Twitterをフォロー久しぶりの後書きです。
変わらず、長いです
THE CONVOY SHOW vol.42「コンボ・イ・ランド」
全7公演、ご来場、ご声援ありがとうございました。
オーディションから数えると約5ヶ月、稽古から約2ヶ月のコンボイ生活を無事走り抜けることが出来ました。
千秋楽翌日、右足に出た謎の痛みは足底筋膜炎なるものでした。
今では完全に治まっています。
とてつもない運動量の時に出る痛みのようです笑
とてつもない物量のコンボイショーに相応しい筋膜炎でした笑
稽古からの2ヶ月を振り返ると、
5%のドキドキと95%の不安で日々が彩られていました
自分は毎日の積み重ねで役を作っていくロジックをしっかり持っている方だと思うのですが、
コンボ・イ・ランドに関してはロジックがあまりにも通用しない現場でした。
まずは踊りとタップの物量
踊ったことのないジャンルのダンスにほとんど踏んだことのないタップが
滝のように本稽古初日から降ってきました。
溺れました。
やるしかないけど時間がない
時間がないけど本番は待ってくれない
この日から私生活はコンボイになりました
全ての時間を投げうってコンボイショーに望む日々、
今日は上手く踊れたかもしれない！！そう思って動画を見返すと、周りとの余りの実力差に落ち込むどころの騒ぎではない夜
落ち込んでいる時間なんて意味ないと家でもやりまくりました。
稽古場では、
基礎トレからピルエット、シェネを、若手の皆が丁寧に1から教えてくれました。
そういったコミュニケーションから、皆の人となりがどんどん分かり、
全員が全員コンボイが好きで
最高の作品にしたいと心から思っていることを感じました。
そして、日々掛けてくれる言葉にも沢山救われました。
良くなってますね、
初日と全然違いますよ、
その一言にどれだけ救われたか
ありがとう。
お芝居では、
哲学者を間借りする若者
東南アジア系の遺跡がある街の現地人、
ポー星人
テレビマン
そしてショータイムでは自分自身を
目まぐるしく変わっていく展開と、抜粋された作品の一部に即座に入り込まなければならない柔軟性と集中力、
すさまじかった
ねずみさんの演出意図が分からず頭に熱がこもることもあったけれど、
とっても素直で真っ直ぐな演出なのだと気付いてからは自分のエゴを捨てることの重要性をより感じました。
自分の中の未だ開けたことのない引き出しを開け続けた稽古場
とっても大変だったけれど、大切なことも沢山教わった稽古場
まず、この稽古場を1ヶ月強戦い抜けたことは今後確実に力になると感じました。
コンボイショーの稽古場は俳優を成長させてくれる、とっても素敵な稽古場です
そして本番
まず、あまりにもカッコ良かったオリジナルメンバーの皆さんの背中
背負っているものが、
培ってきた実績が、
それぞれの人間性が、
あの輝きを放たせるのか
後ろから見るあの背中はあまりにも眩しすぎて、
鳥肌が全身を走り抜けました
そして安心感。
かなり、かなり不安だった自分を、大丈夫だと思わせてくれた皆さんの顔
眼を合わせるだけで、俺たちがついてるからと教えてくれた大先輩
かっっっこよかった
こんな年の重ね方が出来たらどれだけ素敵か
塩田の未来の姿の理想像がまた広がったコンボイショー
最高
そして本番が開いて一番最高だなと感じたのが、
お客様が心からコンボイショーを待っているんだと感じたこと。
これだけのお客様に愛され、待ち続けられたコンボイショーの、コンボイの一員に今なれたのだと感じたこと。
お客様が入って、コンボイショーは完成する
まさしくその通りで、皆様のパワーと、愛情と、興奮を、
全身で浴びました。
そして全身で浸りました。
今までコンボイを見続けてきた皆様にどう思われるだろうといった不安は勿論ありました。
けれど、それ以上にこんなにコンボイを愛している皆様に応えなくてどうするんだ！！
と、より気合いが入りました。
そして、今まで塩田を応援してきてくれた皆は、また初めて見る塩田の姿も沢山あったと思います。
全身で、全力で、コンボイの世界の一員としてやりきりました。
あまりにも全力過ぎた2ヶ月だったので、1個も悔やむことがありません！
あの板の上が今の塩田の全てでした。
ミスもあったけれど、今後の糧として全てを受け入れて
次に進みます。
コンボイショー、また出たいです。
ねずみさんも、
最後に
またやるに決まってんだろ！！！！
と仰ってくださいました。
その日を信じて待ち続けます。
スキルアップスキルアップ！！
この2ヶ月で、毎日がより色鮮やかになりました。
長くなりましたが、
コンボイショーに出られて、現実で見える、感じられる夢があるんだと思いました。
ありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。
また素晴らしい景色を見に行きましょう。
塩田康平