民主党鳴動して・・・？
「小沢氏の下で戦えるという雰囲気になってきているのではないか。」（民主党幹部）
出張・会議が続いて疲れがでたのか、春風邪（？）ひいてダウンしていました。
久々に復帰します。
今回の西松建設事件に関連して小沢代表は２４日に進退表明をする模様です。
「大山鳴動してネズミ一匹」という言葉がありますが、今回は「秘書一匹」ってところで終わるのでしょうか。
なんとなく続投の雰囲気が漂っている今日この頃ですが、まだ病み上がりなので個人的に改めて理解した事だけ以下に書いておきます。
①「私も変わらなければならない」という名言（？）で代表に就任した小沢代表はイメージチェンジはある程度成功したものの、体質まではチェンジできなかった可能性が高いこと。
②あらためて民主党という政党は、小沢代表の手法頼みでしか組織をまとめることができない寄せ集め政党であること。
③民主党（小沢代表？）は検察を独立した司法組織ではなく、その時の政権が自由に動かせる組織であると見ていること。
④今回の西松事件に関連した大物は小沢代表、二階経済産業相という旧田中派からの流れを今でも受け継いでいると思わざるを得ないこと。
⑤マスコミが珍しく事実報道のみに終始し、自民党だったら出ている「辞任すべき」という報道が(私が知る限り)一切無いこと。
明日になったら、新しい展開になっているでしょうか・・・。
万全の準備と姿勢を見せることが抑止力なのでは？
「人工衛星だとしても発射は国連安保理決議１７１８違反だ。断固として国連安保理に話を上げ、米国、韓国などと一緒にきちんとした対応を取らなければならない」
（麻生首相）
「確実に海賊船と判断できない限り、停船目的射撃は慎む」（防衛省幹部）
日本の首相として当然と言えば当然すぎる発言です。付け加えるとすれば、「断固として迎撃する。そのための準備も指示している。」と言って欲しかったと思います。
本日、城内実先生のオフ会に参加してきましたが、たまたま会場の隣で民主党の議員の後援会？に応援で来られていた松原仁議員が、今日の衆議院外務委員会におけるやりとりを紹介されていました。早速ネットで見てみましたが、正直中曽根外相の言い回しは回りくどく、松原議員の言葉を借りると「北朝鮮に誤ったメッセージ」を与えることになりかねません。松原議員も民主党にしておくにはもったいないですね。
また、本日海上警備行動が発令され、護衛艦がソマリア沖に出航することになりますが、依然として法の制約に縛られた状態となっています。国会は何をしている？と思わざるを得ません。自衛官もしくは海保官が先に発砲されるまで、威嚇射撃しかできないというのは先に死ねと言うに等しいのではないでしょうか。
与野党の議員先生方にお願いします。
何ぐずぐずしている？ちゃんと議論してくれよ。
陰謀論の観点から見た西松建設事件
小沢代表の秘書の逮捕に始まった西松建設の違法献金事件は、自民党の二階氏に波及しそうな状況となってきました。
「国策捜査」、「自民党側には立件できない」などある意味不適切な発言の為か、陰謀論的な議論が様々な場面で語られています。
陰謀論の観点から、私なりに珍説を唱えてみたいと思います。二人を見てみるとひとつ大きな共通点があります。それは、二人とも「対中国関係重視」ということです。お二人の対中重視の姿勢を快く思わない国？国内の勢力が絡んでいるのでは？という説です。
根拠として、お二人の中国に関する主な発言は以下の通りです。
小沢氏「（次期衆院選で）良い結果を得ることができたら、日本経済の立て直しと日中友好の増進に今まで以上に取り組む」
（来日中の王家瑞・中国共産党対外連絡部長との会談における発言）
二階氏「日本は、中国から文化を教わり、その延長線上に今日の日本の繁栄がある。そのなかから、たまたま新幹線の技術を開発した。（中略）この技術が中国の発展にもしお役にたつならば、どうぞ一つお使いください。積極的に協力します。」
（曽培炎国家発展計画委員会主任（大臣）、さらに陳健中国大使に新幹線の対中輸出に関しての発言）
中国は、日中国交回復を主導した故田中角栄元首相の直系である小沢氏による「政権奪取」の実現度を瀬踏みする思惑もある（毎日新聞）との観測記事もあります。
そういえば、小沢氏の師匠でもある日中国交回復を主導した故田中角栄氏についてもロッキード事件は彼の対中重視の姿勢を快く思わないアメリカの陰謀によって公にされたという陰謀論があります。先ほど陰謀論の観点からと書いたのは、今回もその一環ではないかという珍説を書いてみたのですが(笑)。
あくまで自分なりの知的ゲームのつもりの陰謀論です。しかし、その故田中角栄氏の娘である真紀子氏が小沢氏を擁護しているのはちょっと引っかかるのですが・・・。