皆さんこんにちは!先週は、上海に出張してきました。もの凄い勢いで開発が進む上海には訪問する度に驚かされます。でも相変わらずサービスという概念が欠落してるようで、レストランでもコンビニでも?ということがたくさんありました。ホスピタリティーなき経済発展は、いずれ大きな痛手を負うのでは感じている今日この頃です。


さて、今回のテーマは「適者生存」です。


「適者生存」の類義語としては「弱肉強食」がありますが、結構、無意識に同じように使ってる人がいると思います。実は私もそうでした(笑)。でも全然意味が違うんですよね。


「弱肉強食」は、とにかく「パワーゲームに勝つ」というが意味ですが、「適者生存」は、「環境に適するものだけが生きられる」という意味で、根本的な価値観が違います。


企業においても、競合他社を意識して商品開発・プロモーションから販売にいたるマーケティングプロセスを構築したり、資金力を生かして競合先を買収したりしますが、ただ単に競合相手ばかり目を取られていては、それが目先の延命措置になっているだけで10年、20年先に存在している保証はありません。


例えば、私の勤めるブライダルの世界でも、つい10数年前にあった「仲人」という挙式制度は、いまや皆無となってます。10数年前「仲人」を対象にしている会社が「弱肉強食」で同業者に勝ち抜いていたとしても、結婚文化の環境変化を捉え切れなければ「適者生存」にならず倒産しているはずです。


また、ここ数年の挙式スタイルを見てみると「ハウスウェデング」という、邸宅風のお洒落な洋館でオリジナリティーあふれる挙式・披露パーティーをするスタイルがブームとなっていましたが、限られたマーケットに進出企業が乱立したこともあり、徐々にトレンドの変化とともに各社とも苦戦しています。


「環境に適する」というのは、「先の環境変化を見い出す」ことに通じます。後手に回り、今の環境に合わせようとしても、環境は変化してしまい、自分か変わったつもりでも、その時は既に遅れていることになりかねません。したがって「先見性」がとても大切な能力となります。


したがって、今、目に見えてること、耳に聞こえていること、手に触れた感触、鼻に感じた香り、口に含んだ味…すべての感覚から、その背景や意味合い、示唆を読み取ろうとする努力、考え抜く力が必要ではないでしょうか。


一人ひとりがそれぞれの役割・立場で「先見性」を有する組織が「適者生存」の会社になるのだと思います。この環境変化を微細に捉えることで、商品開発やプロモーションのあり方、組織・人事や経営管理のあり方など未来に有効な手を打っていくことができるのです。


世の中から「エクセレントカンパニー」と呼ばれる会社は、どの会社も「適者生存」で成長していることがわかります。競合他社の研究やそれに対抗する手立てはとても大切ですが、「適者生存」の中では、ある時期の一つの手段に過ぎないのです。


私も、マーケティング部門の責任者として「弱肉強食」できなく「適者生存」へ手を打っていく決意です。


皆さんいかがですか?




春休みなので家族は帰省して僕はお留守番です。さてさて今日の晩ご飯は何にしようか思案中(笑)。私は、一人暮らしの経験がないのでた まには一人もいいもんです。でも単身赴任は耐えられるかな~(笑)。


さて今回は「成長の基本は不変」をテーマにお話いたします。


先日、3学期が終わり小学生の子供が通知表を持ってきました。日ごろ子供の教育は妻に任せっきりということもあり、通知表の中身には、 とやかく言うことはしません(言う権利もありません…笑)。まあまあ特別悪くは無かったので良しとしましょう。我が家は、性格重視です!(笑)


それより、ふと通知表の表紙に学校の「教育目標」が書かれていました。いつも気にならないのですが、よく見るとなかなか興味が湧いて きました。その「教育目標」というのは、


● よく考える子

● 進んで実行する子

● 思いやりのある子

● よく働く子

● じょうぶな子


の5つなんです。


この5つの「教育目標」をまじまじ見ると、これって「プロフェッショナルの条件」としてもそのまま使える目標ではないか!と いうことに気づきました(笑)。どうでしょうか。 以下の「子」を「人」と置き換えて考えてみました。


「プロフェッショナルになる5つの条件」


①よく考える人


プロの仕事人は「考え抜く」ことが日常です。本質を見極めることができなければ、間違った方向で努力をしてしまったり、周囲を誤って導いてしまうことになります。


②進んで実行する人


プロは机上の空論では終わりません。必ず実行します。成功するまで実行し続けることがプロです。失敗を単なる失敗に終わらせず成功へ必要条件として乗り越えていきます。


③思いやりのある人


心根が悪い人は何をやっても駄目です。相手を思う心、愛する心が正しき目標を決めてくれます。利己の心で行動した結果、短期的に成功したように見えても、結果的には、大きな痛手を負うことになります。


④よく働く人


働くことは「傍を楽にすること」です。自他ともに幸福になるような夢を描き、夢を理想に、理想を目標に変え、目標を達成するために行動する…。決意だけでなく、淡々と行動し努力できる人でいたいものです。


⑤じょうぶな人


健康こそ全ての源泉です。健康でなければイザ!と言うとき機敏に動くことができません。コツコツ努力するためには健康が前提です。健康であることを意識することが大切ですね。


以上の5つですが、小学生の目標なのに十分「大人の世界」に使えますね(笑)。ということは何を意味しているのでしょうか。

やはり、「成長の基本は不変」ということですね。小学生に負けないよう日々頑張りたいものです(笑)。


皆さんいかがですか?





もうすっかり春ですね。桜も開花宣言が出ましたので、今年こそ花見に行きたいと思っています。まあ花見と言いつつ酒盛りになるかと思いますが(笑)。気持ちも心機一転で頑張って行きましょうね!


さて今回のテーマは「次の人生の目標」です。


私の唯一長続きしている趣味は「料理」です。結婚以来、毎週日曜日の夕食は大体私が作っています。ちなみに今夜は「挽き肉カレー」でした。最近あまり会話の無い12歳の娘が3杯も食べてくれたので良かったです~(笑)。


私は、料理をしている時が一番楽しいんです。料理のことだけ考えて無心になれるのがいいですね~。自分自身、旅行に行っていても、ドライブしていても、家族といても、テレビを見ていても、何かにつけて仕事のことを思い出し、色々考えてたりするので「仕事のことを100%忘れることは不可能」だという心境なのですが(笑)、料理だけは別のようです。


小学校3年生の時に作った玉子焼きから始まった趣味ですが、ここまで続けて来られたのも家族のお陰かもしれません。子供の頃、母が調子が悪く寝込んだりしたとき、玉ねぎの味噌汁を作ってあげて美味しい美味しいと食べてくれたことや、自分でチャーハンを作っていると一つ上の兄貴が「俺のも作ってくれよ~」とねだってきたこともいい思いでです。


褒められ喜ばれたから、良い意味で図に乗って、自分なりに料理本やテレビから学んで、作ってみて失敗したり、指切ったりちょっとやけどしたりしながら、喜んでもらって、楽しみながら力をつけられたのだと思います。


料理は、身に付けると自分もハッピー食べてくれた人もハッピーなので、結構幸せな趣味なんですよ。また、以前のブログ「料理の効用」 で触れていますが、料理をするプロセスそのままが「仕事の縮図」という側面もあるので、仕事の勘を磨くにも役に立っています。


仕事ができる人には料理が得意な人が多いですよ、きっと(私は除きますが…笑)。皆さんの周囲の方で仕事ができる人を思い浮かべてください。どうです(笑)。


前回のブログ「私の決意」の最後に、「いい会社にすることができたら、次の人生の目標にあらなた旅立ちをしたい」と書きましたが、実は、この次の人生の目標は「料理に関わる仕事」がしたいのです。


でも、どんな「料理に関わる仕事」かは決めていません。カフェも開きたいし、プレミアムプリンの専門店とかもありだな~なんて想像することも度々です。「男のスイーツ専門店」なんてコンセプトありだなとか適当に考えています(笑)。でもいずれにせよ、これまでのビジネス経験やスキルをフルに生かして成功させたいと心に描いています。


だからこそ、いまの仕事を一生懸命取り組めるんですよね。一人お客様に選んでいただくことは、どんな業界・業種でもその根底に流れるものは同じです。普遍的なものが必ずあります。マーケティングやマーチャンダイジング、ネット戦略、人事、経営企画、財務などのこれまで経験したことは身に付けた知識・スキルは、必ず将来の夢の実現に役立つものです。私は、過去の転職では「同業種には絶対に転職しない」ことを自らに課して今に至って来ましたので痛感していることなのです。


「いまの時間を自分らしく一生懸命に生きることが、豊かな未来につながる唯一の方法」


だと信じてこれから頑張っていこうと思います。皆さんいかがですか?



【 関連バックナンバー 】


「料理の効用」

http://ameblo.jp/makof/entry-10028789708.html



皆さんこんにちは!春らしくなってきましたね。桜の時期が楽しみです。小学生のころ一人で、団地の敷地の桜の花びらを袋一杯に集めて団地の高いところから花吹雪のようにまいていたのを思い出します。とても綺麗でしたが、今思うと変わった少年だったかも…(笑)。


さて今回は「私の決意~新年度に向けて」をテーマにお話します。


私は、とあるブライダル企業の営業企画部長をしているわけですが、少子化や晩婚化、省婚化、新規参入など限られたマーケットの中で激しい競争を強いられています。現在70万組の婚姻人口が毎年25千組減っていくと言われていますので経営環境は厳しい業界です。


昨今の挙式世代は、インターネットやモバイルは生活の一部であり、ブログ・SNSも当たり前のように使い、コミュニティーやカルチャーの形成に大きな変化をもたらしています。


そのような中において、いつの時代も挙式世代から信頼されて成長を遂げるのは並大抵のことではできません。

私の会社も、沢山のお客様にご来店して頂き、一組でも多くご成約頂くために、様々な改善・改革の手を打っていますが、すぐに成果となって現れるものは決して多くありません。これまでの仕事のやり方をすべて作り変えるなければならないことは頭では分かっていても、具体的な成果となって最前線のスタッフ一人ひとりまで浸透するのは、どうしても時間が必要です。


団塊ジュニア世代の婚姻ピークとなった2001年は年80万組ありました。それまでブライダルマーケットは拡大していたわけですから拠点と人員を増やして積極的な攻めの姿勢で取り組むことが経営戦略のポイントでした。しかし、前述どおりマーケットは縮小傾向にありながら、新しい挙式スタイルを提案して新規参入も相次ぎ、挙式世代は、インターネットで何でも情報を入手し、交換し合い、たくさんの選択肢から自分の意志で物事を判断できるようになりました。


大袈裟ではなく、ここ数年でまったく環境が変わり「新たな創業を求められている」といっても過言ではないのです。過去の成功体験やビジネスモデルは今や幻です。


会社には、たくさんの資産があります。店舗・システム・ノウハウそして人材…。しかし、これの資産は時代とともに変わらなければ負債となってしまいます。このパラダイムシフトが起きている時代にあって、資産が負債になる前に新たなビジネスモデルを構築しなければなりません。


今の会社に転職して感じることは「社員一人ひとりは真面目でやさしく純粋な人ばかり」ということです。結婚をプロデュースする会社に自ら入社する人は、きっと元来そういう人なんだと思います。このスタッフ一人ひとりのポテンシャルを引き出して力を結集すれば、きっとこれまで以上にお客様から支持いただける会社になるだと信じています。


いままでの仕事のやり方、ルール、仕組みを変えるのは大変困難なことです。それは、慣れてきたこと、当たり前だと思ってきたこと、信じてきたことを、一人ひとりの考え方・姿勢のレベルまで変えることを意味するからです。


たがらこそ「変革こそがスタッフ、お客様が喜ばれる唯一の方法」と確信して方向性を示す強いリーダーシップがなければなりません。


私も営業企画部長という職責の中で、様々な変革の手を打ってきましたが、まだまだ不十分です。広告宣伝の集中化、WEB・モバイル戦略の拡充、コンタクトセンターの設置、店舗売場力の改善等…を部下とともに推進してきましたが、反響数や来店数を何とか増やしても、最後の成約のまでリーチが至らなかったと自ら反省しているところです。


しかし、改善・改革を通して、様々な課題がリアルに顕在化してきたことで、いよいよポジティブになってきました。それは、新しい時代への変革に必要なことが目に見えてきたことは、逆にあとはこの課題解決に向けて一つ一つ粘り強く諦めずに取り組むだけと腹が決まるからです。もう余計な期待を抱く必要がなく、地に足がつきました。一層リーダーシップを発揮していきます。


この会社で改善・改革に真ん中で関われることは人生にとっても学びの多い貴重な経験となっています。理想を持ち志しを忘れず、愛するスタッフと共にこの困難を必ず乗り切っていく決意です。きっと、いい会社になりますよ。


いい会社にすることができたら、次の人生の目標にあらなた旅立ちをしたいと思います。




昨日は休日出勤して、思いっきり書類整理をしました。いずれ見るかもしれないと閉まっておいた書類を全て見直してバッサリ処分。一心不乱に整理をしてのを見ていた部下から「部長、身辺整理ですか?」なんて突っ込まれたり…すっきりしました(笑)。


今回は「冷静な頭と温かい心」をテーマにお話いたします。


今日、何気なく日経ビジネスのバックナンバー(07.10.8号)を開いて巻頭の「有訓無訓」で松下経理大学の川上さんの話が出ていました。川上さんは前松下電器産業副社長兼CFO(最高財務責任者)で中村会長が牽引した経営改革を財務・経理面で支えた方です。


その川上さんは、経理の仕事の要諦として「クリーンハンド、クールヘッド、ウォームハート」の3つをあげられていました。そして「冷静な頭と他人の立場が分かる温かい心」で難事を易しく伝えることが経理の要との話に大変共感いたしました。


これは、経理だけではなく、私の仕事である企画はもちろん全ての仕事に通じることではないでしょうか。私も以前のエッセー「相手の心の中に自分の眼を置いて考える」 でも書きましたが、常日頃「いかに相手の心の機微を理解して行動できるか」が実りある仕事ために大切だと思っています。


企画の分野で仕事をしていると「何か自分が仕事ができる人間だと勘違いしている」と感じる人に出会います。綺麗な企画書、流暢な説明、専門用語の数々…でも、それだけでは相手の心には響きません。


説明する相手方、そしてその企画によって影響を受ける人たちの心を感じながら、「伝わる企画書」「感じる企画書」を作らなければいけません。専門用語を使う場合は、まず必ず分かりやすい注釈を入れて使うとか、説明は平易で本質を捉えた言葉を使う、言葉の羅列ではなく表現(絵やグラフ)で伝える…など相手の立場で考えると自然に工夫が生まれるものです。「企画は実現してこそ企画」であり、そこにこそ価値があるからです。


また、部下や周囲の人と接するときも「冷静な頭と他人の立場が分かる温かい心」はとても必要なことです。


部下が仕事のミスをしたとき、ただ表面的な事象だけを捉えて指導しても意味がありません。なぜ、彼女(彼)は、あのようなミスをしたのかという原因と、その原因を起こした心の状態まで理解しようと努めることで、投げかける言葉も変わるからです。そしてその言葉で相手は気づき、成長してくれるはずです。


もちろん、いつも相手の心がわかるはずもありません。分かると思っていたら逆に傲慢だと思います。最も大切なことは「心の機微を分かろうとすること」なのではないでしょうか。そういう普段から「相手のために」という姿勢を持つことが、人間性を高めていくのだと信じています。


皆さんいかがですか?




【 関連バックナンバー 】


「相手の心の中に自分の眼を置いて考える」

http://ameblo.jp/makof/entry-10025516621.html


「企画力には責任がともなう」

http://ameblo.jp/makof/entry-10032261120.html



少し前回から時間が空いてしまいました~。とても大切な提案書を急遽仕上げなければならなくなり数日間集中していました。周囲の人には頼れない提案書の作成だっただけに、プレッシャーもありましたが納期を大幅に前倒しして完成したので良かったです(ホッ)。いつ重要な案件が重なって入ってくるかわからないし、自分の体調を崩すようなことがあったらと迷惑がかかるので、自然に期限の前倒しがクセになっているんです。


さて、今日のテーマは「日々の改善の大切さ」です。先日、楽天の三木谷社長「成功のコンセプト」という本を読んでいたら改善の大切について興味深いことが書いてありました。


「毎日1%ずつでも改善をし続けることによって1年後には、最大1.01の365乗の結果が得られる。」


皆さん1.01の365乗っていくらになると思いますか?


5くらいでしょうか、10くらいでしょうか…いいえ、なんと「37.78」になります。

はじめが1とすると約38倍になるんです。


夢を理想に変え、理想を目標にして仕事をすることが大切ではありますが、その目標達成において基本になるのが「日々の改善の積み重ね」なんですね。人間は打算的なところがあって、ついつい努力以上の成果を期待してしまいますが、ちょっとしたことでも積み重ねていくことを忘れてはならないと改めて痛感しました。


しかし、1.01が1年後に単純に37.78にはならないんですよね。例えば、新しい商品を企画したら、逆に売りづらくなっていたり、業務フローを変えたら逆に仕事が増えたり…そんな簡単には365乗にはならないものです。


社内から理解を得られないことや、効果が出ることはわかっていても予算が続かなかったり、良かれと思っても途中で諦めたくなることが常に発生します。


したがって、何かの改善をするときには、可能な限り全体を俯瞰して「世界観を広げて考える」ことです。そしてステップの設定が大事です。一見矛盾することや停滞に見えることでも、あらかじめ改善に向けての必要なステップであれば、あわてず進むことができます。


可能な限り、1.01の365乗が「37.78」になるために、理想に実現への世界観と間断なき改善を併せ持ち行動することこそ、結果的に目標達成に向けての近道になると思っています。


明日からも一歩一歩前に進んでいきます。


皆さんいかがですか?




皆さんこんばんは!今日は、休日出勤で溜まった書類を整理して、いっきに仕事を片付けました。とてもスッキリしました。帰りは、雪景色で心が和みました。夏より冬が好きな1月生まれの男です(笑)。


さて、今回のテーマは「笑顔の効用」です。

先日、テレビ番組を見ていたら脳科学者の茂木健一郎さんが「笑顔でいるときは、脳はいくつものことを考えられる状態で、逆に怒っているときは、一つのことしか考えられない状態」ということをコメントされていました。それを聞いて、とても納得してしまいました。

僕も、仕事でもプライベートでも「笑顔」を大切にしています。意識的に…。

なぜかと言えば「物事の視野、世界観が広がる」からなんです。

誰しも「自分の知らない、気づいていない自分の力」が必ずあります。

その力を発揮するのが、「笑顔」です。


「笑顔」は、<心の握手>ですので、相手に心を開いてもらうためにとても大切なものです。私たちは、心を開いてくれた相手から様々な気づきをもらい、多くのことを学ぶことができるのです。また何よりも、相手の「笑顔」で自分の心も開放されます。


そこから自分の想像以上に価値が生み出されていくものです。

過去の経験や実績だけでは生き残れない今日では、間断の無い創造が求められます。時代を少しでも先取りして、新たな価値を創造し続けることが成功につながります。

創造力を発揮するためには、子供のような自由奔放な心が必要であることは心理学でも言われています。

だからこそ「笑顔」が大切なのです。多くのことを同時に考えながら、最適な思索をするために、意識的に「笑顔」を作り、陽気なマインドにすると、頭の中の世界観をどんどん広げていけます。

また「笑顔」は心のバロメーターです。自分が人に対して「笑顔」を出せていないときには、視野が狭く、ネガティブになっているときが多いものです。


たがらこそ、これからも「笑顔の効用」を信じて、スマイル!スマイル!で毎日を生きていきたいと思います。


皆さんいかがですか?





今日は、風邪引きのため年数回しかない定時帰りしちゃいました。風邪には気をつけよう!とメンバーに言っている本人が風邪引きです。鼻水が止まらず自らを「鼻水王子」と名づけました(笑)。皆さんも風邪には気をつけましょうね。風邪予防には「緑茶」が良いらしいですよ。


さて、今回のテーマは、日ごろから私がリーダーの理想として目標にしている 「リーダーは名指揮者たれ」 をテーマにお話します。


日本型雇用システム(終身雇用・年功序列)の崩壊が言われて久しく、価値観の多様化やネット社会の到来、少子化から人口減少社会への移行など…。これまで日本が経験したことのない時代が来ています。


私が仕事をしているブライダル業界は、その影響が最も強く受ける業界と言っても過言ではありません。立ち止まることが後退につながる厳しい時代です。


そんな中、企画部門を率いる私の仕事は何かと言えば「スタッフのポテンシャル(潜在力能力)を引き出すこと」に他なりません。


私は、スタッフには 「抜く」 ことを求めます。


「考え抜く」 「悩み抜く」 「迷い抜く」 … 「抜く」 ことが 「確信」 に近づく唯一の手段だからです。


「確信」は「軸」となります。「軸」は、絶えず振り返りを生みます。

うまくいった時はもちろん、思い通りならなかった時こそ、さらなる改善が出来るようになります。


その経験は「自信」になります。


この「抜く」ことを求めるのが「ポテンシャル(潜在力能力)を引き出すこと」 なのです。


僕は、けっしてスタッフ同士を比較して評価しません。

その人が、「抜いた」結果として「自身の心の壁に挑戦したか」 が大切です。


人それぞれ100人100様の個性があります。頭の回転がいいから人材ではありません。説明がうまいから人材ではありません。自分の個性を出し切って活かし切って、頑張る人が人材です。宝です。


だからこそ、私はリーダーの理想的姿を 「名指揮者たれ」 としています。


この時代を勝ち抜く答えを、リーダーが全て知るはずもありません。何かの縁があって集まったメンバーのポテンシャルを出し切って力を結集して答えを導き出し、すばやく行動を起こすしかありません。


メンバー一人ひとりが、トランペットやピアノ、チェロ、フルート、タンバリン等、それぞれの音色を持ちます。これが「個性」です。その音色が本当に幸せを運ぶ音色になるように、そして、それぞれの音色がピッタリと調和し、一つの曲として聴く人を幸せにすることが「名指揮者」であり、リーダーの役割だと思っています。


私は、どこまでも 「リーダーは名指揮者たれ」 を目標にこれからも頑張っていきたいと決意しています。


皆さんいかがですか?





今年の冬は、昨年の暖冬と違いって冬らしい冬で寒い日が続きますね。暖冬のときは、「この暖かさは異常だよ。もっと寒くなきゃ。」なんて言っていましたが、今年はついつい「はやく暖かい日がこないかな~。」と思ってしまうのが人のエゴですね(笑)。でも僕は、雪景色が大好きです。すべてを覆い尽くして真っ白してしまう美しさが心に響きます(それどころではではない雪国の皆様ごめんなさい)。


さて、今回は 「言葉でわかること」 をテーマにお話します。


会社では、仕事柄いろいろの打ち合わせや会議に出席します。人数は、僕と二人のときもあれば20人を超えるものもあります。そんなとき感じることがあります。それは「言葉でその人の心や体の状態や考え方がわかる」ということです。


でも、ここで勘違いしてはいけないのは、流暢に話すということが正しいという意味ではありません。表層的なものではなく、言葉の深層に隠されたものこそ本質なのです。何気ない「言葉」から本質を感じることのできる人でいたいものです。そこで以下の通り、「言葉」からわかることをいくつかあげてみました。


その人の「言葉」から、


①その人の「思慮深さ」がわかります。


打ち合わせをしているとき、人の意見に意図も簡単に主張を変えて、安易に同調したり、大多数の流れに迎合したりうまく丸め込もうとする人はいませんか。深慮深い人の言葉には「芯」があります


②その人の「熱意」がわかります。


声の大きさではなく、発した言葉が温度計で測れるのなら高温だろうと思わせるパワーを感じる時ってありますよね。逆に、言葉で「頑張ります」といっても何か勢いを感じない場合には熱意が不足しています。


③その人の「心根」がわかります。


言葉の端々に絶えず人や環境のせいにしていたり、明らかに嘘を付いているって分かるのに言い訳する人っていますね。心根が良い人は「責任転嫁しません」。


④その人の「モチベーション」がわかります。


言葉に明るさや切れが無いとき、「自分が…」という踏み込みが少ない時、心の状態が主体的か否かが伝わってきます。


⑤その人の「健康状態」がわかります。


無理に元気に見ようとしても言葉でわかります。カラ元気だったらちょっと突っ張ってみたり…。誰しも経験がありますよね。その人にはさり気ない気遣いが必要です。


⑥その人の「企画力」がわかります。


何かの企画を任せて「考え抜いた」結果であれば、その企画のロジックが粗くても少々間違っていても、方法や考え方をアドバイスしてあげると飛躍的に企画力を付けていきます。考え抜いているということは「軸が出来ている」からです。そうです。企画力は「考え抜く力」です。


⑦その人の「コンセプト力」がわかります。


心に響くことを投げかける人、当意即妙(機転を利かせて場に対応すること)に例え話が出来る人っていますね。そんな人は、多くの物事・事象から本質的ものを導き出せる力 … 「コンセプト力」がある人です。


⑧その人の「救援信号」がわかります。


その言葉から「自分に助けを求めている」ことが分かる時があります。でもその助けが「努力不足で甘えているなら、気づいていないフリをしてあえて突き放す」、逆に「本人にとって、深く悩み深刻な場合は、そっと手を差し伸べる」ということが必要です。


まだまだ「言葉からわかること」は沢山あるかと思いますが、皆さんいかがですか?




皆さんご無沙汰しております。昨年2月から始めた「企画マンのつれづれエッセー」は100話で一旦区切りを付けて休載していましたが、私の39歳の誕生日となる今日から新たにスタートいたします!これまでも多くの方に再開への励ましを頂きましたことに御礼申し上げます。


さて、早速今回のテーマですが、今回は 「成功するために最も大切なこと」 です。


昨年1月にHDDを購入して以来、毎週一週間分の録画予約しています。デジタル番組表って便利ですね(笑)。もともとビジネス系ドキュメンタリーが好きなので、「カンブリア宮殿」や「プロフェッショナル仕事の流儀」「ソロモン流」「ガイヤの夜明け」など「これは!」という番組をだいたい録画しています。


そんな番組を見ていて、多くの起業家・経営者や一流と呼ばれる職人の方々に共通することに気付きました。それは「成功するために最も大切な要件は?」という問いに対しての答えです。その答えは、


「成功するまで続ける」 


ということです。深いですね~。


この答えには「そもそも成功とは何か?」「失敗するということはどういう意味を持つか?」「成功するための姿勢とは?」という深層が隠されています。


「そもそも成功とは何か?」 … 私利私欲にまみれた理想の実現が「成功」ではないですね。きっと(笑)。自分の持てる力、才能を余すところ無く発揮することで、人と自分が共に幸福になれる仕事を理想とし、それが実現できたときこそ「成功」ではないでしょうか。


「失敗するということはどういう意味を持つか?」 … 「失敗は成功を諦めたとき使う言い訳」となり「成功から見れば失敗は前進へのチャンス」ということになります。


「成功するための姿勢とは?」 … 「自分がやると決めたからには責任を持って取り組む」ということになります。したがって「責任」の意味がとても大切です。この場合の「責任とは、身を引くという意味ではなく、泥沼にあがき苦しみながらでもやり抜くこと」だと思います。


私も愛するメンバーとともに、自分の仕事を通して自他ともに幸福になれるような仕事をするために、ちょっとした失敗があっても悠然とチャンス!と腹を決めて諦めずに進んでいきたいと思います。


「成功するためには、成功するまで続ける」ことが最も大切なのですから…。


皆さんいかがですか?