンット、好きなんやろなー」と思うとともに、「自分もしっかり整備して、一生チンクに乗るぞ~!」…と、気持ち新たにさせてくれました。
温故知新。
燃費や利便性もいいけど、やっぱ旧車は男のロマンですね!