“小悪魔なオトコ”による「トーキョーOL」の考察

“小悪魔なオトコ”による「トーキョーOL」の考察

小悪魔的「トーキョーOL」の思考・行動の実態を探るため、自らの身と金を削ってマーケティング活動にはげんでいる様子を綴っていきます。

Amebaでブログを始めよう!

久しぶりにのんびりとした1週間だったはずが、結局タイミングが悪くて週末も仕事になってしまった。


土曜日は22時ぐらいから某会員制バーで行われたパーティーに参加してみた。夏休みシーズンということもあるのか、今までで一番人数が多かった。酒を楽しむというよりも出会いの場として来ている人が多いのはわかるが、相変わらず酒の種類が少ない。


女性は大学生が多かった。CanCam系の定番ブランドのファッションに、サークルの話題で盛り上がっていたのが新鮮で、純粋そうな大学生という印象を受けた。しかしよく考えてみたら、純粋な大学生が週末の夜中にこんな場所に来ているはずがない。同年代の男と爽やかな恋愛でもしたほうがいいと本気で心配になるが、情報化が進んだ今の時代にはそんなものは期待できないのだろうか。


日曜日は仕事の後にコンサルティング会社の役員の人と情報交換を兼ねて食事に行った。会うのは半年ぶりぐらいだが、半年前と同じような話題ばかり。盛り上がったのはパーティーや合コンの話だけだったような気がする。



加藤 義一, 原田 大三郎
映画『バトル・ロワイアル』写真集―2000夏・3年B組42人の奇妙な夏休み

世間はお盆休みの時期。電話とメールが少ないので今週はとても仕事がはかどっていいことである。昼も夜も街は静かな雰囲気で気分も落ち着く。蝉の声を聴いていたら懐かしい気持ちになった。


8月と言えば、花火や祭りが多い季節。普段は仕事が忙しい女性も夏らしいイベントに参加したいという人が多いようで、この時期は当然そういう話題が多くなる。何もないよりはデートに誘いやすいのできっかけとしてはいいかもしれないが、あまり重い感じになるのは避けたい。


今週末には都内最大級とも言われている祭りがあるが、ある女性からどうしても行きたいと言って熱心に誘われている。場所的にも知人と会ってしまう可能性が非常に高いのでもちろん行くことはないが、それ以上に彼女とは昼間にあまり会いたくないというのが正直なところ。


以前に一度だけ昼間に会ったときに、歩きながら手をつないできたことがある。飲みに行ったあとの夜の街ならいいが、昼間の街中でとても居心地の悪い気分になった。


手をつなぐという行為に対する捉え方は人それぞれ違うだろうが、あまり雰囲気が重くならないようにしたいものである。



ジェフリー ジェームズ, Geoffrey James, 仁平 和夫
生かし合う企業vs殺し合う企業―今日は競争し明日は手をつなぐ論理

周りにお盆休みに入る人が多いせいか、いつものように仕事に追われることのない週末だったので、金曜日は久しぶりに“クラブ活動”に参加してみた。


最初に行ったのは銀座。いつもは六本木や西麻布が多いので夜の銀座はなんとなく新鮮だった。友人と軽く食事を済ませて「G」に到着したのは22時頃。仕事帰りの男女で既に賑わっていた。思っていた以上に年齢層が高く、踊っている人の割合は少ない。女性も年上が多くて、「若い」と言われることが多かった。30代、40代と思われる男性たちのエネルギーに感心した。女性のほうから話しかけてくる人も何人かいたが、何故か決まって一言目は「一人で来てるの?」。一人でクラブにナンパに出かけていくほどの行動力を持ち合わせている人がそんなにいるんだろうかと、そんなところでも感心してしまった。


24時過ぎに外に出て、運良くすぐにタクシーを拾うことができた。そこから六本木の「V」に移動。相変わらず人が多い。夏休みということもあって大学生も多かった。同じように銀座から移動してきている女の子もいて、会話も弾んだ。3時過ぎに知り合いを発見して少し気まずかったので、ナンパしている友人を残して帰宅した。


土曜日は友人の家で10人ぐらい集まってホームパーティー。女性もほとんどが2回以上会っているので特に改まった様子はなく、みんなハイペースで飲んでいた。その中のSさんとは何度か2人で会っていて、しばらく避けていたので微妙な空気だった。途中から隣にきて予想通り絡んできた。一緒に花火に行きたいと言っていたのを適当にかわしていると、ついに怒った顔をして・・・


「はぐらかさないでよ」


2人で会うといつも積極的な彼女だが、ここまではっきり言われたのは初めてだったので少々戸惑っていたが、ちょうどそのときに友人の1人が暴れだしたのでなんとか逃れることができた。日本酒を一気飲みしていたのが効いてきたようだった。女性陣は皆本気でひいてしまっていたが、あまりのタイミングの良さに助けられて感謝。



ラビ バトラ, Ravi Batra, Pema Gyalpo, ペマ ギャルポ, 藤原 直哉
サーカーの予言―資本主義は花火のように爆発する

連日の猛暑と寝不足で少し疲れ気味。夏休みムードの人も多いのか、いつもより電話やメールも少なくて穏やかな月曜日だった。


注目の「番号ポータビリティ」の開始日が10月24日に決定したという報道があった。各事業者からはまだ正式な発表というのはなく、9日に3社合同で記者会見が行われる予定になっている。


メールアドレスが変わってしまう件に関しては色々と議論されてきたが、“ケータイメール”がコミュニケーションの主要ツールとして定着した今の状況でユーザーがどう動くのか、とても興味深い。

そんなことを考えているときに、しばらく連絡を取っていなかった女性からメールが届いた。


「最近暑い日が続くけど夏バテしてない?」


暑中見舞いも新年の挨拶も今は携帯で済ませる時代。旅行先で撮った写真を添付してくるのはやめてほしいと思ってしまった。



石川温
ケータイ業界9,800万人争奪戦 番号ポータビリティで勃発!

今日から8月。涼しくて過ごしやすい一日だった。今月は仕事がかなり忙しくなりそうで子供の頃のようなワクワクするような感じはないが、なんとなく開放的な気分になる。


日本テレビが、プロ野球巨人戦の中継を延長しないことを決定した。ビデオリサーチによると、7月の巨人戦の平均視聴率は7.2%で過去最低の数字になった。2006年の平均は10.3%で、昨年とほぼ同じ数字。今までの数字を調べてみると、1990年代は毎年20%前後で推移していたが、2000年移行は毎年下降を続けてきている。


これには色々な要因があるだろうが、スター選手の不在やジャイアンツが勝てなくなったというのはあまり重要ではないような気がする。インターネットの普及率が急速に上がったのも1999年から2000にかけての時期だった。インターネットをはじめとする新しいメディアの登場で時間の使い方の選択肢も増えて、テレビの前でのんびりと野球を観戦するという受動的な時間の消費スタイルは今の時代には合わない。プロ野球中継の在り方そのものが見直される必要があると思う。


HDDレコーダーの普及も今後ますます拡大していくことを考えると、企業の広告宣伝も本当の意味で転換期にきているように感じる。ビジネスチャンスが広がって楽しい時代になってきた。



Joseph Jaffe, 織田 浩一
テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0