Warner Bros Lands ‘Keeper Of The Lost Cities’ Film Rights; Emma Watts Producing Potential Tentpole【Deadline】
https://deadline.com/2024/04/keeper-of-the-lost-cities-movie-warner-bros-emma-watts-producing-shannon-messenger-1235889205/

 

 

ワーナーがシャノン・メッセンジャーのベストセラー児童書ファンタジー「Keeper Of The Lost Cities」の権利を取得したようです。


原作「Keeper Of The Lost Cities」(未訳)はアメリカの児童書&YA作家シャノン・メッセンジャー(Shannon Messenger)が2012年にスタートしたファンタジー小説の人気シリーズ。
人の心が読めてしまうテレパスということを隠して生きる孤独な12歳のヒロイン・ソフィーが、ある日自分と同じ能力を持つ謎めいたイケメン少年フィッツに出会って自分が実は別世界の人間だと知り、仲間たちとさまざまな危険や冒険に巻き込まれる、というストーリーのようです。

聞いた印象ではパーシーやハリポタの女子版という感じもしますし、フォア文庫系という感じもします。

現在までに本編9作と番外編1作が出ています。今年番外編第2弾の「Unraveled」と、本編の完結編となる10巻目(タイトル未定)が刊行される予定です。


このシリーズは2021年の時点ではディズニーが権利を持っており、「アルゴ」のベン・アフレックの監督&脚本で映画化する予定でした。
が、実現しないまま権利がワーナーに行ったようです。

でもこれまでのいろんな行いからして10巻もあるシリーズをワーナーが途中で放り出さずに全部映画化できるわけないという気がするので、もっと短いシリーズの権利を買ったほうが良いと思う。
いやハリポタ級にヒットしたりとかして全部映画化してもらえる可能性がまったくないとは言いませんが。


ちなみに上に貼った記事にアフレックの名前は出てこないので、彼ももう関わっていないのではないかと思います。


キャスト、製作開始時期など未定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

One Hundred Years of Solitude | Official Teaser | Netflix

https://www.youtube.com/watch?v=vG45GfgD2JU

ガブリエル・ガルシア=マルケス原作 ドラマ「Cien Años de Soledad(原作邦題「百年の孤独」)」の第1弾ティーザーが公開されました。


原作「百年の孤独」はコロンビアのノーベル文学賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスが1967年に刊行した代表作。
架空の都市マコンドを舞台に、この街を創設したブエンディア一族が滅びるまでの100年間の歴史を描くマジックリアリズム文学です。
新潮社から邦訳が出ています。今年6月に文庫版が刊行予定だそうです。


ドラマはスペイン語でNetflix作品。
原作者マルケスの2人の息子ロドリゴ・マルケスとゴンザロ・マルケスが製作総指揮として参加しています。


脚本は「グリーン・フロンティア」のカミラ・ブルージス(Camila Brugés)、&ナタリア・サンタ(Natalia Santa)、「オン・ザ・ロード」のホセ・リヴェラ、「Operación Pacífico」のアルバトロス・ゴンザレス(Albatros González)。


監督は「カウボーイ・ビバップ」(実写版)のアレックス・ガルシア・ロペス&「グリーン・フロンティア」のラウラ・モラ・オルテガ(Laura Mora Ortega)。


出演は「ラ・ニエタ・エレヒダ」のクラウディオ・カターノ(Claudio Cataño)、「El Bronx」のエラ・ベセッラ(Ella Becerra)、「State of Grace」のサンティアゴ・ヴァスケス(Santiago Vasquez)、「Arde Madrid」のモレノ・ボルハ(Moreno Borja)など。


ドラマ「Cien Años de Soledad(百年の孤独)」は全16話。Netflix配信予定(時期は未定)。

 

 

 

 

 

 

 

Why Original Dragon Slayer Story Is the Focus for Big Budget Fantasy Show ‘Hagen,’ Backed by Fremantle, Constantin【Variety】
https://variety.com/2024/film/global/hagen-fremantle-constantin-1235924965/

 

 

ドイツのベストセラー作家ヴォルフガング・ホールバインの初期作品「Hagen von Tronje」が「Hagen」のタイトルでドラマ化されるようです。

されるようですというか、すでに撮影がされており、今年10月30日のドイツでの配信開始日も決まっているようです。


原作「Hagen von Tronje」(未訳)は、日本では児童書「メルヘンムーン」やYA「ノーチラス号の冒険」シリーズで知られるドイツのベストセラーファンタジー作家ヴォルフガング・ホールバインが1986年に発表した初期作品。
竜殺しの英雄ジークフリードを殺害したとされる悪の戦士トロニエのハゲネを主人公にして、中世ドイツの叙事詩「ニーベルンゲンの歌」を語りなおした歴史ファンタジーのようです。

児童書やYAも書く作家ですが、これはたぶん大人向け作品。


ホールバインは昨年児童書作品の「Der Greif」(未訳)がドラマ化(「グリフォン戦記」)されたばかりなんですよね。
日本ではおそらく10年以上邦訳作品がない作家ですが、ドイツでは人気なんだろうな。


監督&脚本は「Pagan Peak」のシリル・ボス(Cyrill Boss)&フィリップ・ステナート(Philipp Stennert)。


主演は「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」のハイス・ナバー。

ほか出演は「タイムトラベラーの系譜」シリーズのヤニス・ニーヴーナー、「Pagan Peak」のドミニク・マーカズ・ジンガー(Dominic Marcus Singer)、「Uボート 深海の狼」のアレッサンドロ・シュースター(Alessandro Schuster)、「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」のロザリンド・ミンスターなど。


ドラマ「Hagen」は2024年10月30日ドイツ配信開始予定。

 

 

 

 

 

 

 

 

종말의 바보 | 공식 예고편 | 넷플릭스

https://www.youtube.com/watch?v=ex7ZlfHw_RI

 

 

Goodbye Earth | Official Trailer | Netflix
https://www.youtube.com/watch?v=NC0DNl82Cgg&t

伊坂幸太郎原作 ドラマ「종말의 바보(原作、ドラマ邦題「終末のフール」)」の第1弾本予告編が公開されました。


原作「終末のフール」は日本のベストセラー小説家伊坂幸太郎の2006年の作品。
小惑星の衝突で数年後に地球が滅亡することが明らかになった世界の仙台の団地を舞台に、滅亡を控えて生きる人々を描いた連作短編集です。
現在は集英社から文庫版が出ています。


こちらのドラマは韓国が舞台の翻案もののようです。また原作よりパニックSFっぽい路線になっているように見えます。


監督は「カノジョは嘘を愛しすぎてる」のキム・ジンミン。

脚本は「マイラブ」のチョン・ソンジュ。


出演は「恋人 あの日聞いた花の咲く音」のアン・ウンジン、「六龍が飛ぶ」のユ・アイン、「人生最高の贈り物~ようこそ、サムグァンハウスへ」のチョン・ソンウ、「流れ星」のキム・ユネなど。



ドラマ「終末のフール」は全12話。2024年4月26日Netflix配信開始予定。

 

 

 

 

 

 

‘Swan Song’ Based On Robert McCammon Novel In Works For Television From Monarch Media; Greg Nicotero To EP & Direct Pilot【Deadline】
https://deadline.com/2024/01/swan-song-robert-mccammon-novel-television-greg-nicotero-1235798342/

 

 

Monarch MediaとMonster Agency Productionsがロバート・R・マキャモンの初期作品「Swan Song(邦題「スワン・ソング」)」をドラマ化するようです。

「ウォーキング・デッド」のグレゴリー・ニコテロと「セル」のブライアン・ウィッテンらが製作総指揮。
ニコテロはパイロット版の監督もつとめます。


原作「スワン・ソング」は、「少年時代」や「魔女は夜ささやく」で知られるアメリカのホラー、ファンタジー、ミステリ作家ロバート・R・マキャモンが1987年に出版した初期作品。

ソ連との間の緊張が高まった末に核戦争を起こした後の荒廃したアメリカを舞台に、奇跡を起こす力を持つ少女スワンと彼女を守って旅する黒人の元プロレスラー・ジョシュやその仲間たちと、悪の勢力との戦いを描いた壮大なポストアポカリプスファンタジーです。
キングの「ザ・スタンド」のオマージュ作品とのことで、そちらによく似ています。

ちなみにそのキングの「ミザリー」と同時受賞で1987年(第1回)のブラム・ストーカー賞長編賞を受賞しました。

日本では福武書店から邦訳が出ていましたが、現在は版元ごと消滅しており入手困難です。


ドラマは現在脚本家の選定中とのこと。
キャスト、製作開始時期など未定です。