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新幹線大爆破(1975年公開版)

リブート制作されると話題になり、

それで知った作品です。

高倉健さんが犯人役。

どんな感じなのでしょう。

 

新幹線の乗客を人質にとった爆弾脅迫事件が発生する。

爆弾は走行中の東京発博多行きの「ひかり109号」に仕掛けられており、

列車の速度が時速80キロ以下になると爆発するという。

この爆破計画は、工場の元経営者・沖田哲男と工員の大城浩、

そして元過激派の古賀勝の手によるものだった。

運転指令長の倉持は運転士の青木に事件発生を知らせるとともに、

警察庁の須永刑事部長、公安本部長の宮下を招集し、緊急対策本部を設置する。

沖田と捜査当局との虚々実々の駆け引きが展開されるのだが。。。

 

もう、「ザ・昭和の映画」と言う感じで

突っ込みどころ満載、ゲラゲラ笑ってしまうところは

沢山ありました。

強盗犯を追っかけている警察が、

出くわしたジョギング中の体格の良い柔道部員たちに

「その犯人を捕まえてくれ!」なんて、

今の世にはありえないですよね(^_^;

それでも見ごたえあり、面白かったです。

犯人が高倉健さんだと悪者に見えない、

というか、犯人たちのバックボーンが丁寧に描かれていて、

社会派映画になっています。

国鉄の職員さんたちの台詞も社会批判的なものがあって、

単なるパニック映画になっていないのが良いです。

それにしても豪華キャスト!

観ていて楽しめました。

令和のリメイクが気になりますね。

 

 

ストーリー ★★★
映像    ★★★
音楽      ★★★
総合評価  ★★★☆

 

 

 

BLUE GIANT

ともかく評判が良かったので

ずっと気になっていました。

 

ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の高校生・宮本大は、
卒業を機に上京し、高校の同級生・玉田俊二のアパートに転がり込む。

ある日、ライブハウスで同世代のピアニスト・沢辺雪祈の演奏に圧倒された大は、

雪祈をバンドに誘う。

大の演奏に衝撃を受けた雪祈は、バンドを組むことに。

そこに二人の影響を受けた玉田がドラムで加わり、

三人は“JASS”を結成する。

三人の目標は日本最高のジャズクラブ「So Blue」に出演すること。

その目標に必死に挑む三人は次第に注目を集めるようになるのだが。。。

 

噂通り、演奏シーンは物凄い迫力だったので、

大きい画面で観れば良かったです。

原作は漫画だそうですが、こちらは未読。

演奏シーンが多いので、

かなりかいつまんだかも、と予想しますが、

シンプルな内容で、直球の青春ものと言う感じで、

それはそれで良かったです。

悪かったというわけではないのですが、

三人の主人公のが本業の声優さんだったら、

また違った良さがあったかも、と思いました。

 

 

ストーリー  ★★★
映像     ★★★
音楽       ★★★☆
総合評価   ★★★

 

 

 

アウトフィット

レビューが評判良かったので、

観てみることにしました。

 

1950年代。

英国人のレオナルドは、かつて、

ロンドン中心部にあるオーダーメイドの名門紳士服店が立ち並ぶサヴィル・ロウで経験を積んだテーラーだったが、

ある悲劇の後、アシスタントのマーブルとシカゴで仕立屋を営んでいる。

一見堅気な店だったが、お客は、悪名高いギャングばかりで

店を裏取引の場として利用していた。

ある夜、店に負傷した2人のギャングが逃げ込んできたことから、

レオナルドを始め、事態は思わぬ方向に展開していく。

 

全く前情報なしで観たので

ハラハラドキドキでした。

テーラーだけじゃなく、アシスタントもひと癖あるのが面白かった。

ラストは賛否両論あるみたいなのですが、

悲劇に終わるのではなくて、

ちょっとホッとしました(^_^;

「仕立屋ではなく、裁断師だ」というセリフが面白かったです。

 

 

ストーリー  ★★★
映像     ★★★
音楽       ★★★
総合評価   ★★★

 

 

 

ミッション:8ミニッツ

月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督の長編第2作です。

主演はジェイク・ギレンホール。

面白そう。

 

アメリカ空軍のスティーヴンス大尉は

気がつくとシカゴ行きの列車に乗っており、

同席のクリスティーナと会話をするも、

身に覚えがないことに混乱しているうちに列車は爆発する。

その列車は、乗客全員が死亡する大惨事となった爆破事件の列車で

スティーヴンスは、

爆破が起きる8分前の乗客の意識に入り込み、

犯人を見つけ出すというミッションを負っていたのだ。

何度もタイムスリップして事件の真相を追うスティーヴンスだったが、

そのうちに疑念を抱く。

 

何回も死の瞬間を体験するというのは

きついよな(^_^;

あと、知らない人でも情がわくというのは

わかる気がする。

タイムリープもので、

目新しくないのですが、引き込まれていき、

楽しめました。

 

 

ストーリー  ★★★
映像       ★★★
音楽         ★★★
総合評価     ★★★☆

 

 

女王陛下のお気に入り

この年は良い作品が沢山あったのですよね。

今では、アカデミー賞などの賞レースも

配信映画も当たり前のようにノミネートされていますが、

ROMA/ローマ」はアカデミー賞の監督賞は取りましたが、

作品賞は「グリーンブック」になったのですよね。

私も「ROMA/ローマ」はとても良い映画だったのですが、

このブログにレビューを書くかどうか迷いました。

そんなことが話題になって、

この作品を観るきっかけを失ったのでしたf(^^;)

 

18世紀初頭、

英国はスペイン継承戦争でフランス王国との戦争の渦中にあった。

しかし、アン女王は戦争にも政治にも関心がなく、

着飾ったりお菓子を食べたりしている毎日。 

女王の側に控えている幼馴染のサラ・モールバラ婦人は 

頭脳明晰で判断力やリーダーシップに長けた才女で、 

彼女が実質的な国の運営を動かしていた。

ある日、没落貴族の娘のアビゲイル・メイシャムが

サラの縁故を頼って宮廷を訪れ、女中となる。

ある夜、女王は痛風の症状に苦しんで錯乱し、 

アビゲイルは、薬草を摘み、女王の足に塗り、足は快復する。

サラはアビゲイルを女官に格上げするのだが。。。  

 

エマ・ストーンの映像の印象が強かったのですが、

アン王女役のオリヴィア・コールマンが凄かった!

ともかく凄いの一言なのですが、

アカデミー賞主演女優賞をとってました(^_^;

もっと早くチェックすればよかった。

コメディといえばコメディなのですが、

ちょっとブラックな感じ。

哀れなるものたち」の監督なのですが、

こちらも衣装もセットも素敵だけれど、

局部さえ出ないけれど、性的表現が割とあって、

この監督の作品、ちょっと苦手かも、、、です。

アン王女にまつわる実話から作られたそうですが、

宮廷を生き抜くのは大変そう、

というか、いつの世にも女同士の争いは怖い(^-^;

 

エマ・ストーン、今年の主演女優賞取りましたね(^ ^)

 

 

ストーリー  ★★★ 

映像     ★★★ 

音楽       ★★★ 

総合評価   ★★★

 

ベルファスト

早いもので、

今年もアカデミー賞発表の日が近づいてきました。

しかし、去年のノミネート作品もまだ観ていないものがあります。

この作品は、

私があまり好きではないケネス・ブラナーの作品(^_^;

でもゴールデングローブ賞やアカデミー賞で

沢山ノミネートされて話題になったから

一応観ておこう。

 

1969年、北アイルランドのベルファスト。

住民すべてが顔なじみのこの町で

9歳の少年のバディは

経済的に決して裕福ではなかったが

家族や友人たちと楽しく暮らしていた。

しかし、1969年8月15日、

バディの住む地域にプロテスタント系の武装集団が

カトリック系の住民を襲撃するという事件が起こる。

バディと家族たちは故郷を離れるか否かの決断に迫られるのだが。。。

 

良かったです。

1960年代の北アイルランドのことは、

子供の頃、教科書の中のことぐらいしかわからないけれど、

社会で何かしら起きていること、

家庭が何かしら問題を抱えていること、

流行っている映画や歌があることは、

国や時代が違っても、万人に通じるものがあり、

楽しめると思います。

1960年代後半に流行った歌や映画が

時折り流れるのが良いです。

チキチキバンバンの映画を観ているシーンは、

ほんと、楽しかったです(^ ^)

主人公のお父さんやお母さんが美男美女で

スタイリッシュなのもこの映画では良いです。
ジュディ・デンチは、大好きな女優さんですが、

この映画でもほんと素敵です。

最後の台詞は心に刺さりました。

 

故郷に残る者、去る者、

どの生き方もそれはそれで正解。

アイルランドのことはほとんど知らないのですが、

アイルランド人に必要なものは、電話とギネスビールと「ダニー・ボーイ」の楽譜

というセリフで、

アイルランド人がわかったような気になりました(笑)

 


ストーリー   ★★★
映像      ★★★
音楽        ★★★
総合評価    ★★★

 

 

 

パルプフィクション

ふと思い出して、

そういえばまだ、この作品のレビューを書いていなかったことに気づき、

再度観てみることにしました。

 

ロサンゼルスの朝のコーヒーショップ。

不良カップルのパンプキンとハニー・バニーは、

突然強盗を始める。

ギャングのヴィンセントとジュールスは、

ボスの命令でだまし取られたスーツケースを取り返しに

若いギャング団のアパートを訪れる。

落ち目のボクサーのブッチは

八百長試合で負ける手はずだったが勝ってしまい、

恋人のファビアンと逃げようとするが、

彼女が父の大切な形見である金時計をアパートに忘れていることを知り、

危険を覚悟でアパートに戻るのだが。。。

 

いくつかのエピソードが交錯する。

ジョン・トラボルタとユマ・サーマンが躍るシーンのCMが印象的で、

その時かかっていた♪ミザルーと共にインパクトが強かった。

(劇中では違う曲)

今や大御所俳優ばかりの豪華キャスト。

皆、若い!

久しぶりに観たら、かなり面白くてゲラゲラ笑いました。

最初に観た時はそれほど面白くは感じなかったので、

びっくりでした。

当時は、サミュエル・L・ジャクソンのハンバーガーを食べるところが

やたら怖かった覚えがあるけれど、

今回見たら、スプライト飲むところの方が怖かった(笑)

クリストファー・ウォーケンの金時計のエピソードは

真面目な話なのに一番笑いました、不思議。

ジョン・トラボルタとミュエル・L・ジャクソンが

打たれる前に壁に穴が開いてるんだけど(^_^;

雑っ!

それでもかなり面白かったです。

昔の映画を観返してみるのも良いですね(^ ^)

 

 

ストーリー ★★★
映像    ★★★
音楽      ★★★
総合評価  ★★★★

 

 

 

ゴジラ-1.0

最近、洋画のレビューが続いてました。

久しぶりに邦画のレビューです。

 

この作品、話題にはなっていましたが、

あまり興味なかったのですが

アカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされたそうで、

やはり観ておくことにしました。

 

終戦を目前にした1945年夏。

特攻隊として出撃した敷島は、

機体トラブルを理由に大戸島の飛行場へと着陸した際、

島民が「ゴジラ」と呼ぶ恐竜のような巨大生物に襲われる。

ほとんどの兵たちが命を落とす中、敷島は何もしないまま逃げ出してしまう。

罪悪感に苦しむ敷島は、

復員後、典子という女性と出会い、

彼女が引き取った少女・明子と共に

終戦後の東京で3人で暮らすようになる。
そんな敷島の前に再びゴジラが現れ、

東京を襲い、目の前で典子を失ってしまう。

敷島は、対ゴジラ計画「わだつみ作戦」に参加することになったのだが。。。

 

最終的には満足ではあるのですが、

俳優さんたちは熱演だったのですが、

特に前半のドラマ部分が全く心に響かなかったです。

豪華キャスト過ぎというのもあるのでしょうか。

お腹一杯感が。。。

「ツッコミどころ満載」と庵野監督が

山崎監督との対談で言っていたのですが、

「ツッコミどころ満載」でも感情移入させてくれたら

ちゃんと観られるですが。

「シン・ゴジラ」では心に刺さるセリフがいくつかあったので。

「シン・ゴジラ」を含め、歴代のゴジラ作品を意識したつくりではあったけれど、

これはこれ、でしょうかね。

映像はさすがに凄かったです。

特に「わだつみ作戦」に入ってからは見ごたえありました。

外国の人がイメージしているだろう「日本」が

描かれているので、海外で評価されているのだろうなと思いました。

新作も上映される予定みたいですが、

godzilla、好きですよね(^_^;

最終的には満足できる作品でしたが、
最後の首の印みたいなのとか、

次回作への思わせぶりみたいなのはいらないと思いました。

途中で橋爪功さんが映るのですが、

後から出てくる重要人物?と思ってしまいました。

 

国産の実写作品としては通算30作目、

ゴジラ生誕70周年記念作品だそうです。

それにしても、最近の映画のヒロインは、

長澤まさみさんか浜辺美波さんという感じ。

東宝勢、凄いですね。

 


ストーリー  ★★★
映像     ★★★☆
音楽       ★★★
総合評価   ★★★

 

 

 

哀れなるものたち

私が参考にしているサイトで、

「とてつもなく面白い」と評されていたので。

しかも私が好きなウィレム・デフォー様出演(*^^*)

 

19世紀末のイギリス。

医学生のマックスは、

外科教室の教授ゴドウィン・バクスターに雇われて彼の個人的な研究助手となり、

知的障害を持つ女性ベラ・バクスターの生活や行動を、逐一記録する。

ベラは自ら命を絶つが、バクスターによって、

胎内にいた胎児の脳を移植され、蘇らせられていたのだった。

ベラの知的能力の成長は凄まじく、

やがてマックスとベラは婚約することになるのだが、

法的手続きのため雇われた弁護士のダンカン・ウェダーバーンとベラは

駆け落ちしてしまう。

 

ともかく特殊効果を加えたセ、音楽が美しいので、

その中で繰り広げられるエログロも

その手が苦手な私も、ギリギリ何とか見られました(^_^;

いや、あれくらい美しくないととても耐えられなかったと思う設定ですよね(^^;

この映画はコメディだとしたら、かなりブラック。

あんなに極端な行動をとるベラに魅かれるって、ちょっと理解できませんが(^-^;

特に男性陣は滑稽に描かれていると思うけれど、

あれは現実でもあんな感じかも(笑)

いろいろ社会問題的なテーマが盛り込まれている気もするけれど、

描き方はマンガ。

胎児の脳が起こす行動や言動ってあんな感じかな、

と、突っ込みどころはあります。

が、ファンタジーと思えばありなのかな。

「フランケンシュタイン」をちょっと思い出しました。

もう一度観ないと、ちょっとわかりづらいところがいくつかあったけれど、

好みには合わなかったので、もう一度観たいとは思わないです(爆)

ウィレム・デフォー様は怪演でしたが、

他の作品で楽しみたいです。

 

2023年第80回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作だそうです。

 

 

ストーリー  ★★★
映像     ★★★★
音楽       ★★★★
総合評価   ★★★

 

 

 

ゴールデンカムイ

TVアニメシリーズが、かなり面白かったのですよ。

最近の実写化はかなりクォリティが高いし、

発表になっているビジュアルがなかなか近いので

どんな感じなのか、楽しみにしてました。

 

明治後期。

日露戦争の過酷な戦場となった二百三高地で、

「不死身の杉元」と呼ばれた杉元佐一は、

戦後の北海道で砂金採りに明け暮れていたが、

アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。

金塊を奪った男「のっぺら坊」は監獄に囚われるが、

そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、

彼らを脱獄させたというのだ。

そんな折、杉元は山でアイヌの少女・アシㇼパに助けられる。

アシㇼパの父親は金塊を奪った男に殺されていた。

仇を打ちたいアシㇼパは杉元と行動を共にすることにするのだが。。。

 

冒頭の二百三高地のシーンで、

私は心の中で既にサムアップをしてました。

これはいい、かなりいい。

漫画本は読んでいないのですが、

TVアニメにはほぼ忠実な印象です。

登場人物の登場の仕方が、ともかく格好良い。

狼でさえ(笑)

そして、出演者がとても楽しそうです。

イメージとちょっと違う人もいるのだけれど、

それはそれで良くて、

全体的に満足度が高いと思います。

舘ひろしさん、若い時は格好いいと思わなかったけれど、

格好良かった!

あんなに眉毛がボウボウでも格好良い人って

あまりいないんじゃないでしょうか(^ ^)

北海道食も美味しそう(*^^*)

衣装がいつも新品なのが気になりましたが(^_^;

続編、楽しみですね。

主演の山﨑賢人さんは「キングダム」も主役なので

大忙しですね。

 

 

ストーリー   ★★★
映像      ★★★
音楽        ★★★
総合評価    ★★★

 

 

 

 

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