中山昌亮のカタコト語り
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あれから約2ヶ月

12kg減
1ヵ月約マイナス6kgの計算
地道にいきます。

人知れず

減量を始めた。
もはやこのブログを見てる人も居なかろう。
先ずは筋トレと食事メモから。
地道に頑張る。

憧れという推進力


イベントやメディアに出演させて頂いたタイミングで、最近特に良く質問されるのが、作業のデジタル移行の事。
僕はずっとアナログ作業なので
「アナログにこだわるワケは?」
「デジタルのメリットデメリットは?」
「今後デジタルに移行する可能性は?」
等々

えーっと…
言ってイイですか?
デジタルとそれ以外の二者択一って考え自体が、そもそも間違っているんですよ。

例えば、そーだなぁ…

「山水画に魅力を感じて油絵の具を買いました」
っていう人がいたら
「何で!?」
ってなりますよね?

つまりね、デジタルの作画ツールでしか表現出来ない絵に魅力を感じたら、デジタルツールを選択したらイイんですよ。
それだけの話です。

僕が憧れて「真似したいなぁ~」って思う作家さんの絵が、全てアナログの作家さんだったら、そりゃ当然アナログの画材で描きますよ。
ちばてつや先生を始め、安彦良和さん、森薫さん、藤田和日郎さん、荒木比呂彦さん、あずまきよひこさん、スラムダンクの井上さん、キングダムの原さん、ワンピースの尾田さんetc.etc...

僕が真似したい憧れる絵を描く方の全てが、アナログで絵を描いている方達なんです。
そりゃ同じように絵を描きますよ。

昨今の意識では、こと漫画業界に於いて「デジタルとそれ以外」という風潮があるようですけれど、ハッキリさせたいのは
「デジタルも画材の選択肢の1つでしかない」
という事。

水彩画に憧れたら水彩画をやれば良い。
油絵に憧れたら油絵をやれば良い。
山水画に憧れたら山水画を、日本画に憧れたら日本画を、浮世絵に憧れたら浮世絵を、デジタル画に魅力を感じたらデジタル画をやれば良い。
それだけの話。

ノミと木槌を持って木から仏を彫っている仏師に
「何故あなたは3Dプリンターを使わないんですか?」
なんて訊くアホはいないでしょ?
つまりはそういう事ですよ。

だからもう
「何故あなたはデジタルで漫画を描かないんですか?」
とか訊かないで下さい。

たまたま僕は憧れている絵がアナログだから、アナログの画材を選択してるだけなんです。

デジタル画に憧れが生まれたらデジタルも使うかもしれませんが、効率のためだけならば全く魅力的には感じないんです。

申し訳ない。




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