ふと、なんでこれやっているんだろうという、あのBT杯の頃の感覚が訪れた。武術の稽古のあとだったからだろうか。

武術では相手の体の微妙な力の入り具合から、攻撃がどこから来るかを察知する。一方、ゲームでは体感覚が存在しないため、どこまでいっても確率論の域を出ない。

それもまた楽しみの一つであり、人々がギャンブルに熱中する一つの要素だろう。身体を介さず、運を天に、或いは自分が直感だと思うところに賭ける。

武術の稽古後は体が整っているのに対して、ゲームのプレイ後は体が崩れている。プレイ姿勢もあるのだろうが、筋肉の緊張に大きな偏りが生まれている。

 

とはいえ、ゲーセンに行かずに知らない人の思考をプレイを通じて感じられるのはありがたい。また気が向いたらプレイしようと思う。

8K対策として、背避けキャンを徹底する、2Pを打たない。

Pを刻む。

 

密着時以外は肘を使わない。

3Kを使う。あるいはKP。

 

少し遠め、微有利のときにはKP。

 

構えにノーガード。

 

−6で投げ抜けしゃがみ。

プレイヤー各々の防御システムがある。

起き上がり>Gされた不利大>肘など余裕のある食らった不利大>K+GCH後の側面2PNH>PをG>PをG後の再びPをG>お見合い>P、2PをCH>Pを避けた後

 

個人差はあるが、後ろになるほど修正が難しくなり易いように思う。

前の方が意識的で、後ろの方は無意識レベルで指が動いているからだろう。

このゲームは無意識レベルの動作を意識できるようにしていくことで上達するので、対戦は勝敗を決めるものというよりも、自分の動作の認識のためのものである。できないところを見つけたらトレーニングモードでこなす。トレーニングモードこそメインである。

 

前の方の選択肢は勝負の重要度、セット数、体力を見て、選択を考え、後ろの方はダメージ効率を徹底する。

 

後ろの方のシステムを崩されると、人によって暴れが多くなるか、立ちG、避けなど防御的な選択肢が多くなるかが別れる。

これは当人のトラウマ反応のシステムである。即ち、パニックになると攻撃的になるか、フリーズするかである。どちらであったとしても、システムの崩れが起きたことには変わりがない。