11月2日をもって、僕はGYROホールディングス代表取締役及びその子会社の役員すべてを辞任しました。

GYROに資本を入れてもらえる先が見つかったので資本を入れてもらうという決断をしました。

政府とマスコミによるコロナ人災がもたらされてもうすぐ2年になります。この約2年で甚大な被害を被りました。売上はほぼゼロ。それでも給与も家賃を支払わないといけない。銀行からの返済も支払わないといけない。しかし支払うべきものはこれまで遅延なく支払ってきました。借金も100億円を超えました。

会社が潰れそうだと思った時期も何度もありました。お店の営業が出来ない時期は協力金と雇用調整助成金でなんとか会社の命を繋いでいる状況でした。11月になり、協力金が出なくなり売上が戻らなかったら会社が潰れ、会社が潰れたら働いている仲間やその家族、取引している業者様やその家族、下手したら関わるみんなを露頭に迷わせる可能性があるなと。

銀行の返済をストップしたとしても、外食が悪い、自粛をしろという意味の分からない世論のムードに流され、客数が戻らなくなり、売上が戻らなかったらそれこそ会社がまた危機的状況に陥るなと。それだけは絶対に避けないといけないと思い今回の決断に至りました。

銀行の返済をストップするということは、ボーナスも出せない、給与も上げられない、新規で出店が出来ない。そういう期間が今後2年は最低でも続きます。つまり生きながらえながら死んでいるという状態に陥ります。そんな状態に陥るのは僕は耐えられないです。人生は有限だから。ボーナスだって出したいし、給与だってもっと上げたい、お店をたくさん出して、会社を成長させていき、自分たちが生み出したサービスで世の中をもっと豊かに楽しくしていきたい。けれど今回のコロナ人災でそれが出来なくなってしまいました。事実として負けました。なので、負けを受け入れ、また再出発していこうと決断しました。

さて、僕はというと、GYROからBEXBURGERの権利をスピンアウトさせBEXBURGER株式会社を設立し、その会社の代表として再スタートを切ることに決めました。この会社を必ず上場させ、日本で1000店舗、世界で10000店舗を目標と掲げ、頑張っていきます。今後はBEXBURGERにフルベットしようと思います。自分の人生の哲学として負けっぱなしは死んでも嫌なので、食での負けは必ず食で取り返したいと思います。

譲り受けるのは権利のみなので、お店も0店舗になりますが（笑）、変わらぬ付き合いをしていただければ幸いです。これからもよろしくお願いします！

僕のGYROでの戦いはこれでおしまい。

心機一転、執念もってこれからの人生も価値あるサービスを世の中に提供出来るように日々精進していきます。

アドレス変更しました。

maro@bexburger.com