アンチャンのブログ

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ジャズ・フルート奏者にして東大准教授、
安西信一の苦闘の日々!?
フェイスブックの方もご覧あれ

週刊以下の拙著が出ました。
ももクロの美学~〈わけのわからなさ〉の秘密~ (廣済堂新書)/廣済堂出版
¥900
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主な書評・紹介
◎『東京大学新聞』(10月15日「著者に聞く」)
◎『朝日新聞』(9月29日:本田由紀氏)
◎『愛媛新聞』(9月29日:「ヨミゴロです」)
◎TV「新週刊フジテレビ批評 」(9月7日:トーク)
◎『産経新聞 』(8月24日:「話題の本」海老沢類氏)
◎サイゾー「リアルサウンド 」(8月22~26日:インタビュー)
◎フジテレビ「FNNスーパーニュース 」(8月16日:インタビュー)
◎『朝日新聞 』(8月4日「売れてる本」:斎藤環氏)
◎『読売新聞 』(6月30日:開沼博氏)
◎ブログ「林家しん平の骨休め 」(6月22日)
◎『信濃毎日新聞』(6月16日:赤川学氏)
◎『週刊朝日 』(6月21日号「新書の小径」:青木るえか氏)
◎サイト「ももクロまとめノフ 」(6月6日他:本ブログに関して)
◎TOKYO FM・TIME LINE「書考空間 」(6月6日)
◎ブログ「斧屋のヲタ日記 」(6月3日)
◎diskUNiON「原田和典のJAZZ徒然草 」(5月27日:インタビュー)
◎ラジオ・NHK第一「すっぴん !」(5月27日)
◎ラジオ・文化放送「くにまるジャパン 」(5月20日:インタビュー)
◎ブログ「坂本裕介のノージャンル・ミュージック 」(5月19日)
◎ブログ「無用之無用 」(5月18日)
◎サイト「未来回路 」(5月13日)
◎ラジオ・NACK5「夕焼けShuttle 」(4月17日:インタビュー)


ジャズライブの予定:

◎3月1日(土):国分寺・さわやかプラザもとまち

  14:00-

  中村亜海(vo)、安西信一(fl)

  尾崎琢也(pf)

◎3月1日(土):高円寺カナデミア

  中村亜海(vo)、安西信一(fl)

  尾崎琢也(pf)、土屋周平(bs)、倉橋利幸(ds)

◎7月5日(土):国立ハーバーライト

  中村亜海(vo)、安西信一(fl)

  土屋秀樹(gt)、林正男(bs)、海老澤幸二(ds)

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中村亜海さんのアルバム『Jazzy Pops』のPVです。



レコ発ライブの時の映像で、私の部分(1:40から)はレコーディング・スタジオでの映像になっています。

アルバムは売れ行き好調らしく、アマゾンでは現在品切れですが、すぐに入荷とのことです。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00HY7346O

よろしくお願いします!
昨日ご紹介した中村亜海さんのオリジナル曲ですが、実はこれについては「チョットいい話」(実話)があります。

この曲はレコ発ライブの時にも演奏しましたが、その前日、バンドメンバーの一人が奥さんと喧嘩し、お互い口もきかない状態だったそうです。けれどこの曲を演奏している最中、その歌詞に打たれた彼は、自分が悪かったと気づき、演奏中はプレイに専念できないほど、奥さんのことを考えていたと。ステージが終わり楽屋に直行した彼は、真っ先に奥さんに電話していました。

歌詞にもあるように、ごく平凡な、誰もが経験する人生のありふれた一コマを歌ったものにすぎません。比喩法や、一番と二番の対比など多少のレトリックはあるものの、亜海さんの素直な性格や歌い方、自然な曲調にも支えられて、実にまっすぐストレート、曇りのない、なのに感動的な曲になっています。日常性の美学の典型。いささか手前味噌ですみませんが、ドラマの主題歌にでもなりそうな傑作(私の拙いソロは別として)。

私も参加させていただいた中村亜海さんのアルバム『Jazzy Pops』は、29日にAmazon、タワレコなどで正式発売となります。が、それに先駆けて三曲目に所収のオリジナル曲がYouTubeで聴けます。(私のアドリブは3:20ぐらいから)



亜海さんのライブにきたお客さんの中には、中毒になり毎日聴いている人もいるとのこと。ナチュラルな歌詞も素晴らしく、レトロな風味もあり、さりげない(ジャズ風)転調やコード進行など、最近ではなかなかないたぐいのものに仕上がっていると思います。