​不安になったり、怖くなる時っていうのは

「絶対大丈夫」と信じ切れていない時。

たとえばね、

「明日、朝起きたら、わたしの目がぽろっと落ちるかもしれない」

と心配になることは、あんまりないと思う。

ということは

「目が明日、ぽろっと落ちるなんてことは“絶対に”ない」

と信じている。

ということでもある。

でも、何かが不安なときっていうのは、
その「絶対」がないとき。

「絶対がない」ということは、
「悪いことが起きるかもしれない」ということを

「信じている」ということ。

目の話でいうと

「目は、ある日ぽろっと落ちるものだと信じている」

ということ。

で、その「信じている根拠」が何かというと

・テレビで見た
・人に聴いた
・うわさで聞いた
・誰かが言ってた

という、その程度のことが、

実は大きな部分を占めるのです。

それを「うっかり」信じてしまった。
「勝手に」信じているだけ。

他人の体験を
自分の体験にしてしまった。

それだけだったりする。

なのに

そうやって、悪い体験はすぐに
「起きるかも」と思うクセに

他人のいい体験や、
いい出来事、なんかは
「そんなの絶対に起きない」といふ。

なんでじゃー( ｀ー´)ノ

おかしくねーか(笑)

といいつつ、
この年になっても
おばけがちょっと怖い自分が笑える(笑)

人生の中で
一度も見たことがないのに(*'▽')

絶対ダイジョブ、と信じ切れるか
絶対ダメダ、と信じ切るか

それが、
自分という人間を
自分がどう思っているか
その大前提が見えてくるのです。

で、この仕組みでの代表選手が

1. 人間関係

2. お金

3. 病気や死

というわけです。

嫌われてる、怒られる、うまくいかない、という不安

無くなる、入ってこないという不安

「あのひとみたいな」病気になり、

「あのひとみたいな」死に方をするという不安

ですね。

いつもは

「ある」のに「ない」と思って

悩みになる話ですが、

今日は

「ない」ものを「ある」と思ってしまって

不安になるというお話でした。

要は

お化けの話～

分かってても

怖いもんは怖い(笑)

ひとって

ほんと不思議だ。