約3年ぶりの湘南電車
昨日から房総各線にて湘南色を纏った113系が運用を開始しました。一昨年のちばDC以降、イベント列車の運行を積極的にやるようになってきた感のあるJR千葉支社ですが、今度は113系湘南色を復活させるという企画に打って出ました。
→懐かしの国鉄カラーを復活させます~113系湘南色車両、久留里線国鉄色車両が運転開始~
(JR東日本千葉支社)
今回、湘南色に塗装変更されたのはマリ117編成。この編成は約3年前まで湘南色を纏って東海道線で活躍していたようで、東海道線から撤退した後はマリに転属、スカ色に塗装変更され房総各線で運用しておりましたが、この度、約3年の時を経て再びオレンジとグリーンの湘南色を纏うこととなりました。
当方は本日、この113系湘南色を撮影してまいりました。そのうちの何枚かをご紹介したいと思います。
蘇我駅で復活した湘南色とご対面。茂原発千葉行。
千葉駅5番線到着後。連結作業を行い8両編成となって折り返し外房線経由安房鴨川行となりました。
スカ色と湘南色の並び。
発車シーンをディジカメのムーヴィー機能にて撮影してみました。
湘南色で運行する旨をお知らせする掲示。行先表示と列番が消されていました(笑)。
スカ色の113系もついでに撮影しました(笑)。
横須賀・総武快速線や東海道線からは撤退したものの、房総ローカルでは未だに主力として活躍中の113系ですが、今秋以降、とうとう京浜東北・根岸線からやってくる209系車両との置き換えが始まるようです。房総で見られる113系の勇士もあと数年ということで、今からコツコツと113系の撮影に勤しもうと改めて思った次第です。
来週は久留里線キハ30の国鉄色復活が控えていたり、その他、113系や京葉線201系や253系N'EXがそれぞれ見納めのカウントダウンが始まっていたり、これからしばらくの間は撮り鉄で賑わう千葉になりそうです(笑)。
さようなら「富士・はやぶさ号」
残念ながら寝台特急「富士・はやぶさ号」が、日付変わって本日行われるJRダイヤ改正を以って引退となります。これで東京駅を発着する“ブルートレイン”は無くなってしまうことになります。
当方はこれまで一度もブルートレインに乗ったことが無く、“いつかは乗ってみたい”という夢を常に抱いているのですが、そう思っている間にあれよあれよと次々に寝台特急が廃止されてしまい、とうとう東京駅発着のブルートレインは姿を消してしまいました。
「富士・はやぶさ号」の引退が大きくクローズアップされているその陰で、快速「ムーンライトながら号」と、新宿発着の快速「ムーンライトえちご号」も定期運行を終え、本日のダイヤ改正からは臨時列車化されます。
新幹線や飛行機による高速化と、格安の高速バスやビジネスホテルの普及により、夜行列車が次々と廃止・縮小されていくのは残念でなりません。日本国内から夜行列車が姿を消してしまわぬよう願いたいものですが、時代の流れからしてその時がやってくるのも時間の問題かもしれません。
先日、「富士・はやぶさ号」の撮り納めをしに東京駅まで行きましたが、その時に撮影した写真の中から何枚かをうpして、当方の生存表明を兼ねた記事の更新とさせていただきます。また、昨年4月に大垣駅にて撮影した「ムーンライトながら号」の写真も併せてうpしたいと思います。こちらは今後、373系に代わって189系での運行になるものと思われます。
富士・はやぶさ号、長い間お疲れさまでした。
残念ながら寝台特急「富士・はやぶさ号」が、日付変わって本日行われるJRダイヤ改正を以って引退となります。これで東京駅を発着する“ブルートレイン”は無くなってしまうことになります。
当方はこれまで一度もブルートレインに乗ったことが無く、“いつかは乗ってみたい”という夢を常に抱いているのですが、そう思っている間にあれよあれよと次々に寝台特急が廃止されてしまい、とうとう東京駅発着のブルートレインは姿を消してしまいました。
「富士・はやぶさ号」の引退が大きくクローズアップされているその陰で、快速「ムーンライトながら号」と、新宿発着の快速「ムーンライトえちご号」も定期運行を終え、本日のダイヤ改正からは臨時列車化されます。
新幹線や飛行機による高速化と、格安の高速バスやビジネスホテルの普及により、夜行列車が次々と廃止・縮小されていくのは残念でなりません。日本国内から夜行列車が姿を消してしまわぬよう願いたいものですが、時代の流れからしてその時がやってくるのも時間の問題かもしれません。
先日、「富士・はやぶさ号」の撮り納めをしに東京駅まで行きましたが、その時に撮影した写真の中から何枚かをうpして、当方の生存表明を兼ねた記事の更新とさせていただきます。また、昨年4月に大垣駅にて撮影した「ムーンライトながら号」の写真も併せてうpしたいと思います。こちらは今後、373系に代わって189系での運行になるものと思われます。
富士・はやぶさ号、長い間お疲れさまでした。
C57-180
JR東日本千葉支社では2月13~15日の3日間、「おいでよ房総 春!さきどり」のキャンペーンの一環として、京葉線千葉みなと駅⇔内房線木更津駅間で「快速DL春さきどり号」「快速SL春さきどり号」が運行されました。
当方は去る2月13日にC57-180の激写ングを、姉ヶ崎→蘇我→千葉みなと→五井→姉ヶ崎の各駅にて行い、先日は「快速DL春さきどり号」の撮影レポ (姉ヶ崎→蘇我→千葉みなと)を執筆しましたが、今回は「快速SL春さきどり号」の撮影レポ(千葉みなと→五井→姉ヶ崎)を紹介したいと思います。
「快速SL春さきどり号」出発セレモニー
木更津→千葉みなと間を運行した「快速DL春さきどり号」は千葉みなと駅2番線に入線、今度はC57が先頭になって折り返し「快速SL春さきどり号」として千葉みなと→木更津間を運行します。この日は運行初日ということで出発セレモニーが同駅1・2番線ホーム(蘇我方先端付近)で行われました。
セレモニーが行われていた箇所は関係者以外立ち入ることが出来ませんでしたので、離れたところからその模様を眺めていました。そして「快速SL春さきどり号」が出発する12時48分、くす玉が割れると同時に機関士が長い長い汽笛を鳴らして、C57は出発進行となりました。
くす玉が割れるシーンからC57が動き出すところでまで、手持ちのディジカメの動画機能を使用して撮影してみましたが、当方が撮影している前にものの見事に他人が割り込んできたために、残念ながら満足のいく動画とはなりませんでした。
快速春さきどり3号(千葉みなと→蘇我→五井→姉ヶ崎→木更津)
当方は千葉みなと駅でC57を見送った後、後発の臨時列車「快速春さきどり3号」に乗って五井駅を目指すことにしました。この列車は先発したC57を蘇我駅で追い抜くので、五井・姉ヶ崎・木更津にはSLより先に到着します。よってSLの撮影や見学を思う存分出来るわけです。
ちなみに、この列車は水戸支社485系の特急車両が運用に就いていましたが、快速列車扱いのために普通乗車券のみで乗車出来、貧乏なために普段特急列車に乗ることが出来ない当方はここぞとばかりに乗車いたしました(笑)。
C57が千葉みなと駅を出発した数分後に入れ替わるかたちで2番線ホームに入線、折り返し13時4分に木更津へ向けて出発しました。
次の停車駅・蘇我を出発したところで同駅1番線横の線路に停車中だったC57を、車中からまたしてもディジカメの動画機能を使って撮ってみましたが、結果はイマイチ…。
快速SL春さきどり号(千葉みなと→五井→姉ヶ崎→木更津)
「快速春さきどり3号」で先回りした当方は五井駅でSLの到着を待ちますが、八幡宿~五井間の踏切で人の立ち入りがあり、安全確認を行ったためにおよそ10分遅れてSLが到着となりました。一昨年、D51が千葉→木更津間を運行した時にもこのような妨害をする馬鹿が多数居ましたが、残念ながら今回も発生してしまいました。
五井駅ではJRホームと隣接して小湊鉄道ホームがありますが、そちらにもキャメラを抱えた人たちが多数居ました。また、小湊鉄道の社員もその中に混じってSLを見学していました。
五井駅ではC57と小湊鉄道キハ200形車両が並ぶ瞬間を是が非でも撮りたい!と思い、わざわざ下車してまで撮影に挑戦しましたが、人が多くて苦労したものの何とかC57とキハ200形の2ショットを押さえることが出来ました。もちろん、小湊鉄道の車両基地に停留中のキハ200形たちもついでに撮っておきます(笑)。
この後、当方は後続の普通列車に乗って姉ヶ崎駅へ向かうことにしましたが、安全確認を行ったことで遅延が発生したSLがすぐ直前を走っているためにノロノロ運転。五井→姉ヶ崎間はずっと45km/h以下の注意信号だったと思います。
車中から沿線を眺めていると、SLの撮影や見学をしている人たちがとにかく多かったのが印象的でした。平日にも関わらず鉄ヲタはもちろんのこと、沢山の沿線住民たちも線路沿いに立っていたり、沿線付近にある幼稚園の園児たちや小学校の子どもたちも授業を中断してまでSLの通過を見ていたようです。普段、鉄道に見向きもしない人たちをも惹き付けてしまうSLの魔力は偉大であることを改めて痛感した次第です。
すでにひと通り撮影を済ましてしまった当方は、姉ヶ崎駅ではSLの見学をするのみといたしました。同駅でSLは約45分の停車時間が設けられていましたが、五井出発時点で10分ほど遅れていたので、実際に停車していたのは30~35分くらいだったと思います。
その間、木更津→千葉みなと間の「快速DL春さきどり号」を牽引していたDE10形が単行で回送列車として下ってきたのでパシャっと1枚。当方は人混みを避けて反対側の3・4番線ホームに居ましたが、SLが停まっている1・2番線ホームは写真でもわかるように人だかり。
そして、さらにしばらくしていると先ほど千葉みなと→木更津間を「快速春さきどり3号」として運行した485系が回送列車で木更津から上ってきました。約5~6分停車している間に、2番線ホームに113系とE217系が立て続けに入線してきたので、横並びになる瞬間を見計らって撮影をしました。
そうこうしているうちに1番線に停車中の「快速SL春さきどり号」の発車時刻となり1・2番線ホームへ移動。定刻よりも2~3分ほど遅れて、機関士がまたしても長い長い汽笛を鳴らして木更津へ向けて出発進行となりました。そして、当方もC57-180の撮影ならびに見学をこれにて終了といたしました。
2007年のちばデスティネーションキャンペーンから3年連続でSLが房総を走りましたが、いろいろと先行きが不安な昨今において“夢と希望を乗せた”SLを今後も定期的に運行させて欲しいものです。
JR東日本千葉支社では2月13~15日の3日間、「おいでよ房総 春!さきどり」のキャンペーンの一環として、京葉線千葉みなと駅⇔内房線木更津駅間で「快速DL春さきどり号」「快速SL春さきどり号」が運行されました。
当方は去る2月13日にC57-180の激写ングを、姉ヶ崎→蘇我→千葉みなと→五井→姉ヶ崎の各駅にて行い、先日は「快速DL春さきどり号」の撮影レポ (姉ヶ崎→蘇我→千葉みなと)を執筆しましたが、今回は「快速SL春さきどり号」の撮影レポ(千葉みなと→五井→姉ヶ崎)を紹介したいと思います。
「快速SL春さきどり号」出発セレモニー
木更津→千葉みなと間を運行した「快速DL春さきどり号」は千葉みなと駅2番線に入線、今度はC57が先頭になって折り返し「快速SL春さきどり号」として千葉みなと→木更津間を運行します。この日は運行初日ということで出発セレモニーが同駅1・2番線ホーム(蘇我方先端付近)で行われました。
セレモニーが行われていた箇所は関係者以外立ち入ることが出来ませんでしたので、離れたところからその模様を眺めていました。そして「快速SL春さきどり号」が出発する12時48分、くす玉が割れると同時に機関士が長い長い汽笛を鳴らして、C57は出発進行となりました。
くす玉が割れるシーンからC57が動き出すところでまで、手持ちのディジカメの動画機能を使用して撮影してみましたが、当方が撮影している前にものの見事に他人が割り込んできたために、残念ながら満足のいく動画とはなりませんでした。
快速春さきどり3号(千葉みなと→蘇我→五井→姉ヶ崎→木更津)
当方は千葉みなと駅でC57を見送った後、後発の臨時列車「快速春さきどり3号」に乗って五井駅を目指すことにしました。この列車は先発したC57を蘇我駅で追い抜くので、五井・姉ヶ崎・木更津にはSLより先に到着します。よってSLの撮影や見学を思う存分出来るわけです。
ちなみに、この列車は水戸支社485系の特急車両が運用に就いていましたが、快速列車扱いのために普通乗車券のみで乗車出来、貧乏なために普段特急列車に乗ることが出来ない当方はここぞとばかりに乗車いたしました(笑)。
C57が千葉みなと駅を出発した数分後に入れ替わるかたちで2番線ホームに入線、折り返し13時4分に木更津へ向けて出発しました。
次の停車駅・蘇我を出発したところで同駅1番線横の線路に停車中だったC57を、車中からまたしてもディジカメの動画機能を使って撮ってみましたが、結果はイマイチ…。
快速SL春さきどり号(千葉みなと→五井→姉ヶ崎→木更津)
「快速春さきどり3号」で先回りした当方は五井駅でSLの到着を待ちますが、八幡宿~五井間の踏切で人の立ち入りがあり、安全確認を行ったためにおよそ10分遅れてSLが到着となりました。一昨年、D51が千葉→木更津間を運行した時にもこのような妨害をする馬鹿が多数居ましたが、残念ながら今回も発生してしまいました。
五井駅ではJRホームと隣接して小湊鉄道ホームがありますが、そちらにもキャメラを抱えた人たちが多数居ました。また、小湊鉄道の社員もその中に混じってSLを見学していました。
五井駅ではC57と小湊鉄道キハ200形車両が並ぶ瞬間を是が非でも撮りたい!と思い、わざわざ下車してまで撮影に挑戦しましたが、人が多くて苦労したものの何とかC57とキハ200形の2ショットを押さえることが出来ました。もちろん、小湊鉄道の車両基地に停留中のキハ200形たちもついでに撮っておきます(笑)。
この後、当方は後続の普通列車に乗って姉ヶ崎駅へ向かうことにしましたが、安全確認を行ったことで遅延が発生したSLがすぐ直前を走っているためにノロノロ運転。五井→姉ヶ崎間はずっと45km/h以下の注意信号だったと思います。
車中から沿線を眺めていると、SLの撮影や見学をしている人たちがとにかく多かったのが印象的でした。平日にも関わらず鉄ヲタはもちろんのこと、沢山の沿線住民たちも線路沿いに立っていたり、沿線付近にある幼稚園の園児たちや小学校の子どもたちも授業を中断してまでSLの通過を見ていたようです。普段、鉄道に見向きもしない人たちをも惹き付けてしまうSLの魔力は偉大であることを改めて痛感した次第です。
すでにひと通り撮影を済ましてしまった当方は、姉ヶ崎駅ではSLの見学をするのみといたしました。同駅でSLは約45分の停車時間が設けられていましたが、五井出発時点で10分ほど遅れていたので、実際に停車していたのは30~35分くらいだったと思います。
その間、木更津→千葉みなと間の「快速DL春さきどり号」を牽引していたDE10形が単行で回送列車として下ってきたのでパシャっと1枚。当方は人混みを避けて反対側の3・4番線ホームに居ましたが、SLが停まっている1・2番線ホームは写真でもわかるように人だかり。
そして、さらにしばらくしていると先ほど千葉みなと→木更津間を「快速春さきどり3号」として運行した485系が回送列車で木更津から上ってきました。約5~6分停車している間に、2番線ホームに113系とE217系が立て続けに入線してきたので、横並びになる瞬間を見計らって撮影をしました。
そうこうしているうちに1番線に停車中の「快速SL春さきどり号」の発車時刻となり1・2番線ホームへ移動。定刻よりも2~3分ほど遅れて、機関士がまたしても長い長い汽笛を鳴らして木更津へ向けて出発進行となりました。そして、当方もC57-180の撮影ならびに見学をこれにて終了といたしました。
2007年のちばデスティネーションキャンペーンから3年連続でSLが房総を走りましたが、いろいろと先行きが不安な昨今において“夢と希望を乗せた”SLを今後も定期的に運行させて欲しいものです。