■ツアースケジュール詳細

SHOW I - JAPAN
2021年3月26日(金) 21:00 START
Fri, March 26th, 2021, Japan: 9pm JST / 1pm CET / 12am GMT

SHOW II - EUROPE
2021年3月27日(土) 4:00 START
Fri, March 26th, 2021, Europe: 8pm CET / 7pm GMT / 4am on 27th in Japan

SHOW III - NORTH AND SOUTH AMERICA
2021年3月27日(土) 10:00 START
Fri, March 26th, 2021, North and South America: 9pm EDT (UTC-4) / 6pm PDT (UTC-7) / 8pm CDT (UTC-5) / 10pm BRT (UTC-3) / 10am on 27th in Japan

 

■セトリ

  1. Destinee 悲劇の朝
  2. 月の狩人
  3. Billet~幼き夏の便箋~
  4. 憂いの花が綴る愛
  5. あの人の愛した人なら
  6. 白い糸
  7. Métamorphose
  8. Je t'aime
  9. 冬東京
  10. 青の巣窟
  11. fiançailles
  12. MAYUくん新曲
  13. Fleur
  14. LILLIE CHARLOTTE(20周年記念ライブ映像)


■出演者(KAMIJO WORLDより抜粋)

Violin : クラッシャー木村
PIano : 佐山こうた
Guitar : RENO
Bass : MASASHI(Versailles)
Drums : 渡邊シン

Guest Chorus : 苑(摩天楼オペラ)
Guest Guitar : TERU(Versailles / Jupiter)
Guest Bass : 時雨

Manipulator : 吉田優示
Video Producer : 渡邊シン


■感想

配信期間終了してしまったけど、感情が新鮮なうちに取り留めない感想を綴っていきたいと思いますあせる

 

・Destinee 悲劇の朝

個人的に久しぶりに聴いて、この曲が一曲目だったこともあり、LAREINEの曲の良さにジーンときてしまいました

LAREINEの曲は雪だったり雨だったり曇った朝だったり、ちょっとどんよりした空模様が多いですが、土砂降りってこれだけですよね

想い人が来ない絶望感が切ないです

・月の狩人
弓を引いての時の矢を放つしぐさが素敵だった恋の矢

・Billet~幼き夏の便箋~
それこそ初めてKAMIJOさんを生で見た時に演奏していた曲
打ち込みじゃなく生バイオリンが贅沢ですごくよかった
今回どの曲も思ったけど、RENOさんのギターがね、とってもLAREINEに合っていた
MAYUくんのギターは唯一無二だと思っていたけど、RENOさんのギターにはMAYUくんギターに通じる感情の乗ったハートフルな音がする・・・気がする

・憂いの花が綴る愛
今年最後の雪の日って今頃の季節かなあなんて思いを馳せつつ・・・
LAREINEの曲って結構良く汽車に乗っていますね

・あの人の愛した人なら
もう何度も何度も何度も言ってるのですが、私の人生最愛の曲
何十回、何百回、何千回聴いても、何年経っても、毎回鳥肌が立つほどの感動がある
この世を離れる時はこの曲と共にいきたい
寄り添うバイオリンアレンジが素晴らしかった

・白い糸
・・・たまらないですね
この曲めちゃくちゃ好きだったのですが、MAYU君作曲なのでKAMIJOソロでは聴けることはないんだろうなあ・・・と諦めていただけに今回聴けてとても嬉しい
冬東京と同じくLAREINEの独特な一面である、切なロックというか、演歌的、昭和歌謡的メロディーや歌詞が素晴らしいです
これほんとに生で聴くまで死ねない(全部そうだけど)
仮タイトルがそのまんまズバリの「不倫」だったって苑さんとの対談で暴露されていましたね(笑)
サビの女性コーラスを苑さんが担当することでこの曲の持つ背徳感がさらに増してより官能的になった気がする
男性が歌う女性一人称の歌詞が大好物なので、なんともいえないときめきを感じます(Romantiqueとか)
最後のバイオリンでのリフレインがとても好き

・Métamorphose
白い糸からのつなげ方がなんとも憎い
白は出会ったときと同じ色・・・出会ったときと同じ新鮮さときめきがあるという意味にもとれるし、それ以上にはならないという切なさも感じる
この曲もライブで初めて聴いた時をすごく覚えています
まだLAREINEのファンになりたて位だったのでこの曲を知らなかったのですが、ライブで初めて聴いてすごく好きな曲だと思って音源探したなあ。
インディーズラスト曲にふさわしいというか、リアルタイムで新曲として聴いた人はぶっちゃけすぎ、と思ったか(笑)特定の誰かに対して歌っているみたいなところも、私は割と好きです

・冬東京
もうすっかり定番!KAMIJOさんもファンもお気に入りの一曲
ギターソロがTERU君だったのが意外だった!
こういうタイプのギソロはRENOさんかなって勝手に思ってた
TERUくんの冬東京もいいですね
関係ないけどこの曲聴くと東京タワーを思い出す(歌詞に東京タワーが出てくるわけじゃないけどなんか東京タワーぽい。PVの色味が赤っぽいから?)

・青の巣窟

この曲も久しぶりに聴くことができました

やっぱり改めてとてもメロディが良いなあと

この頃からドラマティックで映画的なメロディ展開だったんだなと思いました

最後の方、フィエルテのテーマがセリフと共に少し出てくるところなんか憎いですよね


・Jet'aime
若かりし頃の、V系ぽいひっかける歌い方好きだったなとちょっと思ったりあせる
おTERUさんが可愛いラブラブ
額縁の中にいるからほんとにCG・・・というかハリポタの絵画のようで(笑)
コーラスをする苑さんとKAMIJOさんの映像がオーバーラップするのも素敵だったラブラブ

・fiançailles
間奏部でカメラ目線で振り返ったKAMIOさんの眼差しがヤバかったあせるあせる
こんな目線投げかけられたら卒倒します・・・ドクロ

「必ず会えると思うことで優しくなれる」の歌詞のところで、KAMIJOさんが指切りの仕草をしたのがめちゃくちゃグッときました
必ずまた会ってくれるというお約束をしてくれた感じがしました・・・

・MAYUくんの新曲
あたたかで優しい素敵なメロディだった
VERSAILLESでもKAMIJOソロでも聴くことのない、間違いなくLAREINEの曲
なんだか春の芽吹きとか雪解けを感じる曲だった

音源化の予定はないのでしょうか・・・

・FLeur
この曲はいつも昔に見たライブの光景を思い出す
アンコールでFluerが始まると、みんなが持参した花束をステージに投げ入れ、ステージの床の上がたくさんの花で埋め尽くされて、それこそ一面お花畑状態になっていて
初めてその光景を見たときにその美しさに感動して、こんな花で埋め尽くされるような美しいライブをやっているバンド&ファンがいるだろうかと、私もFluerになりたいと思ったんだった
ライブ終了後、ステージいっぱいの花を眺めてた心地よい疲労感と幸福感がよみがえりました

・LILLIE CHARLOTTE
20周年記念の「LA VIE EN ROSE KAMIJO -20th ANNIVERSARY BEST- Grand Finale Zepp DiverCity Tokyo」ライブの映像から
もう5年も前だということがびっくりですが、再び見ても感動しますね
青い羽根の衣装がとても印象的でメンバーが寄り添っているのも改めて見てうれしかったです


今回の配信、どこをとってもクオリティがすごくてKAIJOさんの物凄いこだわりを感じました
画面割一つとっても、配信ライブでここまでのクオリティを求めている人他にいるかな
とんでもないこだわりの中で生きてきた人なんだなと改めて感じた
まさに師匠であるMALICE MIZEREからの古のV系の血脈というか

私はKAMIJOさんに出会えて幸せだなとしみじみ思っていました
長い人類の歴史の中で、もっというと地球規模や宇宙規模の歴史の中じゃ、こんな私の感動は埋もれてなくなってしまうようなちっぽけなことだけど・・・
一つの時代、日本という国の、狭い音楽ジャンルの中の、一人の人が生み出した曲に偶然出会えた奇跡
これまでファンとして歩んできた思い出ごと抱きしめたい気持ちになりました
KAMIJOさんの曲を知らずに生きている大多数の人たちにもったいないよ!と余計なお世話言いたくなりますあせる


しかしやっぱり生で聴きたい!
いや絶対聴く!(笑)
聴くまで死ねないよ・・・
そして、腕を真っ直ぐ前に伸ばして手をひらひらする旧式の手扇子を絶対やりたい・・・!(絶対メラメラ