鎌倉殿の13人』、最終回(第48回)「報いの時」を観た。

 

全48回中、最も見ごたえのある回で、TVの中に入っちゃってた。

前半の承久の乱の影が薄くなるくらい後半が凄い。

「のえ」に毒を盛られて死ぬのかなぁ、と思っていたけれど…

最期は姉の政子と2人きりで迎えるとは…

兄の宗時が石橋山の合戦後、落命せずに嫡男として生き続けていたら?

歴史にIFはないとはいえ、こんな苦難の人生を歩まずに済んだかもしれず、

大河ドラマにもチョイ役でしか出演しなかったかもしれない。

しかし天は宗時ではなく小四郎を選んだ。

頼朝も天に守られた人生だったが、頼朝に選ばれた小四郎もそうだったのだろう。

小四郎の嫡男・太郎は「御成敗式目」でよく知られているが、

小四郎という父親のたたき台があってこそだったのだろうと思った。

                                草草にやり

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