らぶどろっぷ【元AV嬢の私小説】

女の転落の人生から更生して幸せになるまでの道のり。

「自分の居場所」と「存在価値」を求める全ての人に。

まりもから愛の雫を・・・。  


『FLASHモバイル:らぶどろっぷ外伝』携帯サイトで毎週月曜コラム更新中  

URL: http://flash-m.jp  4月7日(月)START!(携帯からしか読めません)

あなたの身体をお金にかえる前に読んでもらいたい

アメーバブックスからインタビューを受けました

第一話から読む  

(数字を少なくなるほうにクリックしていただくと第002話、第003話と続いていきます)

★目次 


【はじめに】

ご訪問ありがとうございます♪

らぶどろっぷは私小説です。 17歳の少女が家出をすることからはじまる物語、 私の半生を綴っています。 記憶を頼りに書いているので、多少の誤差はありそうですが、ノンフィクションといっても差し支えはないと思います。 本文には援助交際やドラッグについての記述が含まれていますが、決してそれらを助長、推奨するつもりはないことをご理解ください。 経験者の言葉の重みを信じて、少しでも抑止力になれば、という気持ちで書いています。不愉快だと感じらる方もいるでしょうが、物語の最後まで見守って頂けるとうれしく思います。


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第345話

こんちは! 

3ヶ月近くも放置してたもんで、きっと見放されてしまっただろうなぁ~と思っていたんだけど

なんと! 温かいコメントをたくさん頂きまして… 感激しました。

というか、目が覚めたかんじ。 自分のするべきこと、ちゃんとやろーと。

とりあえず、らぶどろっぷ書くぜー! まじで! ありがとね。


では 今までと文体はガラっと変わってしまいますが

その後のらぶどろっぷ を 書いていこーと思います!


ずいぶん久しぶりなので、ここまでのあらすじも書いておきますね。


大ファンだった芸能人のレンと店で出会い、仲良くなって胸キュンな私。

次第に俊ちゃんとは心が通わなくなり、喧嘩別れの後、なぜか俊ちゃんは電撃結婚。

打ちのめされた私は、過食症になり、デブって指名が減り、悪循環スパイラルから抜け出せず

短絡的に覚醒剤をすれば痩せるだろう!と売人に連絡を取ったのでした。


七夕の頃、発狂して仙台から東京に逃げ帰り

精神病院に1ヶ月入院して、覚醒剤をやめてから1年半程たっていました。


仙台駅で「殺されるー!!!」と叫びながら、3人の駅員に羽交い絞めにされて

保護室に連れていかれた、あの屈辱的な思い出は今思い出しても鬱になる。


その間、とくに覚醒剤をやりたい、と思ったことはなかったように思う。

あれほどまでに恐ろしい体験をしたというのもあったけれど、俊ちゃんと新しいスタートを切り

ホステスの仕事もかなり充実していたので『覚醒剤』のことはすっかり忘れてたのかな。


過食症は、とてもつらかった。 自分の意思では食べることをやめられなかった。

過食症とドラッグ依存の症状は驚くほど酷似していると思う。


本当に、どちらも自分の意思ではコントロールできないものだから。

普通の人から見たら、ただの甘えで意志薄弱なだけと思われるかもしれないけど

依存っていうのは心の病気だから治療が必要なのだ、と経験者の私は実感している。


さてさて、キャバクラに勤めていて、デブったら一貫の終わりだ。

とくに私は、若く綺麗で男を魅了することだけが自分にとって唯一無二のアイデンティティだったわけで

豚になって醜くなり、NO1じゃないマリモでは生きてる価値なんてない! 死んだ方がましだ。

魂の片割れだった俊ちゃんを失い、他の一切合財も総崩れ。


人は脆い。 あっというまに壊れる。


さて、覚醒剤に再び手を出した私。

効果はばっちり。 あっというまに痩せた。 食欲なんて全然なくなった。

食べる代わりにスピードを吸う。 ひたすら吸う。 吸いまくる。


痩せたらやめようと固く固く誓ってはじめたはずが

そんな誓いは頭の片隅にもなくなり、常用するようになった。


覚醒剤を吸ってマスターベーションする。

これは最強の現実逃避だし、より覚醒剤に依存していく落とし穴だと思う。

どんどん狂っていくよ。


で、前の時は、妄想や幻覚症状が出るまでに半年くらいはかかったと思うんだけど

覚醒剤には逆耐性というのがあって、量をどんどん多くしないと効き目がなくなっていくのに対し

陰性反応の不安や焦燥、幻覚や妄想、強迫観念などは、ほんのちょっとの量でも再燃してしまうのだ!


これが覚醒剤の怖さのひとつでもある。

ちょっとの量でフラッシュバックしてしまうんだもの。


私はすぐに前と同じく、精神分裂病状態になった。


前の時に「あれは幻覚、妄想だったんだ」と納得したのだから、もう同じ事にはならないと

理屈ではわかりそうなものなのに、そうじゃないのだ。


あきらかに壁や天井から音がする!隣や階下からの怪しげで悪意に満ちた音が私を脅かす。

部屋の窓から外をのぞけば、黒尽くめの男が電柱の裏でこちらを見張っている。


あたしは、あいもかわらず部屋を破壊しはじめた。 どこだ! カメラはどこだっ!!!

冗談みたいな話だけど、本当のこと。


しかも前に部屋を破壊した時は

俊ちゃんのワンルームマンションだったから修理代は80万程度ですんだけれど

この時私の住んでた部屋は3LDKである。 のちのち大変な額を請求されることになった。。。


前回にも増して、とんでもない妄想が繰り広げられながら

私は奇想天外な異常行動を取りつつ、危機的な状況に陥っていく。


続きはまた。

雑な文章だけど、こんなかんじなら続きを書いていけそうなので、また覗きにきてね^^


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