僕が20代前半で、社員がまだ20名位しか
居なかった頃のこと。

 

新人社員が僕にこう訴えてきました。

「社長、悔しいっす!」

話を聞くと、学生時代の友達との会話で、
どうやらウチよりも給料が高く休みも多いとのこと。

 

本人に会社への不平不満はなく、
友人に負けている気がした焦りでした。

 

僕は彼に聞きました。

 

そうか、、、
で、お前は自分の会社、仲間を好きか?」

 

彼は「大好きだ」と言いました。

 

「じゃ~もう1回その友達に会ってこい!
そしてもっと深く聞いてみろ。
その会社には若き情熱があるか?
大いなる夢はあるか?

お前が自分の会社に感じている希望と、
同じ位の魅力があるのかどうかを。
その全てが相手にもあったのなら、
どうもスミマセンでした!と、
負けを認めて帰ってこい^_^」

 

新人の表情は一瞬にして明るくなりました。
そんな彼も今では幹部に育ちました。

 

人生、戸惑いや迷いを感じたときに、
一面だけで判断してはいけません。

 

物事はあらゆる角度【多面体】で眺め、

真の答えを導き出さなければならないと思います。
幸せも同じ。一面だけで判断しては駄目。


 

 

デジタルリメイク版コミック(FREE)

Dreams 夢は大空へ、努力は足下へ。
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ぜひ、読んでね^^

 

 
昔、Yahoo BBプロジェクトに参画し、
SOFT BANKの孫正義社長と共に、
既得権益を壊す戦いに挑むときのこと。
 
その戦を始める前、
僕は孫さんに突然呼ばれ、サシ飯をしました。
 
革命的なプロジェクトの内容に驚きながら、
僕は孫さんにこう聞きました。
 
「孫さん、本気であの国力とも言えるNTTと
真っ向勝負をするんですか?」
 
孫さんはニコっと笑い僕に言いました。
 
「近藤君、男が戦うなら、
NTT位が丁度いいんだよ!
それ以下いったら弱い者イジメだ!
僕は日本のブロードバンドの夜明けの為に、命を捧げる覚悟だ!
近藤君、一緒に戦ってくれ!」
 
この衝撃的な言葉は忘れられない。
 
僕は実業家として駆け出しの頃から、
自分より強い者(会社)に勝負を挑んできました。
 
そして、それは今も変わらない。
しかし、そのスケールの大きさ(志)を、
天下人 孫正義の側で学んだ30代前半からの
5年間は、実業家として何ものにも代え難い
貴重な経験であったと、今になり噛みしめています。
NTTに勝利し、共に不可能を可能にしてきました。
 
そのキセキを目の当たりにしました。
孫正義の凄いところは、不可能とされる事、
どんな逆境があろうとも、
自身の志が折れない精神力であり、
傍観者・評論家・ライバルは
色んなことをいいましたが、
絶対にブレない心、魂の強さでありました。
 
今の僕は、孫さんのように「歴史に残る」
ような男にはなれていない小者です。
しかし、僕にしか出来ないこともある。
自分を信じて前を向き生きることが大切だと思う。

デジタルリメイク版コミック

振り返れば 34年前、
不動産バブルがはじけていなければ、
今の僕はなかっただろう。

 

家賃が安くなりオフィスを持つことができた。
人を集めることもできた。
コロナの打撃により多くの企業が進化できず、
退場を余儀なくされるのだろう。

だが怯えてはいけない。ピンチはチャンス!
マンモスが消えるこのタイミングこそ、
既存のあり方を覆すような、
新たな発想力を持つプレイヤーが登場する。
19歳だった、あの頃の僕のように。

 

若者よ、立ち上がれ!起業するなら今だ。

 

僕は高校を2回も辞めた。
勉強嫌いの落ちこぼれだった。

 

18歳で社会人となり、
19歳で50万円を資本に起業。
周りはまだ高校生の少年期で、
ベンチャーという言葉もない時代。

世間の常識はいい学校から大きな会社に。

起業はかっこいいことでもなんでもなかった。
株式会社の登記も出来なかった個人事業主。

 

そこから幾度のピンチが襲い、
何度も倒産しかけた地獄のような日々。

 

必死でもがきながら努力はしたつもり。

 

苦しき時、諦めそうになった時、
「自分にはこれしかないんだ」と、
運命にしがみついた。

 

そこには大切な仲間がいて、ツキにも助けられた。

 

人生は「運命に刻まれた脚本」において、
どう演じるかだと思う。

 

誰もが持つ「人生の物語」をどう面白くするか、
その全ては「自分次第」なのだから。

 

※写真は33年前、ワンルームで起業したとき。
これでよく生き残ったものです。

 

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僕は、ごはん屋さんで美味しかったら

「美味い!」と言う。

 

買い物をしたときも

タクシーをおりるときも「ありがとう!」と、

声に出して言うように心がけています。

 

だってこの言葉が、

その仕事をしている人の喜びですからね(^^)

ホスピタリティ精神とは、自然な優しさというよりも

「この人を喜ばせたい!」

「自分なら嬉しい!」

ことを、心を込めてすることです。

 

朝は、家族・友達・同僚、みんなに、

笑顔で元気よく「おはよう!」そこから1日を初めましょう。

 

自分も気分が、晴れますよ^^