海に浮かぶ氷山と
発泡スチロールの塊を想像してください。
どれだけ大きく見えても、発泡スチロールはふわふわ漂っているだけ。
小さく見える氷山は、その海面下に何倍もの氷塊があり、むしろそちらが本体。
大言壮語の「主義・主張」と、
多くの研究者たちの研究成果の累積は、
発泡スチロールの塊と海面の上に出ている氷山くらいの差があると捉えてほしいと思います。(序章より)
ネットや様々な書籍に蔓延する日本史の俗説、デマ、ヘイト…
なんとか整理したいと思いました。
多くの研究者たちは、日々、黙々と、学を曲げず、世に阿ることなく、研究を重ねておられます。
彼らになりかわって、などと大それたことは考えていません。
もう、これ以上、歴史がねじ曲げられて誤解されて、彼らの努力が無視され嘲笑されるのは見過ごせないと思っています。
あの、ちょっといいですか?
と、誰かが手をあげるところから、始めたいと思いました。
もっと的確に、もっとわかりやすく説明できる人もおられるでしょうが、まず、最初の挙手の、ささやかな勇気をふるったと思っています。
上巻は2月25日、下巻も3月下旬に出ます。
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