WoWS最近のアプデで本家EU鯖等で潜水艦のナーフ調整がありました。

影響について考察します。

※鯖独立したRU鯖は別の話です。

 

 

時期をずらして2段階のアプデで実施されています。

 

 

1.1段階目

ナーフについて以下公式HPご覧下さい。

潜水艦と対潜戦への変更点 | World of Warships

 

ナーフとして…

空襲爆雷射程短かったT10英戦艦サンダラの射程が延長されました。

※T9戦艦武蔵は短いまま…。

 

その他、淀、蔵王、ヴェネツィアの巡洋艦ツリーに潜水艦探知機が装備されました。

 

潜水艦にバフありました。

 

転記します。

 

『機動性・対潜戦への変更点とのバランスを取るため、全ての潜水艦の旋回半径を改善することで、攻撃を回避したり、島々の周囲を移動したり、再配置したりすることをやり易くしました。平均としては、潜水艦の旋回半径は約 20% 改善されました』

旋回範囲実に20%!もバフです。これにより後記のグルグル旋回撃ち~空襲爆雷回避がしやすくなったと考えます…。
 
 

『信号旗・潜水艦に対するこれらの変更を補完するために、次の信号旗に新しい効果を追加しました』

要は潜水艦探知機等の準備時間、潜航能力のバフです。まぁ、これはこれで、この程度ならいいのかな。
 

 

2.2段階目

以下公式HPご覧下さい。

潜水艦への変更点: パート 2 | World of Warships

 

ナーフ調整の代償として、潜水艦バフも入りました。

潜水艦の新・特別アプグレの登場。

 

別に魚雷ダメ、射程延長がありました。

転記します。

 

『技術ツリーのイギリス潜水艦について、全ての代替魚雷と音響誘導魚雷にバランス調整を加えました。代替魚雷のダメージを 15% 引き上げ、音響誘導魚雷のダメージを 5% 引き上げました』

 

『技術ツリーのドイツ潜水艦について、代替魚雷の射程を延長し、近距離戦以外でも活用できるようにしました』

 

 

2段階目ナーフ・目玉その1

いわゆる近距離からのショットガンにナーフが入りました。

以下転記します。

 

『全ての潜水艦の魚雷が、最初の数 km を航走するまでは与ダメージ量が低下するようになります。2.9 km までは与ダメージ量が僅か 10% となり、2.9 km から 3 km にかけて与ダメージ量が 100% まで徐々に増加します。このスケーリングにより、1 m の違いが大幅に異なるダメージをもたらす可能性があるというシナリオを防ぐことができます。

 

至近距離で与えることができるダメージが最小限になったことに伴い、潜水艦の代替魚雷の安全距離を短縮します (音響誘導魚雷と同様に約 400 m)。これにより、潜水艦が至近距離から雷撃を行うことによって大打撃を与えることが困難になり、同時に、潜水艦との接近戦でより安全に爆雷を使用できるようになります。

 

注意: 技術的な理由により、潜水艦の UI では、魚雷が最大ダメージに達する距離として 2.9 km と表示されます。 ただし、実際にはダメージは 2.9 km から徐々に増加し、3 km で 100% のダメージに達します。これはバグであり、今後のアップデートで修正予定です』

 

これにより、例えばT10米潜水艦ガートーが近距離からのショットガンで轟沈しまくるというプレイが難しくなりました。

別に対潜水艦でも大きな影響が有ります。

 

ショットガンナーフは非常に大きな調整です。

 

 

2段階目ナーフ・目玉その2

さらには潜水艦の一番の害悪である誘導魚雷(以下誘導ミサイルとします。)のピンガーに調整が入りました。

以下転記します。

『潜水艦がソナーピンガーを発振した際には、水面に目視可能なインジケーターが出現します。今度は方位インジケーターを改良し、潜水艦がピンガーを発振した際のおよその方位を把握できるようにしました』

後記のとおり検証してみました。

 

 

3.ピンガー波立ちの検証

ピンガーが泡立つような視覚効果で表現しています。非常に大きな調整です。本当にわかりやすくなったのでしょうか?

 

トレーニングモードで検証してみました。

モデルは今がナウの害悪T10独潜水艦U4501です。

赤い⇧がピンガー発射方向です。真正面に発射!ピンガー(((が前方に波立っています。

進行方向ナナメ前に発射!ピンガー(((がナナメに波立っています。

進行方向真横に発射!ピンガー(((が崩れて波立っています。

進行方向ナナメ後ろに発射!ピンガー)))がナナメ後ろ方向に波立っています。

進行方向真後ろに発射!ピンガー)))が艦の後ろに波立っています。

 

 

ってピンガー(((波立ちから潜水艦の位置を予測するワケですがわかりますか?

非常に分かりにくいです…汗

特に艦の真正面と真後ろ…。前進しながらピンガー発射したのか真後ろに向けてピンガーを発射したのかわかません。

さらにはナナメ前、ナナメ後ろに発射した際も艦の位置を予測するのは困難です。

これに艦をグルグル旋回させながら発射した際は、ピンガ(((に波立ちが大きく変形する感じ?ですので、おおよその潜水艦位置を予測するのがますます困難になると考えます。

で、これが、撃たれる艦からすると、不意にピンガー発射の波立ちと遠距離T10戦艦だと例えば11kmからの視認、しかも潜水艦がグルグル旋回してたら変形した波立ちですので、ますます潜水艦の偏差位置を特定して空襲爆雷~命中が非常に難しいと考えます。

 

ともかく、(((潜水艦 と、(((の後ろに潜水艦がいるという感じでしょうか?いやいや!真後ろに撃った場合、真正面なのかどうかわからんでしょ!とツッコミ必須です(怒)。

 

 

4.T10米バラオでの検証

では、実際にアタシが潜水艦に乗ってみました。

ピンガー誘導ミサイルが得意なT10米潜水艦バラオです。

後部魚雷を装備しているので、アタシ的に大変使いやすいと感じています。

鯵鯖本国艦隊のバラオ艦長は16中14スキル使用のオプティマスさんです。

艦長スキルは上記のとおりです。比較的オーソドックスな配分かな?と思うてます。

アプグレは上記のとおりです。新アプグレ装備しました。

1スロはレーダーマイノータ&潜水艦ユニカム配信者の方のオススメのアプグレです。連続して爆雷攻撃を受ける場合が多いので上記のアプグレにしています。

3スロは潜水艦探知機です。T10は敵潜水艦との交戦が激しいので、使用準備時間が短い方が有利と考え装備です。

2、5スロはダメージ軽減のために装備しました。多少なりとも生存性向上に努めます。

 

なお、画面中央の下段、旗2枚装備は必須です。潜水艦探知機等の準備時間、潜航能力が向上します。必ず装備しましょう。

 

 

アタシ的乗り方

ポイントは…

①島のない広い海域へ行く(誘導ミサイルが最大限発揮できる)。

②極力浮上したまま交戦する(バッテリー温存)。

③適切な交戦距離をキープする(接近戦はしない!)。

④グルグル旋回しながらピンガー発射!~前部誘導ミサイル発射!~ピンガー発射!~後部誘導ミサイル発射!の繰り返し、繰り返し。

 

 

上記を踏まえて実戦です。

以下動画をご覧下さい。鯵鯖でのプレイです。

検証目的ですので、あえてピンガー「今までどおり」多めに発射です。
 
アタシはピンガー多めに命中させるドクトリンを持ってます。
ピンガー連続発射~命中で敵にRを無駄に使用させる。
さらには多数命中でのプレイ士気低下を狙っています。そんなコトすりゃ、そりゃもう怒り心頭!の怒髪天!カルマ下げられまくりの大罵声ってのはあるでしょう。大丈夫、チャットオフプレイしてますので。

 

 

グルグル旋回撃ちで空襲爆雷さほど喰らっていません。

対潜水艦水中格闘戦もショットガンナーフで撃沈されずにすみました。

ん~潜水艦調整の影響ないような…。むしろバフ!?

 

 

5.T6独U69での検証

別にT6独潜水艦U69にも乗ってみました。

T6独潜水艦U69さん。

これまた後部魚雷1門のみですが、これが非常に役立ちます。

隠蔽5.6km!と駆逐艦並みに高隠蔽です。T6潜水艦最凶と考えます。

鯵鯖本国艦隊U69艦長は11中10スキル使用です。

これまたオーソドックスなスキル配分です。

4ラインは攻撃的にアドレナリンラッシュです。

装備アプグレは上記のとおりです。

2スロは新アプグレで多少なりともダメ軽減を図ります。

3スロは悩みました。新アプグレの潜水艦…でも良かったのですが、攻撃的に魚雷雷速向上としました。

 

乗り方は前記のとおりです。交戦距離をキープしてグルグル旋回誘導ミサイル発射!です。

 

実戦動画は以下をご覧下さい。鯵鯖でのプレイです。

 

今回のプレイの目的はピンガーです。

 
今回もあえてピンガーを「今までどおり」発射しました。

結果、実に51!も命中です。命中が51で、実際にはもっとピンガー発射しています。

こんだけピンガー発射~命中させても空襲爆雷による損害は微々たるものです。

やはり、ピンガー発射!~ピンガー(((波立つエフェクトはあんまし役に立ってないように思えます。

適切な交戦距離を保持してのグルグル旋回誘導ミサイル撃ちは大変有効に感じます。

結果、たったの10スキル艦長…アタシはランダム・ランク戦で潜水艦を全鯖全アカウント合計50戦も乗ってないのですが、太鼓連打!ドラムビート!の5隻撃沈クラーケンを取れました。潜水艦ナーフ調整の影響は事実上ないように思えます…。

 

 

6.暫定的結論

以上、アタシは元々近距離からのショット雷撃していなかったので、ショットガンナーフはさほど影響ありません。ピンガー発射波立ちエフェクトもグルグル旋回撃ちをすれば、空襲爆雷は「今までどおり」ほぼ!?当たらないように思えます。

 

対潜水艦戦もショットガンナーフで大助かりです。これにより、今まではT10潜水艦は対潜水艦戦ではU2501有利?とされていたのが、バラオでも十分イケるように思えます。

 

 

と、全般的に潜水艦ナーフ調整のハズが、旋回半径20%向上、信号旗装備の恩恵、新アプグレによるダメージ軽減、一部の潜水艦の魚雷威力向上、代替魚雷射程延長、ショットガンナーフで対潜水艦プレイ苦手なアタシは追い風等々…と「結果として」恩恵~バフがあったように思えますあせるいいんか?これ?

 

 

ナニハトモアレ、ショットガンナーフ、ピンガー予測位置調整は、なんもせんよかマシですので、ナーフ調整はあった→ヨカッタと考えます。ただ、予想以上に、ナーフ効果が小さい~下手するとバフ!?とも考えられるので、さらなる調整が必須と考えます。

 

 

T10最凶!?と言われた米潜水艦T10ガトーなんかも検証していきます。

今後も検証プレイを続けます。

 

 

おしまい